たくさん苦しい思いをして気づいたこと 〜しょうがない〜

統合失調証を発症して13年目。自分なりに病気と付き合いながら生きてきましたが、今日気づいたことがあったのでそれを書こうと思います。

様々な苦悩。病気の苦しみ、人間関係の苦しみ、自分の心と身体が思い通りにならない苦しみ、恐怖、不安、怒りなど、他にも色々な苦しみは人間にはあると思います。全ての人間は思い通りにならない現実に、色々な感情を抱きながら生きています。逆に心地よい感情も時に感じながら生きています。個人的な意見ですが、心地よい感情って1日の中で結構レアなんじゃないでしょうか。仕事が終わってYouTubeを見てる時間がいいなとか、風呂に入ると気持ちいいなとかコンビニで買ったスイーツが美味しいなとか、人によって様々だと思いますが、その心地よい感情って束の間だったりして継続するものではないと思います。

人生って思い通りにならないことの方が多いので不快な感情の方が多いんじゃないでしょうか。

世の中の風潮的に、不快を削除して快だけで生きていくといったようなメッセージをネットから強く受けます。

でも人間は快と不快どちらかで生きていく事は不可能なんじゃないかと思うようになりました。快と不快どちらも切っては切り離せない、避けられないものというか。

病気の苦しみ、人間関係の苦しみ、恐怖、緊張、不安、欲しいものが手に入らない、会いたくない人と会わなくてはならない、自分の心と身体が思い通りにならない、仕事がうまくいかない、自分が嫌だ、理想と現実のギャップに苦しむ、その他諸々、、、

全てがもうしょうがないというか、これらがない人生って逆にどうなの?って思っちゃうし、確かに楽だけど、快だけで人間生きてたらどんな人間になっていくんだろうと思うと怖いし。
きっと人の痛みや苦しみがわからない、薄っぺら〜い人間が出来上がるのかなって思います。

痛みや苦しみは生きていく上で必要なスパイスだし、避けられないし、快と不快の両方で成り立ってるのが人間だと思うから。

だから不快がきたらもうそれを受け入れるしかないし、しょうがないと思うんですよ。

快と不快がある中で自分はどう生きたいかの方が大事だし、生き方が定まったって苦しみが取り除けるわけではないし、病気が治ったってまた別のことで苦しむし、もう全てがしょうがないですよね〜って感じなんですよ。

ブッダも一切皆苦と言ってますし、全てが思い通りにいかなくて苦しいものなんだなと思ったらちょっとは楽になりました、僕は。

かといって悟りを開いたわけでもないだろうし、これからも病気や色々なことで苦しんでいくんだろうと思います。死ぬまで。でも束の間の快感もあると思うから、100%苦しみではないんだと思います。

まとめると、苦しみはしょうがない、色々あるけどとりあえず生きていきましょうって事です。

長文読んでくださってありがとうございました。

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