TENET

ストーリーはシンプル。設定は難解。
誰でもない男が世界を救う。

人生の始まりと終わりは意識できても、あの日が中間地点であったとは終わる直前にしかわからない。

真ん中の日が、どの1日かわからないからこそ、今日を生きるということを疎かにしてはならない。

その日々の中で、誰と出会うか、信頼を得るための行動、言動をしているかがもっとも人生において重要なことだとこの映画は言っている。
誠実に生きれば、困ったときに誰かが助けてくれるかもしれない。
それは若いときにはわからなかったことだけど、今は少しわかる。

世界を救うなんて、ほとんどの人間には関係のないことだけど、自分の点が誰かの線と交わるのなら自分も世界を未来につなげるために必要な1人。

誰の人生でも、主人公は自分。

大好きなデビッド・ワシントン。演技はもちろんアメフトやってたからか走り方がカッコいい。
あとロバート・パディンソンがこんなにいい役者とは知らずに映画見て一番驚いた。
バットマンも楽しみになりました。

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