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将来の夢は?と聞かれて職業を答えるのはおかしい

※この記事は、こばだんな ( @iju_kobayashike ) が運営する
「移住後の働き方戦略室ラジオ」の台本です。
本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
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こんにちわ!
東京から淡路島に家族で移住して
ライターやブログ運営をしたり
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地方移住の経験談と移住後の仕事や稼ぎ方について
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将来の夢って何ですか?

地域おこし協力隊になってから、大学生と一緒に何かをしたり、ライフスタイルについて講義するような場面が増えました。

地域おこし協力隊という、ある意味特殊な仕事をしていると

・なぜ会社を辞めたんですか?
・転職って大変ですか?
・会社ってどんな感じですか?

こんな風な話になったりもします。

一方、大学生には「将来の夢」を聞いたりするようになりました。

かく言う私も、夢を持つことがとても大事と感じたからです。

将来の夢を聞かれて職業を答えるのはおかしいと思う理由

「将来の夢」に対する話題として、わたしの信頼する友人の言葉で、「将来の夢を聞かれて職業を答えるのおかしい」という言葉があります。

この見解、よく考えてみるとけっこう奥が深いと感じました。

わたしも子どもが2人いるので、きっと子どもたちに将来の夢を問うこともあるでしょう。
そんな時には気をつけたいなと思いました。

将来の夢が名詞だと幸せになれない

将来の夢が、「消防士」や「パティシエ」といった職業の名刺だと、幸せになれないと思いました。

と、いうのも名詞だとその職業の方の暮らしぶりや幸福に感じるポイントが見えてこないからです。

「将来の夢の解像度が低い」と言ってもいいでしょう。

例えば消防士の暮らしは、24時間勤務を基本として「1日出勤2日休み」のような過ごし方だったりします。
一般の9時-17時で出勤するようなサラリーマンとしての働き方と暮らし方とは全く違いますよね。

パティシエにしても、
・技術で表現できる範囲が広いお菓子作りが奥が深くてパティシエになりたい
・美味しいお菓子が好きだからパティシエになりたい
・お菓子を食べるお客さんの笑顔が好きだからパティシエになりたい

パティシエになっただけでは、その人が夢に描いた場面はやってこないですし、きっと具体的な動的なシーンになってこそその職業のやりがいや夢になる理由が見つかると思います。

だから、将来の夢は何かと聞かれて職業(名詞)を答えるのは、将来やりたいことや実現したいこと(動詞)答えているわけではないと思うわけです。

将来の夢が分からない…と嘆く気持ちも分かる

なりたい職業や実現したい夢があるような方もいる一方、将来の夢が分からないという人もいると思います。

わたしもその一人でした。

社会に出る前に将来の夢とか言われても、答えられない人の方が多いのが自然だと思います。

なぜなら、知り得たことや体感したこと以外からの想像では決して夢が描けないから。

社会見学や職業体験、インターンやアルバイトなど学生時代に社会と関わる機会は少なからずあります。

こういった機会の他にも親の職業も大きな影響を与えるでしょう。

子どもは親の姿をよく見ています。

将来の夢なんて、学生時代から1つに決めなくても良くて、むしろ大人になってから真剣に考える方が良いとも思います。

結婚して、子どもができた頃、わたしは30歳。
あとは定年まで働くだけ…なんて状況に陥った時、進むべき方向性が分からなくなりました。

目的のない日々を送るのに、人生100年は長すぎます。

大人こそ、夢を持つことが大切だと思いました。


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