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会社を辞めて3年。スキルで飯を食うのは大変だった。

「いつか会社を辞めるつもり」

節電の名のもと、照明が消された昼休みの薄暗いオフィス。青白いモニターに照らされながらデスクでお弁当を食べる会社員時代の僕は、いつもそんな風に思っていました。

とはいえ、いざ会社を辞めてみると「飯を食うのは、思いの外に大変」である事実がそこにはあったわけで…(笑)

そんな前置きをした上でですが、2023年の仕事を振り返り、年の瀬らしく来年の目標でもを語ろうと思います。

2023年を一言で表すと「飛躍」

冒頭のネガティブな温度感と全然違いますが、いったん続けさせてください(笑)

僕が個人で請けているお仕事は、主にオンライン上の仕事の比率が多いです。

  • ライター業

  • 資料制作業

  • オンライン秘書業

オンライン(無限に広がるインターネット空間)広しといえど、実際に仕事につながる御縁はまだまだ局所的。

人のつながりからいただくことがほとんどです。

そういう意味で、
今年は多くのビジネスパーソンに出会い、引っ張り上げてもらい、押し上げてもらい、そして次の仕事につながる。

そういう機会が多い1年でした。

(謙遜ではなくて、ほんとに周りに「引っ張り上げてもらった」感覚が強いです)

なので、クラウドソーシングでほそぼそ仕事をしていた1年前の自分と比べると、飛躍した1年といえると思います。

2023年の仕事を振り返る。

上半期は「ライター」と「資料制作代行」の2本柱。

ライター

  • SEO記事

  • インタビュー記事

  • ホワイトペーパー

2022年からの継続案件をコツコツ執筆。
自分のキャパシティが狭小なこともあり…1-2年近く継続でお仕事させていただいてる案件で、手一杯な感じが否めない状態でした。

資料制作代行

  • YouTube向けスライド制作

  • セミナー、講演資料

  • 営業提案資料

今年は昨年と違い、PowerPoint案件中心だったものがCanvaで納品するプロジェクトも増え、少し受注実績の幅が広がった気がしました。

とはいえ、なんだかいっつも手一杯。
そんなガス欠感のある上半期でした(笑)


オンライン秘書

転機になったのは5月。
オンライン秘書講座へ参加したことで下半期の流れが大きく変わりました。

  • 「オンライン秘書」という仕事に巡り合ったこと

  • 幅広い仕事やその需要に気づくことができたこと

  • オンライン秘書のマッチング事業を営むゆりえもんさんに出逢ったこと

新しい仕事に挑戦するきっかけをもらえたことで、自身の活動場所が増えたり、役に立てている自己肯定感が増えた気がします。

今年の悩み

これまで「ライター」と「資料制作代行」の2本柱で進めてきましたが、少しばかりひっかかることも。

『スキルの掛け合わせ』

そう言えば聞こえはいいですが、どちらも

  • どっちつかず

  • 中途半端

  • (厳しく言えば)二流 

こんな風に感じることもあったのです。

昔からやや器用貧乏傾向、ゼネラリスト思考が強かったと思います。

とはいえ、
誰でもSNSやクラウドソーシングで仕事が獲得できる時代に「何でもできます」は「何ができるかわからない」エッジの立たない存在でしょう。

どう自分の価値を鋭利にしていくか、悩みどころでした。

そんな中で出会えた「オンライン秘書」の仕事は、自分にとって相性のいい世界であり、新しい価値提供の仕方だと、半年経って思うようになりました。

とはいえ、飯を食うのは大変だった。

会社を辞めて3年。
個人で仕事を請け続けてきましたが、会社員をしていた頃の景色とはやはり違う。

大変だと感じる点は2つ。

  • 仕事(≒収入)の安定感がないこと

  • 個人で請けられるキャパシティ(受注量)に限界があること

仕事(≒収入)の安定感がないこと

スキルが分散していたことで、この1年で請けた仕事の内容はバラバラ。

ライターでまとまった案件を請ける月もあれば、資料制作が収入の柱になった月もありました。

いろいろな仕事で稼ぎが作れることは安定感がありそうだけど、営業力が一定のレベルに達するまでの過渡期にはむしろ不安定さが目立ちます。

2歳と4歳の子どもたち、そして妻。
家族を背負う状況では、ふと不安が襲う時があるんですよね。。。

キャパシティ(受注量)の限界

もう1つが、案件を僕一人で請けきれない問題。

今年はリソース不足でお断りしてしまった仕事もそこそこありました。

「チーム化」
「ディレクション」
「仕組み化」

こんな言葉にピクッと反応する下半期でした(笑)

営業部から業務部、そして経理部まですべて仕組み化され、1人休んでも普通に仕事が回せる会社ってやべぇな。。。と、会社の当たり前さの凄さを痛感する毎日です。

2024年の目標は「規模の拡大」

安定感やキャパシティ問題を受け、2024年は受注規模の拡大とそれに必要なディレクション力、チーム・仕組み化を意識したいと思います。

2023年の終盤にかけて、とある案件ではディレクションをスタートしました。

経験値が増えると見える世界の解像度も変わるもので、ディレクションとはなんぞやが少し見えてきました。

ディレクションとは
自分でなければできない仕事を
自分じゃなくてもできる仕事に換えていくこと

実際に現場に立ってみないと気付けないことだったので、やはり経験に勝ることはないなと。

改めて経験値を貪欲に欲する姿勢は忘れないようにしなくてはと、背筋が伸びました。

最後に

こんなクソ真面目な自分語りにお付き合いいただいてありがとうございました。

終始、仕事の話でしたが、仕事が気持ちよくできるのも子どもたちが元気よく、そして妻が機嫌よく過ごせる毎日があるからこそ。

これを読んでくれているあなたにも、大切なパートナーや家族がいるかもしれません。

もしそうなのであれば、年末年始くらいは仕事のことを忘れて、家族との時間を大切にしてあげてください。

年末にやらかした息子の現場(無傷)

ったく、年末の掃除したばかりなのに。。苦笑

みなさんも、怪我のなきよう、素敵な年をお迎えください。



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