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クライアントの信頼を得るために気をつけている提案の進め方

クライアントの信頼を得るために意識していることはありますか?

フリーランスとして3年目。
最近「クライアントへの提案の進め方」について、私なりのこだわりのようなものが見えてきました。

仕事のスタンスにも大別すると2種類あります(めちゃめちゃ大別するとね)。

「言われたことをしっかりをこなす」
「依頼内容を汲み取って提案をする」

基本的には両方必要ですが、今回は特に後者の提案の話。

クライアントへの提案時に意識している「信頼が生まれる提案の進め方」について話しました。

1. 依頼内容から仮説を立てる:クライアントの真のニーズを探る

2. 成果物イメージを具体的に提示:安心感を与える提案づくり

3. 時間を奪わない先回り:効率的な打ち合わせを実現する

依頼内容から仮説を立てる

すなわち、クライアントの真のニーズを探ることですね。

フリーランスとして仕事を始めた頃、私はただ言われたことをこなすだけでした。

クラウドソーシングサイトで仕事を探し、指示通りに作業する。そんな日々が続きました。

(もちろん、それだけでは単価も低く、しょぼしょぼでした)

しかし、次第にこんなことを思うように。

クライアントが本当に求めているのは、単なる作業ではなく、問題解決のためのアイデアや提案じゃないかな?

きっかけはとあるクライアントとのお仕事。

あるキャリアコーチング事業を行うクライアントから「定期セミナーを開催したい」という依頼を受けたことがあります。

この時、私は単に「はい、わかりました」と答えるのではなく、クライアントの真のニーズを探るために仮説を立てました。

「定期セミナーを開催する目的は何か?」
「内部向けか、外部向けか?」
「どのくらいの頻度で開催するのか?」

効果的な仕事にするには、まずこうした問の設定が必要。そしてそれぞれに対する仮説を立てることが大事です。

より具体的で実行可能な提案ができるようにするには、この仮説があるかないかで、提案の質が変わってきます。

「定期セミナーを開催したい」という依頼から
・セミナーのスケジュール
・セミナースライドのひな形 
・向こう半年のテーマ案 など

クライアントが気づいていなかった細部まで踏み込んで提案することができた結果、ある程度の信頼が生まれたような気がしてきます。
(その後、指名で別件のご依頼をいただけたので。)

成果物イメージを具体的に提示

依頼した成果物が「どんなもなのか」は、発注者にとって不安になるポイントですよね。

成果物イメージは安心感を与える提案づくりに欠かせません。

仮説を立てたら、必要な成果物のイメージを具体的に提示します。これは最終成果物と中間成果物の2種類に分けて考えています。

最終成果物とは、直接的に依頼された成果物のこと。
中間成果物とは、最終成果物を作っていくまでにやり取りする成果物(資料やツール)のこと。

最近、大手人事系企業から広告クリエイティブの制作依頼を受けました。

この時、最終成果物としてバナー広告のサイズや規格を明確に示すとともに、中間成果物として管理表やフィードバックシートのひな形を用意しました。

「こちらの管理表を使ってフィードバックをいただければ、お互いにやりとりがしやすくなると思います。いかがでしょうか?」

こんなイメージですね。

このように具体的な成果物イメージを示すことで、クライアントはどのように仕事が進んでいくのか想像がつきやすくなるので、安心感を与えられます。同時に、自分自身の仕事もスムーズに進めやすくなるので、双方にとってよい考え方だと思っています。

時間を奪わない先回り

会社員の時はそんなに気にしなかったんですけど…

時間ってめっちゃ大事じゃないですか?(今更)

フリーランスになってから、時間の大切さや価値が自分の中でかなり上がりました。

なので、時間を奪われることに過敏になりつつあります。

きっとクライアントさんも同じ気持ちだろうなと思います。

なので...必要な打ち合わせでは、なるべく効率的な議論や検討ができることを目指します。具体的な心構えとしては、「先回り」の準備ですね。

クライアントから得た情報をもとに仮説を立て、成果物イメージを用意します。

さらに、想定される判断ポイントについても、AプランとBプランのように選択肢を用意しておきます。

「こういう結論であればAプラン、こういう場合はBプランが適していると考えています。私としてはこちらがおすすめですが、いかがでしょうか?」

このように、可能な限り仮説を元に検討の叩き台準備することで、打ち合わせの場で具体的な決定事項を生み出せるようになります。

結果的にはクライアントの時間を無駄にせず、効率的に進められるはず。

こうしたポイント意識して提案やコミュニケーションをすると、単なる作業者ではなく、クライアントのパートナーとして信頼されていきます。

(仕事の質も、いただく仕事の量も向上してきた気がします)


もちろん、これらのスキルは一朝一夕には身につきません。私自身、会社員時代の上司や取引先のコンサルタントから多くを学びました。

そして、フリーランスになった今、それらの経験が大いに役立っているのが実状です。

フリーランスの皆さん、ぜひ提案力を磨いてみてください。クライアントの信頼を得ることで、きっと新たな可能性が開けるはずです。

今回のオチ

今回も音声配信からnoteのコラムを作ってみました。

Claude3.5になってから、さらに精度が向上したようにも見えました(凄)

あと、今回は全工程をスマホでやってみました!

結論、パソコンの方が効率的!
(スマホだと1時間くらいかかったかも)

スマホでやろうと思うとコピペ作業がめちゃめちゃめんどう!

  1. Listenの音声文字起こしをコピー

  2. Claudeでコラム化

  3. noteで編集

noteはアプリでの執筆でしたので、苦ではないけれど、パソコンの方が慣れてるので早いかなー。。。

スマホでできると場所を問わず、スキマでできるんですけね。

もう少し工夫が要りますね。。

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