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マイナンバーカードとは何か②

マイナナンバーカードとオンライン資格確認システム

 この説明の中で「便利」といわれていること、診療情報・投薬履歴の資格との紐づけ、電子カルテ等との情報共有の仕組みは、「オンライン資格確認システム」に組み込まれるものであって、マイナンバーカードが必須のシステムではない。マイナンバーカードによらず、保険者番号等で情報照会、情報共有ができる。

 これはそもそもマイナンバーカードの利用を前提に考えられていたものが、マイナンバーカードの利用がうまく行かない場合を想定してシステムが二重した結果。このシステムの二重化によって、オンライン資格確認システムの便利さ≒マイナンバーカードの便利さではなくなってしまった。

 河野大臣の説明からはこの重要なポイントが抜けている。

イベントでも使える


 マイナンバーカードの本人確認機能を使って民間のイベントのチケット代わりに使える、という話の中でもやはり認証手数料の件が漏れていた。保険証利用では都度一回二円の手数料が発生し、J-LISに流れる。必ずこの認証手数料の話は言われない。

 何故か認証手数料の件は伏せられる。情報をオープンに制度は進められて行くべき。




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