12感覚の世界の入り口
人間が持っている感覚で
よく聞く〝五感〟は、馴染み深い。
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚。
これはほとんどの人がぱっと答えられると思う。
はて、その他に七つも自分に感覚があるなんて、
はじめは全然ピンとこない。
第六感っていう言葉があったよなーって
思い出して、日本国語大辞典で調べてみた。
だいろっかん 【第六感】
〘名〙 身体にそなわった感覚器官を超えて、ものを直感する感覚。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚以外の、するどく物事の本質をつかむ心の働き。直感。勘(かん)。霊感。インスピレーション。虫のしらせ。
ふむふむ。
なんとなく超人的な感覚のこと?
という認識だったけど、こういうことなのね。
まぁこれはおいとこう。(余談)
シュタイナーの12感覚は、五感の他に
・生命感覚
・運動感覚
・平衡感覚
・熱感覚
・言語感覚
・思考感覚
・自我/他我感覚
という七つの感覚があるとしていて、
これら12の感覚を
下位・中位・上位の感覚に分類している。
ここで、今までにまとめてきた
肉体・魂・精神(霊性)と連動してくるのだ!
下位の感覚は〝肉体〟
触覚・生命感覚・運動感覚・平衡感覚。
(自分の内側に向かう感覚)
中位の感覚は〝魂〟
嗅覚・味覚・視覚・熱感覚。
(世界と関わるときの感覚)
上位の感覚は〝霊的/社会的〟
聴覚・言語感覚・思考感覚・自我/他我感覚。
(自分の外側に向かう感覚)
ちなみにこれらの12感覚は、
12星座や火土風水4つのエレメントとの
相関関係があり
人間と宇宙が呼応していることを示している。
なんて興味深いのか!
このへんも勉強してみたいけど、
それは12感覚を学んでからということで。
まずは、下位の感覚(肉体・身体感覚)から
掘り下げてゆきましょう。
次回へつづく〜