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【東京〜枕崎 新幹線を使わずJR在来線乗り継ぎの旅】 3日目

皆様こんにちは。3月15日金曜日、旅は3日目となります。2日目の記事はこちらからどうぞ。

本日は松江からのスタート。まずは朝食を食べます。いつもの私であれば、朝食はホテルで食べるのではなく、スーパーやコンビニでパンを買ってきて節約するのですが、今回は卒業旅行。ちょっと奮発して、宿泊した松江ニューアーバンホテルで朝食ビュッフェをいただきます。実はホテルを予約した時は素泊まりで朝食をつけていなかったのですが、昨日夕食を食べたお店にて、アーバンホテルの朝食は美味しいとおすすめされたので、食べてみることにしたのです。

めちゃ美味しい朝食バイキング

これがもう大当たりでしたね。デザートとかも含めて2回おかわりしたんですけど、全部の料理が美味しかった。ちなみにレストランはホテルの最上階にあるので、食事しながら宍道湖の景色を眺めることもできます。

レストランからのレイクビュー

お値段は1980円と学生旅行の朝食としてはお高めでしたが、最高でした。

本日は松江より特急スーパーおきを使って九州を目指すのですが、列車は10:30出発。少し時間があるので、松江城を見てから列車に乗りたいと思います。

松江城に隣接する島根県庁

松江城に行く道中で島根県庁がありました。皆さんTBSで放送されたVIVANTというドラマはご覧になりましたか? 私はどハマりしたのですが、そのドラマのワンシーンで島根県庁が登場しています。VIVANTでは他にも出雲大社や奥出雲など島根県の各地で撮影をしています。今度島根に来た時にはレンタカーでも借りて、ロケ地巡りをしてみたいなー。あーVIVANTもう一回再放送しないかなー(どうでもいい)そんなことを思っていたら、松江城に到着。

松江城は現存12天守の1つであり、国宝に指定されています。もっとも松江城は、いつ建設されたかが明確でない状態が続いていたそうで、最近になって見つかった祈祷札から建設年代が判明し、国宝の指定を受けることになったそう。

8:30の開館と同時に天守閣に入りました。柱が本当に立派。天守閣は5階建て。昔のままの状態で残っているので、階段がめちゃめちゃ急でした。

天守閣最上階から松江駅方面の景色
こちらは出雲市方面の景色

天守閣より高い建物が周りにあまりないので、最上階からは周辺を一望することができます。それにしても天気が最高。山陰は曇りがちの天気が非常に多く、快晴な日は結構珍しいと、昨日夕食を食べたお店で女将さんに教えてもらいました。考えてみれば、ここまでの3日間は快晴が続いています。この調子でこの後も天気が悪くならないでほしいなー。

10:20頃にサンライズ出雲号が到着

松江駅に戻ってきました。乗車する特急スーパーおきを待っていると、サンライズ出雲号がやってきました。本来9:30ごろ松江駅に到着するのですが、この日は前日に東海道線にて人身事故が発生したため、50分ほど遅れて到着。運よく姿を見ることができました。

使用車両はキハ187

12本目 松江10:33発→新山口14:21
特急スーパーおき3号 新山口行き(3003D)
指定席特急料金 2750円

サンライズ号が発車して10分後、スーパーおきは定刻で松江駅に到着。この特急は鳥取と山口を結ぶ長距離ランナー。これに乗って新山口を目指します。途中の区間では、美しい日本海の景色を眺めることができます。

もう言葉はいらないですよね。この区間は私初めて乗ったのですが、とてつもなく綺麗でした。ここまで海のきわスレスレを走る路線は、全国見てもそうはありません。海ぎわを走る路線ってありますけど、大抵の場合は道路も並走していて、道路の方が海に近いっていう場合がほとんどです。

しかし山陰本線の場合は、鉄道の線路が一番海に近いという区間がたくさんあります。本当に目の前が海なんですよね。もう最高でした。ちなみに私は見れませんでしたが、本当に運がいいとイルカが泳いでいる姿が見られるそうです。列車からホエールウォッチングできるなんて凄すぎませんか。

益田駅に停車

美しい景色を眺めていたら益田駅に停車。ここまでは海沿い山陰本線を走ってきましたが、ここからは山口線となります。列車は内陸へと進んでいきます。

お昼はかに寿し。1680円
新山口駅はSLやまぐち号の始発駅

4時間ほどの乗車で列車は新山口に到着。景色見て弁当食べたらあっという間に着きました。山口線はここまで。ここからは山陽線の普通列車に乗り換えます。

使用車両は115系

13本目 新山口15:03発→下関16:13着
普通 下関行き(3327M)

この列車では完全に寝てました。沿線の写真が1枚もありません。すいません。起きたら下関駅に着いていました。

下関駅に到着

米原からずっと乗ってきたJR西日本の管轄は下関まで。ここからはJR九州の管轄となります。お隣には小倉行きの列車が止まっているのですが、すぐには乗らずに途中下車。駅前にカーシェアがあったので、少しだけ車を借りて下関を観光します。

奥の方にうっすらと本州が続いているのが見えます。ちょっと分かりずらいですかね。
橋を渡った先は九州。レトロタウンの門司とその先には小倉の景色も見えています。

下関駅から車で20分ほどで到着する火の山公園は、関門海峡の景色を一望することができます。船舶の往来も活発で、非常にゆっくりとしたスピードで関門橋の下を多数の船が行き交います。なお関門橋は高速道路の橋。鉄道と一般道は関門海峡をトンネルで通過します。列車を乗り継ぎ何日もかけてこの景色を見ると、なんだかすごく達成感を感じるのですが、ゴールの枕崎まではまだ500km以上もあるのです。終わった気になってはいけません。

下関には他にも唐戸市場など様々な観光スポットがあるのですが、それは次回見に来ることとします。1時間カーシェアを借りて利用料金は880円。

下関駅のホームは古い状態のまま残ってますね。特に時計がいい感じです。絵になる景色。
使用車両は415系

14本目 下関17:51発→小倉18:06着
普通 小倉行き(5191M)

この列車に乗って本州とお別れ。関門トンネルを通って九州に入ります。ちなみに山陽本線は九州に入ってすぐ停車する門司で終点。門司からは鹿児島本線に入ります。

門司駅に到着する手前で、電化方式の切り替えのため、列車の明かりが一瞬消える。
本州は直流、九州は交流での電化。
JR九州の駅名標ってなんかいいですよね。

15分ほどで北九州市の大ターミナルである小倉に到着。

多数の路線が乗り入れる小倉駅。駅舎がすごく立派です。駅周辺には多数の商業施設があります。やはり都会にくると駅前が栄えていますね。地方だと車社会ですから駅前が閑散としているのですが、やはり北九州市は大都会。駅周辺になんでも揃ってます。

夕食は焼きうどんのお店にて。左にあるのは小倉名物のぬかだき。
餃子もつけました。全部で1530円

本日は小倉にて宿泊。明日はここから鹿児島を目指します。最後に今日の支出を報告して終わりとしたいと思います。では。

3日目の支出
交通費 
スーパーおき 指定席特急券 2750円 下関でのカーシェア 880円 
ホテルから松江駅までのバス 170円
交通費合計 3800円
飲食費 朝食1900円 昼食1680円 夕食1530円
飲食費合計 5110円
宿泊費 6300円
その他 松江城入場料 680円

3日目支出合計 15890円


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