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違う視点から自分を見てみる

自分の外見を、自信を持って「好き」と言える人って、どのくらいいるんだろう。
最近そんなことを思っていました。

わたしは、これまで生きてきた中で「自分の身体が好き」と思えたことはほとんどありません。
小さいころから「ぽっちゃり」で、大学時代には「大デブ」に突入。
その後、ゆっくりと痩せて「ちょいぽちゃ」になったものの、結婚後またお太りさまへ。

まぁなんというか人生の大半が太っていたわけです。
なんなら生まれたときから大きかった!
(なんと4000g超。おかあさんありがとう)

「スリム=美しい」が標準的な世の中にあって、「ぽっちゃり」だったり「おデブ」だったりした自分に、どうしても自信が持てませんでした。

んじゃ痩せればいいじゃん。
そう思うでしょ?
私もそう思うんだけど、根気の足りない私にダイエットは不向き。笑
(言いわけとも言う)
そして食べることが好き!

ダイエットに挑戦したことは多々あれど、ほとんどが失敗に終わりました。

そして「ダイエットすらできない自分」「自己管理ができない自分」が嫌いになっていく。
失敗を繰り返せば繰り返すほど「私ってほんとにダメ人間だなぁ」という、自分が自分に貼るレッテルが貼り重ねられて、心の中の澱が分厚くなっていくのです。

気が付けば、「自分キライ」がどんどん増長されて、自分自身を蝕んでいきました。

もはや、永遠に自分のことは肯定してあげられないんじゃないか、そんなことを思っていたとき、youtubeからこの動画をオススメされました。


みんな苦しんだり、自信を無くしたりしている。
この動画では、外見に自信を持てない女性たちが、撮影を通じて客観的に「自分の魅力」を目にします。
そしてとても素敵な笑顔を見せてくれるのです。

痩せているとか太っているとか、みんないろんな悩みは抱えているけれど、それを超えて「自分らしい魅力」を見つけられること。
それってなんだか、最強の自信のような気がする。
少なくとも、わたしも彼女たちのように「自分的魅力」をクローズアップしたいと思いました。


動画の中の彼女たちはとても素敵だった。
そして、自分の魅力を見つけてとても嬉しそうだった。
その様子を目にして「自分自身に対する視点を変えることが新しい扉を開くんだな」と知ることができました。

外見に対する悩みやコンプレックスは、たぶん消えることなんてなくて、痩せていても太っていても、きっとみんな何かしらのモヤモヤを抱えているんだと思う。
でも、消えない悩みにフォーカスすると心が辛くなってしまう。

それならば、延々と続く「消えない悩み」より自分らしさを「いいよいいよ」と大事にしてあげよう。

同じように自分に自信が持てない方がいたら、ぜひこの動画を見てほしいと思います。

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ところで、この動画に限らず、「お太りさま」を肯定する記事や動画に対して、必ず「デブは甘え」「自堕落な生活をしているから太る」「生理的にムリ」というコメントを残す人たちがいます。


世の中には、いろんな人がいます。
特に外側はいろんなことの影響が出やすい。
生まれつきのものもあれば、生活スタイルの影響だったり、体調の影響もあります。
もちろん、努力の結果だってある。

でも、それを何も知らない赤の他人がとやかく言うのって、どうなの?と思います。
「だらけてる」「自己管理ができない」と断罪するのって、好きじゃない。
その人の何を知って、そんなことを言うんだろう?

知りもしない他人にネガティブなコメントを残してるのを見ると、結構嫌な気分になりませんか?
(わたしだけかな。笑)


自分自身を大事に扱うと同時に、他人を尊重することも大事だなと、強く思います。

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さて、この動画を見たあと、ぼんやりと「自分は太っているけれど、それほど痩せたいとは思ってない」ということに気が付きました。笑
最近は大きいサイズの服も結構充実してきて(過去比)、やろうと思えばおしゃれも結構楽しめます。
この10年ほどは、ほとほと自信を無くしていて、おしゃれする気にもあまりなれなかったのだけれど、「好きな服を着て自分らしくいる」って、わたしにはかなり大事な要素なんじゃないかな。

なので、スリムになりたいとは思わないけれど、着たい洋服が着こなせるようにはなりたい。
具体的に言うと、肩から二の腕をもすこしすっきりさせ、お腹のぷよぷよをもすこし引き締めたい。笑

スリムには生まれつかなかったし、気持ちも弱いわたしだけれど、自分らしさと「こうありたい」のほどよいバランスを保ちつつ、いい着地点を見つけようと思います。
「気持ちを強くする」とかの変革じゃなく、自分をこうやって違う視点から評価することこそが、いちばんの改革なのかもしれないですね。

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