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多様な生態系の循環

土壌の質は、母材の性質、生物学的過程、地質、そして気候によって決まるといわれている。
土壌成分は養分循環に支えられ、その土地の生産性に大きく影響する。
土壌の生物多様性が豊かであれば、養分循環に影響を与え、作物の生産量も向上するといわれている。

少し前から「土壌」に興味がわいてきました。
自分で育てている植物や野菜の生育状況がきかっけです。
土壌の問題や、やってくる虫や生き物の関係、天気。
最初は、うまく育たないものと、育たないといわれていたものが大丈夫なものがあるなと思う程度でした。
そうして、ちょうど生態学を学びながら、生態系の多様性について考えさせられるのでした。

 環境再生型農業と有機農業の違い


「環境再生型農業(リジェネラティブ農業)」

・不耕起栽培…農地を耕さずに作物を栽培する農法
・被覆作物の活用…作物を栽培していない期間に、農地を覆うように作物を植える農法
・輸作…同じ農地に一定期間をあけて異なる作物を交互に栽培する農法
・化学肥料や農薬の不使用(または最低限に抑える)


ふと、フィトンチッドと生態系の多様性というのは、重要な関係になるのでは?と思いました。
考えてみれば、当たり前なのですが
なんだか自然の癒しのようなことしか考えてなかったけれど、色々学んでいくと知識の循環も起こるのでよかったなと思っています。

フィトンチッド(phytoncide)とは、微生物の活動を抑制する作用をもつ、樹木などが発散する化学物質。植物が傷つけられた際に放出し、殺菌力を持つ揮発性物質のことを指す。

森林浴はこれに接して健康を維持する方法だが、健康だけでなく癒やしや安らぎを与える効果もある。フィトンチッドはその殺菌性や森林の香りの成分であるということから良いイメージがあり、森林浴の効能を紹介する際に良く用いられている。

wiki

有機農業は生物多様性を向上させることはできるが、問題点のひとつに作物生産量が低いことがあり、生産量をあげるために農地をひろげた場合、森林伐採などの可能性があると聞きます。


「有機農業の推進に関する法律」による定義

・化学的に合成された肥料や農薬を使わない
・遺伝子組み替え技術を使わない
・環境への負荷をできるかぎり低減する

国際的な基準は、上記に加えて下の2つが必要

・種や苗を植える前の2年間も化学肥料や農薬を使わない
・他の畑から化学肥料や農薬が入ってくることを防ぐ

温暖で湿潤な気候の日本では、病気や害虫の被害や雑草が発生しやすく、化学肥料や農薬を使わない場合、通常よりも手間やコストがかかり、生産量が減ってしまうのが現状。




もう少し、植物について学びをすすめたら、土壌について深く学んでみようと思っています。

最後までお読みいただいてありがとうございました。 スキいただけるとはげみになります(^^♪