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4ヶ月経っても悩みは変わっていなかった

「好きなことを仕事にすること」について、改めて考える(真剣に考える)きっかけになった出来事から4か月が経ちました。

それまでの間、家族や友人に「やりたいこと」や「これからの働き方」について話を聞いてもらったり、自分でも答えを見つけるためにとにかく本をたくさん読んできました。自己啓発本、ビジネス本、理想の働き方を手にした方の本、「本当にやりたいことを見つける方法」の本など・・・とにかく「読みたい!」と思った本は手あたり次第読んできました。

勉強になったこともたくさんあるし、多くの考え方にも触れることができました。そして、「自分はどうしたいのか」を見つけるため、本に書いてあった「自分への質問」に答えてみたりして、インプットとアウトプットをしているつもりでした。

しかし、何冊も、何10冊も本を読み、「自分への質問」に答える場面が多くなると、なんだか今までのような勢いや元気みたいなものがなくなっていることに気が付きました。良さそうな本に出会うと、「今度こそ、この本で探している道が見つかるはず。」そんな期待に胸を躍らせる反面、「悩みの本質には辿り着けない気がする」と思うようになったのです。

以前のnoteでも書きましたが、「答えは自分の中にしかない」ことも分かっているつもりでした。でも、分かっていなかった。。改めて実感しました。
本に書いてある「自分への質問」は確かに「自分への問いかけ」すなわち、「答えは自分の中にしかないから、この質問をきっかけに自分で考えてみてね」というメッセージであり、きっと作者もそのような意図なのでしょう。でも、それはあくまで「きっかけ」であり、悩みを解決する「本質」ではないということ。解決するにはもっともっとその先の深い部分まで辿り着く必要がある。そして、その質問の数々は、「その作者にとって最も効果的な自分への質問」だったということ。もしくは、今までの経験上、多くの人を解決に導いた質問でもあった。

でも、たくさんの質問に出会えば、その中のいくつかは「いまの自分に必要な、適切な質問、切り口」としてとても役に立つけれど、それ以外は逆にモヤモヤする要因になることもある、

誰かが上手く行った方法が万人に当てはまる訳ではない

当たり前かもしれないですが、最近はそんなことに気が付きました。

そこで、このモヤモヤを解消するために、小さな一歩でも踏み出せるように
「自分への向き合い方」として私に合っていた方法が

ノートに手書きで問題を書き出し、心や感情の思うままに、それについて思っていることや考えを「書く」ことで自分と対峙すること。

「なぜそう思うのか?」「それは本当に必要か?」を書き出し、そこから「小さな行動」につなげる、というやり方です。

とてもシンプルでした。

でも「書くこと」は、昔から悩んだときやモヤモヤしたときに取り入れていた方法なのです。書いた後は、「なんでこの状態になるまで書くことをしなかったんだろう?」と思うほど、私の中では効果を感じていたことでした。

それでもやっぱり、自分の外に答えがあると考えてしまった。

本を読むことでたくさんの「気づき」や「発見」はあったので、今までの時間が無駄だったとは思いません。でも、ノートに書き出してみると、

4か月経っても悩みは変わっていなかった、のです。

ちょっと衝撃でした。遠回りしましたが、もう一度、自分に向き合おうと思いました。

・悩みがあるなら、不特定多数に向けた質問より、自分へ直接その悩みについて質問した方が、糸口が見えてくる。

・自分に「ない」ものばかり求めず、「ある」ものの中から選んで行動する。

簡単ではないですが、「ライフステージが変わっても自分らしく豊かな人生を過ごす」ため、自分を受け入れて進んでいこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

2021.09.01 koara

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