6,7月 リアルで言ってみたり、分析したり

この二か月は、ちょっとリアルとパソコンの中をくっつけた期間でした。これまで小説を書いていることはひた隠しにしてきましたが、少しだけリアルに出してみたんです。

職場の人に「小説書いているんです」と話してみたり、「本を出したいんです」と出版社の人に相談に行ったり。

なぜそうしたか、明確な理由はないけど、「言ってもいいかな」と少しゆるんだからです。隠すことじゃないなって。

「こうありたい」と願うことについて、恥ずかしがって隠しているのは、自分の中でブレーキを踏んでいることになるんじゃないかと、なんとなく感じたからかもしれません。

それと、以前から連絡を取っていた方に、誰にも見せていない小説を読んでもらって、感想をもらったのも大きな出来事でした。どこまで伝わったか、どこが分かりにくかったかを丁寧に教えてもらって、とても参考になりました。こうやって読み合える場って、思っていた以上に私には必要かもしれません。

あともう一つ、一緒に本を作りたいねと言っている友達が、素敵な絵を見せてくれました。可愛くてときめいて、創作の楽しさを思い出せました。いつか完成するときが楽しみです! 私も文章をよくしなきゃ。

こんな感じで、この二か月は、少しだけリアルとくっついた私の「物語を書くこと」でした。

6,7月は、賞に出していたものの、結果がいくつか出ました。自分では気に入っていたものが中間発表にも残らないのは悲しい。だけど、「そうだよね」と言えてしまう隙がありました。もう、その隙を残さないようにしたい。

途中にも残らないのは、賞を分析できていない、それ以上に、小説になっていないということだと受け止めています。

ひとつだけ中間に残ったものがあって、それは賞を分析できた結果だと思っています。文章はまったくうまくないし、内容で残ってる。その主催者が誰をターゲットにしたどういうものを求めてるか、がよく想像できて、それに合わせることが出来たかなと思います。

この作品は、三分の一まで書いたものを、いったん全部書き直しました。私はもっと地味でほの暗い感じにしたかったけど、これじゃあ賞に合わないなと思って、捨てました。自分を捨てられたのがよかったのかもしれないです。でも、自分を全部捨ててしまうと意味がない。独りよがりのこだわりを捨てられるか、なのかなと、なんとなく思いました。

今は、長編を二作書いています。九月末までに完成する予定。

6,7月は、長編をやりながら、どうしても短編に逃げていました。短編は、書きたいものがすぐ形になるので気持ちいいし楽しかったです。

でも、そろそろ逃げ場もないよ、と自分に言いながら、あと二か月は長編をやっていきます。全部を、書ききれますように。

8月になってから、また色んなことを感じながら過ごしています。

だけどそれは、また今度書こうかな。最近noteでは、じっくり寝かせたことを言いたい気分です。

また、言葉たちが眠りから覚めたら、遊びにきます!




もしも「いいな」と思われたら、ぜひサポートお願いします♩ZINE作成の資金にさせていただきます。