やりたいことはすでに叶ったように。

新年の抱負を語ることは気持ちいい。
今年こそは、達成しようとやる気が出る。

だけど3ヶ月後。たまたまそれを見返したとき、抱負とはかけ離れた、これまでと変わりない生活を送っている自分にガッカリする。そしてまた決意を新たにする。

それになりたい、それをしたい、という希望の気持ちは、ずっとそれ自体が叶っていく。なりたい、したい、状態がずっと続いて。ほらね、願いが叶ってる。

だから私は抱負をかたらない。
やりたいことや、こうだったらいいな、はあるけど、それを目標として手帳に書くこともしない。

かわりに、もう叶ったかのように書いておく。

新しい手帳には日記として、適当な日付に出来事と感想を書き記す。その日になって、叶っていなくても関係ない。だって、適当に書いただけなんだから。少し日程がずれるだけかもしれない。

そして、先に叶ったものとして行動してみたりもする。去年、私は願っていることがあって、それが叶ったときのために衣装棚を一段まるまる空にした。

そして、今はそれが現実になって、新しく入って来たものを入れている。まだ棚はうまっていない。これから、今年、来年と、みちみちと新しいものを入れる予定になっている。そう。もうそれは、去年と違って、予定、になった。

やりたいことは、抱負としてかたるのではなくて。すでに、叶ったように。