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初めての病棟指示 8シチュエーション 〈前編〉

良くない病棟指示の特徴患者ごとに不要な個別化がされており、標準的でない/汎用性が低い 記載が冗長である Dr.Callのタイミングがわからない/不適当 指示が更新されず、患者の病態の変化に合っていない ① 発熱時の指示発熱への対処が必要な理由 臓器障害の予防:心肺停止からの蘇生後、急性期脳障害、高体温、41℃以上の極端な発熱 など 自覚症状の緩和 発熱時に使用する薬剤 アセトアミノフェン(経口:カロナール、静注:アセリオ) NSAIDs(解熱作用だけでなく

    • 発熱性好中球減少症(febrile neutropenia)

      定義ただし、ガイドラインでは、上記の基準を満たさなくても個々の患者背景を考慮して経験的抗菌薬治療の適応を判断するとしている。 好中球数は正常だが機能異常がある場合 薬物療法や放射線治療による口腔や消化管の粘膜障害 腫瘍による気道、消化管、胆管、尿路の閉塞 低体温の敗血性ショック など 初期評価病歴聴取 オーダー リスク評価入院/外来のどちらで治療するかは、①疾患・がん薬物療法によるリスク、②身体的リスク(MASCCスコアを含む)、③心理・社会的リスクの3観点から

    初めての病棟指示 8シチュエーション 〈前編〉