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高知旅行 〜牧野植物園編〜

こんにちは。こあらっこです。
子どもが夏休みに入ったので、家族で高知へ旅行に行ってきました。
二泊三日くらいしか旅行期間がとれず、しかも初日から飛行機が遅れるというハプニングがあったため、3箇所くらいしかゆっくり巡れませんでしたが、とても充実した旅行でした。
やっぱり旅行はいいですねー。
巡りながら思ったことも色々あるので、ご紹介いたいなと思います。


牧野植物園

最初は今話題のNHKの朝ドラ「らんまん」の主人公、植物学者の牧野富太郎さんを記念した植物園です。といっても、ぜーんぜんテレビを見ないこあらっこは今話題だというのを最近知りました。

植物園へのアクセス

高知龍馬空港からレンタカーで約30分。( 東部自動車道使用)
高知市内にあるため高知駅からのアクセスもよい場所にあります。(マイ遊バスという周遊バスで高知駅から約30分)
こあらっこは、高知龍馬空港からレンタカーで行きましたが、距離がある割にあっという間につきました。植物園は高知市内にあるのですが、小高い山の上に作られていることもあり、植物園に着くまでの山道がちょっと狭くてびっくりしました。普通の車なら難なく通れますが、ここをバスも通るのかな?通れるのかな?と思えるくらいの道の狭さでした。

駐車場はそこそこ広く、夏休みの平日に行ったこあらっこは悠々と車を止めることができました。周遊バスが止まるバス停も、植物園の入り口のすぐ前にあり、こあらっこが見る限り、常に数人はバスを待っている人がいたので、バスで来る方もそこそこ多いようですね。
まあ、高知駅からアクセスいいですからね。

植物園を観光先に決めた理由

この度の高知旅行で「牧野植物園」を選んだのは、今話題の牧野富太郎博士に興味があったわけではなく、同植物園で行っている企画展「食虫植物展」が面白そうで、子どもも楽しめるかなと思ったからでした。こあらっこは、暑い季節にお外を歩くのは自律神経が乱れている関連でとても苦手なので、旅行を企画していた当初は、行きたいけと無理だなと思っていました。逆に、高知にある日本三大鍾乳洞「龍河洞」に行こうかと思っていました。涼しいですしね。
しかし、

  1. 初日の飛行機が数時間遅れたこと、

  2. 高知市内に宿をとっており、晩御飯を食べる場所も予約していたので時間的に制約があったこと、(龍河洞は高知空港から30分くらいの場所にあるのですが、高知市内とは反対の方向に移動する必要があるので、移動に時間がとられるというデメリットがありました)

  3. 台風の影響で高知市の天気予報が「曇り時々晴れ」で、最高気温も32度くらいだったので、植物園を見て回れるかも!?と思ったこと、(←ここ勘違い)

が重なり、急遽行き先を変えたのでした。
今から考えると最高気温32度で曇り時々晴れならお外を歩くのにはかなり冒険な感じなのですが、当時東京の最高気温が35度を超える日々が続いていたので、曇りでこの気温なら見て回れるかも!?と思ってしまったでした。(苦笑)

真夏の植物園を巡るのはやっぱり厳しかった

牧野植物園は1958年に開園しているため、建物も古いのかなと想像していましたが、建物はどれもとても新しくて「最近できたばっかりなの!?」と思うほど立派な施設でした。

当初は「最高気温32度なら大丈夫かも!?」と思っていた気持ちは、車からおりた瞬間に、「大丈夫かな?(汗)」という不安に変わりました。太陽が薄い雲に隠れている時はいいのですが、曇から出てきて照りつけると強烈な暑さですね。やばかったです。植物園は春か秋の気候の良い時に来るものだなと改めて感じた次第でした。

とはいえ、きてしまったものはしょうがない。できるだけ、クーラーが効いている建物中を見学しようと思って受付に行ったところ、
「先ほど、一時間しか咲かない花。ムジナモが咲いたと連絡が来たんですよ🎵」
「もう間に合わないかもしませんが、温室にあるので急いだら間に合うかもしれませんよ🎵」
という受付のスタッフさんのありがたいお言葉により、急遽行き先は受付からだいぶん離れている南園の温室へ。最短ルートを通るため、小高い丘を登り、足場の悪い石の階段をひたすら降りて、南園へまっしぐら。受付の隣の売店で冷たいミネラルウォーターを買い、ペットボトルカバーに入れて持ち歩いていたので、ギリギリ体が持ちましたが、買っていなかったらかなりやばかったです。途中で気持ち悪くなっていたかも。

暑さにゼーゼー言いながら、南園の温室につきました。温室というだけあって勿論クーラーは効いていません。ただ、真夏の強烈な日差しの中よりは、日陰なので幾分過ごしやすくはありました。(実際は倒れないように気を張っていたのと、頻繁に冷水を口にして体を冷やしながら進んでしました。)

温室と食虫植物展

温室の入り口「みどりの塔」は、ガイドブックにもデカデカと乗るくらい見栄えの良い石づくりの塔になっており、ラピュタを連想させるような石と緑が茂る美しい塔でした。その入り口をくぐり、温室の中のジャングルを歩いていると若干ひらけた場所に出て、そこに「ムジナモ」がありました。こあらっこが到着した時は、幸運にもまだ咲いており、写真に収めることもできました。これ、本当に食虫植物なの?というほど小さく、色も白っぽい黄緑で葉っぱとあまり変わらない色だなとというのが率直な感想でした。

温室に展示してあったムジナモ
幸運なことに一輪咲いていいました

他にも、色々な食中植物が展示されており、それなりに楽しかったのですが、HPでデカデカと食中植物の企画展として歌っていたので、もっと大々的に、もっと多種多様に、もっと小学校低学年の子どもでも分かりやすく展示してあるのかと想像していました。なので、展示の規模、種類、説明の仕方を含めて少しがっかり感がありましたね。ただ、温室としてはとても素晴らしく、滝があったり、魚が泳いでいる水槽があったり、水が流れているところを飛び石を渡りながら水槽に近づけたり、大きなオニバスのある池?があったり、子どもでも楽しめる温室でしたよ。
(暑さでクラクラしていたので、植物園で撮った写真はムジナモだけです。撮影する余裕がありませんでした。。。汗)

ショップとレストラン

温室から出て、暑さで死にそうになりながら、どうにかクーラーのある場所を探すと、ありましたありました🎵温室のすぐ近くに、ミュージアムショップとレストランが。お腹は全然空いてなかったので、レストランには入らず、ミュージアムショップでお土産を物色しつつやっと体を冷やすことができました。ほっ。

夕方から高知市内でご飯を予約していたので入りませんでしたが、ショップの隣にあるレストランは一面がガラス張りで植物園や温室が一望できる長めの良いレストランになっていました。夏休みの平日、午後のお茶をするような時間帯でしたが、そんなに人は入っておらず、ゆったり過ごせそうな雰囲気でしたよ。もし、行かれた際は植物園の眺めを堪能しながらまったりランチやカフェを楽しむのも良いかもしれません🎵

ショップ自体は、牧野博士の植物画の絵葉書や本、クリアファイルといった雑貨から、牧野博士の似顔絵のピンバッチやなぜかネコのピンバッチ、クッキーや香水?のようなものまで色々ありました。牧野博士を記念した植物園なので、牧野博士由来のもののグッズが多いのは当然だと思います。しかし、食虫植物展メインで来園したこらっこ家族は、珍しい食虫植物のピンバッチや面白い食中植物グッズがないかと期待してショップに行ってしまったため、少々がっかりしました。(苦笑)
色々悩んだあげく、夫は牧野博士の似顔絵ピンバッチ、子どもはお花のコースター、こあらっこは牧野博士の植物画の絵葉書を購入。こあらっこは基本的に、自分にお土産はあまり買わないのですが、この牧野博士の植物画があまりにも美しかったので家のどこかに飾ろうかなと思って購入しました。本当に、めちゃくちゃ綺麗です。この後、牧野記念館で牧野博士についての展示を見ましたが、他の植物学者から見ても牧野博士の植物画は素晴らしく、画家の絵というよりは植物学者の絵であり、ものすごく忠実に描かれていると記載されていました。

牧野富太郎記念館

ミュージアムショップのクーラーで外側から体を冷やし、ショップに売っているアイスクリームとジュースで内側から体を冷やしてようやく元気になったこあらっこは、もう外は無理!ということで、最後に牧野富太郎記念館の展示を見て回りました。
といっても、牧野富太郎記念館も本館と展示館の二ヶ所あり、本館は受付の近くにあるのですが、展示館は本館から少し歩かなければいけない場所にありました。ただ、こちらは、屋根のある通路が作られており、暑さ対策のために上からミストが落ちてくるような工夫がされていたため、比較的移動がしやすくてありがたかったです。

記念館の展示は小学校低学年の子どもにはちょっと難しく退屈な部分もあったようですが、こあらっこは牧野富太郎博士の生涯についての展示部分など興味を持って見せてもらいました。
(子どもよ。黙って 展示を見せてくれてありがとうね。)
後から知ったのですが、展示館でも子ども向けに、動く模型などを使って植物の仕組みについて教えてくれる展示もあり、そこだと子どもももっと興味を持ってみれたなあと思いました。途中で、時間がなくなってしまったので全部の展示を見ることはできませんでしたが展示館も大人だけではなく子どもも楽しめる工夫(動く模型、シアター、花の模型を組み立てて花の仕組みを知る等)がしてあるということがわかりました。欲をいえば、パンフレットにも、この年代の子はここがおすすめなど、年代別とかでおすすめの展示館を教えてくれていたら効率よく回れるのになあと思いました。

高知市内に宿泊して思うこと

高知旅行の初日は高知市内のホテルに泊まりました。高知って本州からも橋を渡るか、飛行機で飛んでこないと来れないちょっとマイナーな場所というイメージがあったのですが、思いの外、外国の宿泊者の方が多くてびっくりしました。
阿波踊りの時期とは微妙にずれていたので、お祭り目的ではなく地域の観光目的なんですかね?日本人の中でも四国に観光って、ちょっとマイナーなイメージあったのですが。。。
インバウンドの方は東京や京都、北海道などに多いイメージだったので、余計にびっくりしました。

せっかく高知に来たのだからと、晩御飯は美味しい鰹のたたきを出してくれる店を夫が調べてくれて予約していました。ホテルから、その場所までは歩いて10分くらいの場所だったのですが、途中に高知市の大きなアーケード街を歩きました。ここでもまたまたびっくり。
アーケードがかかっている道幅が、車が余裕で行き来できるくらい広いのです!
今調べてみたら、帯屋町商店街っていう名前の商店街なんですね。
こあらっこは、こんな立派なアーケード街を見たのは、昔、大阪の難波にあるアーケード街に行った時以来かもしれません。立派すぎてビビりました。
そして、そのものすごく立派なアーケード街にも関わらず、ものすごく人が閑散としていたことにさらにビビりました。
アーケード街に入っている店を見ると、ドトールなど大手チェーン店や、コンビニ、デパート、昔ながらの珊瑚礁とか売っている宝石店?など、人を集めそうな面白そうなお店は見当たらなかったので人が少ないのもしょうがないのかなと思った 次第です。
なんせ、高知市大丈夫かな?と少し心配になりました。
高知は鰹も美味しくて、自然も豊かでとても良い場所だと思うので頑張ってもらいたいものです。
余談ですが、今回、晩御飯で行ったお店は有名でしたが、味はたいしたことなかったですね。昔、友達と高知に来た時に行った道の駅?かどこかで食べた鰹の方が数段美味しかったです。うーん。時期にもよるのかもしれないですねー。
8月だから戻り鰹のいい時期だと思ったのですが。。。残念。
また、高知に来る機会があったら再チャレンジしたいですね🎵

高知旅行、二日目以降は高知市内を離れて、四万十の方に行ったので、その話はまた次回にしますね。長くなってきたので一旦切ります。
ここまで読んでくださってありがとうございました♡

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