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#10 20201115


本日が練習回数としては10回目となります。  
*全員が毎回参加ではない。
2週間にわたり、メインスキルをパススキルに集中して実施。
9月13日からの活動再開から年内15回と想定し、2/3が終了。

試合準備に向けて来週以降、コンタクトスキルをメインスキルへシフトしながら、これまで同様年齢に応じた必要と考えるメニューを検討したいと思います。
練習中は、幼く落ち着きがない子がゲームキャプテンに。
これまで見たことがないくらい、規律を守り仲間達を鼓舞するなど少しづつ成長していると感じました。
子ども達に責任を持たせること、子ども達自身に委ねることが大切だと認識しています。
30名全員が同じような成長速度ではないし、また来週なれば泥団子作っても良いんだよね。


20201115 春日調整池 参加22人
9:00〜10:45
集合、全体朝礼 9:00〜9:05
3年生挨拶 9:10
振り返り
できた 
 → 自分達でルールを守りゲームを楽しめた
できなかった 
 → 氷鬼:松添コーチが体力がなさすぎ 
   フィールド外に逃げると面白くない

目標 相手に捕まってもいいので、
    周りとコミュニケーションを図る
9:15
1.w-up 準備体操&ストレッチ 
☆クイズ 頭の体操
☆人数合わせゲーム 手拍子で
 2、7、15、均等、4
☆ わくわくスポチャレ 
 ~スポーツ忍者への道のり
 https://www.sports-fukuokacity.or.jp/event/wakuwaku_sports2020.html
 ❶起き上がりの術
  https://youtu.be/MnYM2cRGLlE
 ❷木の葉返りの術
  https://youtu.be/4kPn0Vi70LU
 ❸うさぎと亀の術 
  https://youtu.be/5ttY2bOGeUI
 ❹手裏剣よけの術
  https://youtu.be/hpTkIK1DPag
 ❺バランスの術
  https://youtu.be/Dmocc2Wp6xY
9:30
2. ミニゲーム 30秒×2セット 2カ所
☆氷鬼
 →チーム分け、ルールは子ども達に委ねる  
次のセッション設営
以下より2ヶ所で実施
9:40
3.コンタクトスキル   
☆1対1 膝立ちタックル
9:55
4.パススキル→メインセッション
 人× 2グループ 2カ所
キーファクター
①手を出して②ボールを見る③空気にパス 
☆3人パスリレー
☆AT ❶ ❷ ❸
AT プレイヤー DF 保護者 ×2ヶ所 
以下は様子見ながら実施
 →やらない場合もあります。
10:20
5.ミニゲーム  2カ所
☆タッチフット 5分×2
 レフリーなし→子どもたちに委ねる
 ルールは当日子ども達と決める
 タイムキーパー→コーチ
6.クールダウン、ふりかえり、後片付け
10:40 整列、挨拶→終了
10:45 撤収

東福岡No.8も練習参加でテンション上がる子どもたち。
決勝出たの?の質問は禁句だよ(T . T)




練習終了後、学年指導方針にある「君が他者に嫌な思いをさせることを許さない 」に基づき、子ども達にいくつかお願いをしました。
①楽しむことは良いことだが、それぞれ個性がある。
一生懸命に取り組んでいる仲間をラグビー、スポーツの上手い下手で評価することや人を笑ったりすることは止めよう。
②スポーツで対戦しているのは「敵」ではなく一緒に試合をしている「対戦相手」である。
*残念ながら伝統ある高校の関係者でも「敵」と言う言葉を使っている事例もあります。決勝で負けた理由もそこにあるのかなあ、。
③ゲーム中チームメイトに対しての口調について。強い口調でも良いが感謝の気持ちを持ってほしい。
家族にそんな口調で指示しますか?とお話ししております。 


最後に以下の質問・ご提案を保護者から頂きましたので回答を作成。
これまでの保護者としての知見や競技経験者であるご主人からのアドバイスでした。


質問及びアドバイス
1.タックルやコンタクト練習が少ないのではないか? 
2.◯◯ラグビースクールではすでに三年生ではフルコンタクトで練習していると聞いている。当スクール三年生は楽しむことは良いが次の試合に怪我なく勝つことを考える必要あるのではないか?
3.1月交歓会で試合あるため怪我がする恐れがあるから必ずタックル練習した方が良いのではないか? 
むしろするべきでは?
来週の練習から必ずタックル指導をしてほしい。

1.2.に対する回答
 →他ラグビースクールについては、私も個人的な繋がりがあるため事情などは承知しております。
確かにそう感じると認識しております。
まずは各ラグビースクール再開時期をご確認ください。
6月再開◯◯ラグビースクール 
7月再開△△ラグビースクール
当スクール低学年の再開が9/13になります。
お母さまが指摘されるラグビースクールとは再開の時期に最大3ヶ月、15回程度の差があることになります。

私は当スクールコーチ、日本ラグビー協会B級コーチの有資格者としての責任があります。
「ラグビートレーニング再開のガイドライン」及び当スクール「練習再開におけるチーム練習方針について(コーチ向け)」に基づき練習計画を行なっています。
詳しくは以下参照
日本ラグビー協会「COVID-19に伴うトレーニング活動自粛期間からトレーニング再開に向けたリコンディショニングに関するガイドライン」より
(6/19日更新)ラグビートレーニング再開のガイドライン

レベル別活動指針に基づく当スクール小学3年生スケジュール
必ずしも全員参加ではないことに留意
レベル1 〜20200913
レベル2 20200913
レベル3〜20200920
レベル4〜20200927〜1004
対人コンタクト練習の段階的導入
レベル5-1 〜20201011〜1018
レベル5-2〜20201025〜1101
レベル5-3〜20201107〜1115 ※今ここ
レベル5-4〜20201122〜


3.に対する回答
→冒頭の通り全15回の練習計画に基づき、指導方針にも記載のとおり「試合の準備」を前提に進めています。
もしかすると他学年に兄弟がいらっしゃる保護者や競技経験があれば物足りなく感じることがあるかもしれません。
私自身も幼少期からフルコンタクトのラグビーをしていましたのでよく分かります。

現状でフルコンタクト練習が少ない理由
①当スクール小学三年生はタグラグビー移行時期にラグビーを始めた子が多くコンタクト導入が遅くなったこと
②コロナに伴う長期活動停止2-9月
再開時期には整形外科の皆さまからのアドバイスいただき実施してきましたが、安全面を最優先しながら、年内練習計画します。
以下は参考情報
 ※アドバイス例「診療の中で、久しぶりに部活が再開・練習が始まったはいいものの、本人も指導者も以前の身体の状態と勘違いして、以前の練習強度・練習量のまま再開して、怪我をして受診されるケースが多くありました。
本人自身も気付いていないことが多いので、指導者も親も急に頑張らせないことが大切と思います。」

※早稲田大学ラグビー蹴球部チームドクターで、麻生総合病院スポーツ整形外科部長の鈴木一秀医師によれば
「高校生より遥かに衝撃の強いトップリーグの選手が、頸髄損傷などの大ケガをすることはきわめてまれです。 
また、同じ高校生でも、強豪チームの選手はケガをしにくい。
つまり、スキルの低い選手ほどケガをしやすいのです」
とあるように基本スキルの指導、いわゆる木の根の部分をしっかりコーチングされていないと子ども達は怪我をしやすい傾向にあります。
彼らの根っこを長く沢山伸ばすには時間はかかります。

しかしながら過去の経験値のみでコーチングする指導者はラグビーに限らず、まだまだ日本には沢山います。  

コンタクトを伴うスポーツをコーチングする立場にある人間は責任を持ち、学び続ける必要があると思います。

中学生で怪我が多いチームなどは課題あると感じています。 

私は高校時代に対戦相手の選手が試合後、指導者からの指示で、炎天下で走り込みを続けて亡くなりました。
なぜ彼らを止めることが出来なかったか今でも後悔しています。
※当時国体に向けた県選抜チーム同士の対戦、◯◯県はその年全国制覇しており、負けた△△県は何ら恥ずかしいことはないチームであった。

#ラグビー #ラグビースクール #COVID -19に伴うトレーニング活動自粛期間からトレーニング再開に向けたリコンディショニングに関するガイドライン
#保護者 #子どもは小さな大人ではない #育成 #B級コーチより育成コーチがよくない#過去の成功体験 #勝たないと納得しない親たち

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