座ってないで立ち上がれ! ~坐骨神経痛でお尻が痛い~
人生で、お尻が痛くて座れなくなる日が来るとは…
立ちっ放しで仕事をする日が来るとは…
元々、お尻が痛くなりがちだった
ガリガリな私。お尻の肉が薄くて、これまでも飛行機など長時間の移動ではお尻が痛くなっていました。
それが去年から段々と悪化し始めます。おかしいな、とゲルクッションを買ったり、お尻の筋トレを強化したりしましたが、悪化は止まらず。
しまいには30分座っているだけで「もうダメだ」となる始末…
休憩しようにも、5分くらいの休憩では回復しないのです。せめて10分くらいは必要。
かといって「30分働き、10分休む」なんて、仕事になりません。
これはサスティナブルではない!
ということで職場の皆さんには症状を説明するとともに「これから立って仕事します!」と宣言。
事務所で一人だけの「スタンドワーカー」となりました。
案外快適
最初は「変に目立つかな?」と気になりましたが、やってみるとさほど違和感なく仕事してます。
何より気持ちがラクです。
痛みを我慢したり、痛みが治まるまでの休憩時間を気にするよりは、ちょっと目立とうが仕事自体をサクサク進められる方が良いですからね。
ちなみに、立って仕事をするために必要なツールをどうしたのか? と気になる方もいらっしゃるでしょう。
いわゆる本格的な「スタンディングデスク」は、
高い、デカい、重いとネガティブ3拍子が揃っており、ハードルが高い。
そこで私が選んだのがこちら。
折り畳み式の「スタンディング用スタンド」です。
これならお手頃価格、畳めばスペース取らない、軽い、とポジティブ3拍子が揃います。
またサイズが絶妙で、PCとマウス両方置けるのもポイント。同じような折り畳みスタンドでも、小さくてPCしか置けないものもありますので。
大事なのは治療
立ちながら仕事をする環境を整えると同時に、やらないといけないことがある。
そうです、治療です。
整形外科でレントゲンやらMRIやら撮って検査した結果、坐骨神経痛だそ
うで。
坐骨神経痛とは、お尻から足の後ろ側にかけての痛みやしびれ、麻痺などの症状です。
ギブスや薬では根本的な治療にならないので、生まれて初めて「リハビリ」に取り組んでいます。
私の場合、坐骨神経痛の中では軽度なため、お尻以外はどこも痛くありません。
また、特定の動きや体勢により痛みが出るわではなく、座っている時のみ痛みが出ます。
こういうケースは珍しいようで、理学療法士の方も手こずり、なかなか原因が特定できませんでした。
しかし何度か通ううち、私の体の硬さが怪しい、ということに。
特に背骨の硬さが悪さをしている。
本来であれば座っている間、体は自然に「体重を分散させる」動きをします。
ですが私は背骨周辺が硬すぎてその調整ができない結果、お尻の1点に体重が集中し、痛みが出ているとのこと。
昔から体が硬く、特に前屈や開脚は家族から笑われるほど苦手でした。
それが原因でお尻が痛くなるなんて、思ってもみなかった!
少しずつ回復
地道にストレッチに取り組んでいるおかげか、1時間くらいであれば座っていられるようになりました。
しかしまだまだ完治にはほど遠い。
早いところ完治して、映画館で映画を見たり、何食わぬ顔で飛行機で移動したいものです! 頑張ります!
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