デザインとの出会い

広報の仕事に就いてから初めて意識した分野の一つに、デザインがあります。といってもコウタロウの職場では自分でデザインするのではなく、提供した素材をプロのデザイナーさんが仕上げてくれるので、「制作物を判断する力」が必要です。

最初は判断の基準もヘッタクレも無く、機械的に素材を提供し、あがってきたものを先輩に見てもらう、という状況でした。ただ、しばらくすると「なんかイメージと違う??」と思うように。そこで気付いたのは、コウタロウはそもそも「伝えたいことが何なのか」を伝えていなかった事実。

多くのケースでは、デザイナーさんと直後やり取りするのではなく、制作会社の担当者さんが間に入ってくれます。まず、その担当者さんにしっかりと分かり易く意図を伝えないと、デザイナーさんには伝わらず、もちろんデザインにも反映されない。なのにコウタロウは、良くて口頭で伝えるのみ。これでは当然、うまくいきません。そこで、構成案や伝えたい要素をパワポなどで伝えることにしました(遅いよ)。同時に何冊かデザインの専門書を読んでみると、奥が深いのなんの!ちょっとした要素で、印象が全く変わるんです!デザイナーさんは全てのデザインに理由を持っているそう。こちらが修正をお願いするにしても、おいそれとヘタなことを言うと制作意欲の低下を招き、結局私たちのアウトプットに影響してきます。修正の理由と、目指すべきイメージをお伝えし、時には担当者の方と相談しながら進めることを繰り返していくと、段々と相互理解も進み、今ではそれなりに効率的になっている気がします。

例えるなら、デザインとは、梱包やラッピングのようなものでしょうか。ガラスコップをプレゼントで送るとして、合理的に梱包しなければ、ヘタをすれば相手に届いた時にはガラス片(ゴミ)になってしまう。けれど合理的な梱包に加え、オシャレにラッピングすれば、より気持ちが伝わりますよね。

と、格好つけてみましたが、まだまだ改善の余地があるはず。ということでデザイン・ディレクションについての外部講座受けてきます。楽しみ!

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