自分の企画で選手交代

インタビュー記事を作成することになったコウタロウ。企画するまでは良かったのですが。。

入社して数か月くらいでしょうか、グループの社会人スポーツ選手が表彰されました。かねてから選手の魅力を伝えるにあたり「受賞しました!頑張ります!」のコメントでは伝わらないよなあ と考えていたコウタロウ。プロ野球のドラフトや、クビ宣告などのドキュメンタリー番組のように、人間性まで伝えることができれば共感を呼び、応援してくれる人も増えるのでは、と考え提案したところ、あっさりOK。ということで、初めてのロングインタビュー取材となったのでした。

コウタロウの構想は、既に「受賞」という「光」があるので、今まで苦しかったことなど「闇」の部分にフォーカスすればコントラストがはっきりして面白い記事になるのでは、というものでした。そこまではまあ良いとして、問題はインタビュー本番です。人間性など深い部分に入り込みたいと思うあまり、スタートから「あなたにとって野球とは何ですか?」的な、答えにくい質問をぶつけるコウタロウ。今思えばボクシングで開始直後からKO狙いのフックをブンブン振り回しているようなもので、そりゃ当たらんわ。。その後も軌道修正することなく進めるので、業を煮やした同僚が割って入りインタビューアー交代となったのでした、自分の企画なのにね。

今では多少慣れてきて、インタビューの時は相手に対する興味を前面に出し、自分の知的好奇心もウォーミングアップしておくことで反応を早める、などしていますが、もっと良い方法があるはず。直近では、初対面の相手と一緒に食事をしてからインタビューしたら非常に捗ったので、こういうのも取り入れてみようかな、と思うのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?