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もったいない、のか。

ある程度の年齢になり、また同じ業界に長年身を置いていることもあるが、SNSを眺めていてふと気づいたことがある。

私の周囲はタレントぞろいだ。

仕事面が主となるが、今や私の知人、友人はそれぞれの分野で大活躍している。(ようにみえる))
そのおかげで時々仕事にもその人脈を生かすことが出来ることもあるが、なんと素敵な人々の多いことか。

元同級生、元上司、元部下、元同僚、家族、親戚、それぞれが活躍している。そして面白いことにそれぞれが私の知らないところで繋がっていて、強力なコミュニティも出来あがっている。

ということは外的要因、つまり環境としてはかなり良い環境に私は今まで居たのだと思う。

子供時分からの私の悪癖でもあるが、自分より優れていたり、自分より一生懸命な人々に対してやや斜に構えて、斜め上から批評するというものがある。なんとまあ、愚かでもったいないことをしていたことか。

その時々でしっかりとした人間関係を築けていれば、もっと今は良い意味で違った人生があったのではとも思う。

ちょっと別の観点でこれを見てみると、私に不足しているのは謙虚さと一生懸命なマインドだろう。
私が考える「デキる」「スゴイ」「尊敬できる」これらの人々は皆おしなべて謙虚だ。どんなにすばらしいパフォーマンス、結果を連発しててもだ。

この謙虚さのロジックというのは逆に傲慢な私にはわかりにくいところがあって、だからこそ私にはその謙虚・謙遜が身に染みてこない。

恐らく世界における自分のポジションを正しく理解、把握していると、自分自身の至らなさや大したことがないことが理解出来るのであろう。まさに井の中の蛙大海を知らず、だ。

「私なんて全然…」とか「全然大したことないですよ…」という言葉は、私なんかよりはるかに広い世界を見ていて、そこでのポジションを理解しているが故の言葉であろう。そしてその目標も短期的ではなくむしろ長期的、そして目指すエリアはずっとずっと私よりも広いのだ。

幸い、私の周囲のこれらタレント豊かな人々と私はかろうじて繋がっているので、彼らのふるまいから多くを学び、私自身の成長、進歩への糧と出来れば嬉しい。

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