自己紹介|Jリーグ最年少実況アナウンサーが起業家になった理由
皆さん、こんにちは!
元TeNYテレビ新潟アナウンサーの大島巧です。
初めましての方も、ご無沙汰していた方も、いつもお世話になっている方に向けても、新しい挑戦を決断しましたのでこのnoteにて改めての自己紹介と近況報告をさせていただきます!🙋♂️🙋♂️
はじめに
◾️パリ五輪の熱気
4年に一度のオリンピックイヤー、皆さんいかがお過ごしでしょうか。なでしこジャパンの谷川選手が魅せたブラジル戦でのワールドクラスのゴラッソ。バレーボール日本代表身長175cmの関田選手の気迫のこもったブロックなど、世界を相手に活躍する日本人に日々刺激をもらっています。もちろん、サッカー日本代表・三戸舜介選手(アルビレックス新潟→オランダ1部スパルタ・ロッテルダム)も注目の的。今ではすっかり三戸ちゃん→世界の三戸さんへ。頼もしく日の丸を背負ってくれています🇯🇵
◾️退職、そして新しい挑戦へ
そして、本題にもありますように私大島巧は、2024年7月31日に新卒で入社したTeNYテレビ新潟を退職し、8月1日より株式会社トークパス(2024年設立)の代表取締役CEOに就任しました。
今日はそんな私の経歴とこれまで、そしてこれからについてお話しさせていただきます!✍️
私の経歴
1999年生まれ、東京都世田谷区出身の25歳です。
兄弟は3つ下に弟が一人。最近よく顔が似ていると言われます。
祖母は元タカラジェンヌ。小さい頃からカーペンターズと藤木直人さんの歌を聴いて育ちました。(藤木直人さんのライブ@新潟へ先月行ってきました🎸)
趣味はサッカー⚽️、ゴルフ⛳️、カタン🏜️、朝活🥤
大学は慶應義塾大学経済学部を卒業しました。
◾️学生時代
部活動は体育会ゴルフ部に入り、研究会はすずかんゼミ(鈴木寛研究会)に所属。アルバイトは、テレビ朝日でスポーツ中継のアシスタント、家庭教師、ゴルフ場のキャディなどを経験しました。その他、自分でデザインした靴下を販売してみたり、コロナ禍でおうちごはん需要が高まることを見込んで家庭用デミグラスソースを販売したり、小さなビジネスも行っていました。(今度詳しく書きます🧦)
そして2020年、コロナ禍ではありましたが、晴れて念願だったアナウンサーの切符を獲得。小学生から10年越し、「スポーツアナウンサーになる」という1つの夢が叶いました。
◾️新卒でテレビ新潟へ入社
2021年にTeNYテレビ新潟(日本テレビ系列)に入社し、アナウンス室へ配属。情報番組のMCやeスポーツ、スポーツ実況(Jリーグ、Bリーグ、高校サッカー、水泳)などを担当しました。
2024年に株式会社トークパスを設立し、代表取締役CEOに就任しキャリアピボットを選択しました。
東京から新潟へ就職をきっかけにIターン
◾️仲間
夢と希望と大量の洋服類を詰め込み、乗り込んだ上越新幹線。しかし、なかなか友人ができないコロナ禍の入社1年目を過ごします。
(実は遠い親戚が新潟市・関屋で歯医者さん(三和歯科医院)を営んでいます)
偶然なんて全て必然
先輩からの指導も厚く、仕事も順調に覚え、少しずつ板についてきたその年の10月。大学のゼミ同期の発案で、新潟大学の駅南キャンパスときめいとで学生へ向けたイベントを開催することに。そこで株式会社Ripariaでインターンをしている学生と出会います。Riparia(リペリア)さんと言えば、代表の室田CEOをX(当時のTwitter)で何度かお見かけしていたので、「これは、仲間を作るチャンスだ!」とその場でDM(ダイレクトメッセージ)を送りました。笑
恐れを知らないとは、時に強さを発揮するものである。
そこからは共に県外出身者ということもあり意気投合。街へ飲みへ行ったり、田上町へ2人でドライブしてサウナへ行ったり、フットサルチームを作ったり(4人のチームから3年間で110人を超えるチームに成長)。親交を深めていきました。
そんなこんなで、コロナ禍も落ち着き、趣味や仕事での出会いを通じて友達ゼロでスタートした新潟生活も、1年で友人が100人くらいに増えました!(まだまだ仲間大募集中です!仲良くしてくださる方、いつもありがとうございます!笑)
とはいえ、人と人との出会いって、本当にひょんなことで、些細なことがきっかけで始まります。偶然なんて、全て必然、そう信じられるかどうか、だと思います。(室田くん、ありがとうございます🙇♂️)
伝説の1試合🏟️
さて、アナウンサー生活を振り返ると、どうしても欠かせない仕事があります。
それは、スポーツ実況です。
学生の頃から動くものを描写して、言葉に出す、”クセ”がありました。プロ野球やJリーグを観に行けば詳しい仲間に解説役を務めてもらい私が実況を付ける。極め付けは砂浜で仲間同士で執り行う"遊び"の相撲にまで、自然に、頼まれてもないのに実況を付けてその場を盛り上げていました。競技の熱を喋りで増幅させ、喜ぶ人がいる。スポーツ実況の仕事は、私にとってこれ以上ない天職でした。
幸運にも入社1年目からサッカー、バスケットボールなど様々なプロスポーツの実況を担当。幼少期から続けてきたサッカー、憧れのJリーグの中継席に座ったのが22歳の時。あれから3年が経ちます。サポーターの方の叱咤激励にいつも背中を押されて努力して来られました。(若いうちからチャレンジをさせてくれた古巣・テレビ新潟への感謝の思いもここに記します)
そして、中でも忘れられない、伝説の試合がありますので私の名刺代わりに、ご紹介させていただきます。(何度も観ても痺れます)
※お時間のない方は6:33からご覧ください⚽️
伊藤涼太郎選手(現・ベルギー1部シントトロイデン所属)が後半のみでハットトリックを挙げ、新潟が劇的な逆転勝利を収めたこの一戦。3点目が入るとホーム・ビッグスワンが揺れました。1つになりました。まさに感情はジェットコースター並みに揺れ動き、試合後も異様な余韻がスタジアムを包み込んでいました。プロの真髄を見た気がします。
そして、これまた幸運にも、私は実況席に。特に後半アディショナルタイムは自然に言葉が出てくる極限の状態、”ゾーン”に入っていました。
これがサッカー、これがスポーツだー
DAZN中継終了後も、興奮した頭が冷めないまま、「これがサッカー、これがスポーツなんだ」と興奮を噛み締めていたことを覚えています。漫画でも、ドラマでも描けないスポーツのリアルがそこにはありました。
自分のキャリアと向き合う
◼️起業という選択肢と出会う
徐々に仕事に手応えを感じ始め、実況アナウンサーとしての認知度が上がっていくにつれ、自分のキャリアと真剣に向き合うことになります(2023年)。
当時は「フリーアナウンサーになる」or「基幹局(札幌、仙台、名古屋、福岡)、または準キー局(在阪)へ転職をする」or「異業種へチャレンジする」24歳の大島巧の進路のテーブルにはこれらの可能性が上がっていました。
当時から交流のある仲間といえば、室田くんを初めとした新潟のベンチャー企業の経営者たち。食事へや旅行へ行っても、サウナへ行っても、だいたいは経営の話。当然1アナウンサーがそこへ付いていけるはずはありません。(それでも、一人の取材者として各業界の最新情報がキャッチアップできるのでその点では興味深く聞いていました)
少しずつ感じていた、良いor悪いではない周りとの不思議なギャップ。近くの5人の友人全員が"起業家"という異様とも言えるコミュニティに属していたからです。
Jリーグ最年少実況アナウンサーが起業家になった理由
「周り5人の平均値があなた」というジムローン氏の残した名言。一度は聞いたことがある方、多いのではないでしょうか。もちろん私も知っています。ただ、これほどまでに自分に当てはまるとは、想像もしていませんでした。
かくいう私も、両祖父はいわゆる”アントレプレナー”。ファウンダー(創業者)として、会社を興し、事業拡大のために尽力した起業家です。
それでも単純に「僕もできるかも」「やってみたい」よりも「すごい」「どうやったんだろう」の方が優っていた気がします。それでも、新潟に来れば、そのチャレンジを近い年齢からしている同世代がすぐそばにいたんです。これも偶然の出会いがもたらした境遇です。自分も覚悟さえあれば、新しい挑戦に足を踏み出せる、まだ見たことの無い景色が見られる気がしてきました。風向きが少しずつ変わっていきます。
そんな中届いたこのメッセージに、背中を押されました。
まだ自分には早い、いずれ起業の機会が来るのだろう、心のどこかではそう思っていました。しかし、新潟で出会った仲間たちが、ビジネス力はもちろん、戦略的思考、意思決定力、財務・経理などのバックオフィス理解などを持ち合わせ、未来を描く姿を見てこのままじゃ離される、いくばくかの恐怖感もありました。
アナウンサーは本当に多くのやりがいと誇りを持つ仕事です。時に人の不幸に触れ、時に人の喜びや幸せを届ける。スポーツの熱狂やイベントの成功を温度感そのままに視聴者へ共有し、感動や興奮を与える。何より、学生時代から憧れた素晴らしい職業です。
その仕事を手放してでも、「今の自分より背伸びをしてでも、この環境に飛び込まなくてはいけない」10年後の未来から来た自分にそう言われた気がしたんです。ストレングスファインダーの診断でも”未来志向””最上思考”この2つが強く出ていたので、荒波への航海を決断した今は、未来の設計が日々楽しみでなりません。
これからは新潟を拠点に、企業様の事業成長を加速させるためのソリューションを提供して参ります。夢を追いかけ東京から新潟へ来た一人の男が、新潟県の盛り上げのために、今後も全力で命を使っていきます。
アナウンサーから飛び込んだ、起業の世界。どんな瞬間も吸収し、謙虚に、周りに感謝して取り組みます。
改めまして、大島巧ならびに株式会社トークパスをこれからもよろしくお願いします!
株式会社トークパス事業内容
株式会社トークパスでは
①サブスク型タレント起用【GATALEAP】
②メディア事業
③アナウンサーによる1on1コミュニケーションコーチングサービス【Talkpass】(※企業向けのサービスもございます。ご相談ください)
を事業展開しています。
★お仕事の問い合わせなどは【k-oshima@talkpass.jp】までお願いします。
最後に
このnoteでは起業のリアルや20代のキャリア形成について発信していく予定です。皆さんの「スキ」やフォロー、コメントをお待ちしています。
※各種SNSもプロフィールに記載してあります