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決めるという事

人生は本当に決める事ばかりだと思う。
決めないで何もしない、もしくは失敗するよりは決めて失敗した方が
いいと今の私は思っている。
でも私は幼い頃から決めるという事が苦手だった
(理由はわかっているけどその話は別の時に)
だからこそ自分の子供には"自分で決断できる人"になってほしかった。

じゃあ何を子供させたかというと、まずは服選び。
たぶん2歳くらいかな、自我が出てきて自分で好きなものを選ぶように
なった時から、洋服を毎日自分で選ばせるようにした。

全身ピンクでもOK
上下柄でもOK
パジャマでもOK
とにかく選んだらそれを尊重する。

大人として口出しするのは、寒そうなら1枚はおるものを追加で
選んでもらう。
暑すぎる場合は持っていく半袖を追加で選んでもらう。
夫婦で決めていたのは絶対にダメ出しはしない事。

そのうち自分で選んでいった服を保育園で褒められたといって、
2日連続着て行ったりしてたけどだまって見守る。
このだまって見守る事が親としては一番難しい。

でもそういう風に自分で選んだ服を褒められる事は、とても
うれしい事だと思う。
だから服選びがどんどん楽しくなる。

しばらくすると洋服は自分で選ぶものという意識が身についた。
そしたら更に素敵な事が起きた。

保育園では年中さんくらいになると次の日の時間割を子供たちに
教えてくれる。
明日は運動があるので、動きやすい服装で来てくださいねと言わ
れるらしい
今日は運動だからスカートはダメ、ジャージを着て行くんだよと
言いながら、自分で考えて洋服を選ぶようになった。
私が小さい頃できなかったのでとても感動した。
こんな小さな頃から考えて行動する事ができるなんて本当に驚いた。

今では洋服を買う時も全部自分で選んでくれる。
事前に金額と、洋服を買う目的
上に着る洋服が少ないから今日買うのは上だけとか、
それだけを伝えておけばいくつか選んで、その中で金額に見合う
ものだけ買う
決める時間もあまり長くかからないので親としてはとても楽

決めるというのはとにかくやってみるという事。
親は決してその決断を否定しない事
失敗しても、じゃあ次はどうしようかと一緒に考える姿勢を示す事で
子供は勝手に考える。
そして失敗からの学びを共感し応援する事
失敗してもいいんだよという気持ちを伝える事も大事。
そういう事が子どもにとって、とても大切な事だと思っている。


自分の好きをたくさん見つけて、それをnoteにたくさんのせるために大切に使わせてもらいます