集客の動線は1本を広げるのか、複数持つべきなのか？
こんにちは。
肩関節機能研究会の志水です(@shimizu__kota)
今日はインスタグラムで
セミナービジネスに関して質問を募集したところ
こちら↓をいただきましたので回答させていただきます。
結論：最初は複数から始める
最初に、動線についての説明を簡単にします。
動線とは、顧客の実際の動きを指します。そして、この顧客の動きを売り手が設計することを動線設計と呼び、実店舗でもネット販売でも、さまざまな場所で使われています。
イメージがしづらいので、コンビニを例に動線(設計)の説明をします。
みなさんはコンビニの中を自分の意思で歩いていると思っていますよね？
実は、コンビニにおける動線は徹底的に考え、作り込まれています。
具体的には、よく売れる「飲み物」「お弁当」「雑誌」の各売り場を店内の３箇所に配置することで、お客は知らないうちに店内を1周することになります。
結果として、プラスアルファの商品購入のキッカケを作り出そうとしているのです。
そう考えると、自然とコンビニを一周、もしくは半周はしているのではないでしょうか？
そして、買うつもりじゃないものも購入したのではないですか？
これが動線設計です。
そして、セミナービジネスをするにあたり、この動線は複数あったほうが良いです。
というのも理由は３つ。
①接触場所を増やす
②最適解を見つける
③リスクを減らす
では、ひとつずつ説明をしていきます。
接触場所を増やす
単純にユーザーを接触する場所、いわゆる「リーチ」できる場所は多いほうが良いです。
そのため選択肢(接触場所)はいくつもあったほうが良いです。
選択肢の代表としては
SNS(ソーシャルメディア)
メルマガ/公式LINE
Google/Yahoo広告など
などが挙げられます
SNS(ソーシャルメディア)
インスタグラム
YouTube
TikTok
これらを活用するだけ、したほうが良いと考えます。
というのも、自分の情報がどこで必要とされるか、というのは誰にも予想できないからです。
特に、今はショート動画(短尺動画)が流行っているので
Instagramならリール
YouTubeならYouTube short
いわずもがなの、TikTok
これら３つのプラットフォームで同じ動画が使い回せるので
かなりコスパが良いです
メルマガ/公式LINE
こういったサービスは、ユーザーが意図的に登録しないといけないサービスなので、SNSと比べると商品の購入に近いと言われます。
特に最近では、公式LINEよりもメルマガのほうがより効果的といわれるマーケターの人も多い印象です。
理由としては、公式LINEは多くの人の生活に入り込み過ぎているゆえ、定期的に目に入りすぎることでブロックされやすいようです。
それに対して、メルマガはそこまで通知が多くなく、気づいたらあった程度の存在であることからメルマガの停止までには至らず、ジワジワと効果を発揮するようです。
Google／Yahoo広告
これは言わずもがな、広告です。
例えば、Googleで「セミナー」というワードで検索するとこのように表示されます
赤線で囲っているところをみると、「広告」と書かれていますが、この上位2つのサイトは企業がGoogleにお金を払って目立つ位置にURLを配置してもらっています。
普段から何気なく検索を使っていますが、知らぬ間に見ていますよね。ちなみにこの広告の種類をリスティング広告といわれます
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことです。検索結果に表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれます。
これは自分自身でWebサイトを持っていないと使えない手法ではありますが、SNSでも今は気軽に広告が使えるので、それを活用するもの良いと思います。
Instagramでは100円からやれるので、「とりあえずやってみる」のもありだと思います。
最適解を見つける
今回の記事の結論はここです。
前述した方法のなかから(複数の選択肢の中から)、最も効果が出たものを選び注力することで、効果が出やすい(セミナー参加につながる)場所(方法)を見つけ出します。
簡単に言うと
【まずはたくさんやってみて、効果が出たものを徹底的にやる】
ということです。
当然、労力(時間)はかかりますし、広告に関してはお金もかかります。
しかし、結果的には一番効果的な方法を見つかります。
長期的にみると費用対効果（コスパ）が良いことにになるので、どの方法・場所が良いのかを把握することはかなり重要です。
正直、ここを追求せず
なんとなく集客をしいてる場合が多いので
しっかりと見極めましょう。
リスクを減らす
SNSのプラットフォームや企業に依存するサービスはいつ終了するかわかりません。終了することはなくても、使用停止する可能性はつきまといます。(SNSでいうと垢バン：アカウントバンは誰にでも起きます。)
せっかくフォロワーを増やしても、プラットフォームの都合で今までの苦労がすべて泡になることもあります。
例えばですが、YouTubeはGoogleが運営しています。Googleは世間からの意見を反映してキッズチャンネルの広告収益を「０」にしました。
米グーグル（Google）は4日、傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ（YouTube）」で子どもの個人情報を違法に収集・共有した問題に対する制裁金として、1億7000万ドル（約180億円）を支払うことで当局と合意した。合意内容をめぐっては同社に対して甘すぎるとの批判も出ている。
グーグルは米連邦取引委員会（FTC）およびニューヨーク州の司法長官と合意に達した。当局によると、ユーチューブは1998年の連邦法「児童オンラインプライバシー保護法（COPPA）」に違反した。制裁金の額は同法の違反に対するものでは過去最大となるという。
この連邦法は、子ども向けのウェブサイトやオンラインサービスで13歳未満の子どもから広告目的で使用される可能性のある個人情報を収集する際には、事前に親の同意が必要と定めている
プラットフォームに依存するというのは、こういった危険があるので、複数の手段を保有するのは良いことです。
まとめ
結局は
「一つの手段にこだわらず(固執せず)やれることはやる。そして、その中から効果のあるものを探し、注力する」
といったことです。
ただ、世間の状況は変わるので
一つの手段が効果的と思っても、周りの流れを観察しつつ、柔軟に変化する必要があることは覚えておいてください（YouTube→TikTokという流れが今、きているのと一緒です)
今回はInstagramで募集した質問をテーマに回答しましたが、Instagramやnote.でも随時質問を募集していますので、気軽に連絡下さい(^^)
では、また次回の記事で会いましょう！
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