ノープランで奄美大島行ってみた 前編
※サムネはノープランの私を暖かく迎え入れてくれるカメさん
今年は9月の頭に3泊4日の休み(夏季休暇)を生成。
日ごろツーリング記事をnoteに上げている私だが、珍しくこの休みは特にやりたいこともない。そこでここは一つ、思い出(撮れ高)になることをしよう!と思い、旅のプランを考えた。
台湾に行くとか、四国八十八か所を理論上の限界まで回るとかいくつか考えたのだが、どれも今までに行ったことがある場所なのであまり食指が進まない。
そんな中、LCCのサイトを見回すと成田ー奄美大島便を発見。
セール中ではないが往復3万程度だし、これなら良さそうかもと思い決済ボタンを押した。休みに入る3週間前の出来事である。
暫定的な旅のプランは以下の通りだ。
1日目(土曜日)
まずは奄美空港に降り立ちバスで市街地に移動。地元の名物を食べて満足した時間を過ごす。
2日目(日曜日)
現地で原付バイクを調達。奄美大島を回り土着の生物や環境を見て回る。
3日目(月曜日)
2日目と3日目を合わせて原付で奄美大島を一周する。
4日目(火曜日)
帰りの飛行機に乗って爆睡する
よし、ここまでは完璧なプランだな!!
(なお、このプランは原付レンタル屋さんが日曜定休日のため2日目から崩壊しました)
9月の台風シーズン真っただ中ということもあり、出発直前まで飛行機が飛ぶかどうかわからない状態が続いた。
長期ツーリングに出掛けると8割の確率で雨を引く私は気が気でなかったのだが、祈りが通じたのか出発当日は晴れた。
無事に搭乗手続きを完了。
3時間程度のフライトを経て、奄美空港に到着。
空港につくと既に時間は正午をとっくに過ぎておりお腹も空いていた。
中心地に行くにも1時間はかかるとのことで、仕方なく空港内で食べられる場所を探した。
すると空港の一角に九州のファミレスチェーン、Joyfullを発見。
そこでチキン南蛮定食を食べた。
奄美要素はゼロだが、チキンがパリッとしていて美味かった。
奄美グルメじゃないけど、結構おすすめできる一品。
その後は市街地に行くため「しまバス」と呼ばれる謎のローカルバスに乗り込み中心部へ向かった。
車窓からはひたすらKawasaki車みたいな緑色とSUZUKI車みたいな青色が代わる代わるに姿を覗かせる(ささやかなバイクblog要素)。
あまり天気の良くない9月2日の昼下がりであった。
聞くところによると奄美大島の年間日照時間は1332.1時間だそうで。これは比較的少ない値であり、例を出すと埼玉(2245時間)の6割以下の値だ。
いかに日照時間が少ないかお分かりいただけるであろうか。
バスで一時間程度揺られて市街地に来た。どうやらこの島は空港周辺よりもフェリーターミナル周辺のほうが栄えているらしい。
市街地到着後は街のアーケードを散策したりした。
土曜日ということもあってか、思っていたよりは人がいて賑わいがあった。
街を歩いていると唐突に自身が昨年まで住んでいた北海道の広告が出てきて(なんでこの島まで進出してるんだよ……)と商魂の逞しさに引いたりした。
後半に続く。
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