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CBTR2023参加レポート~シュースト、4泊5日で1000kmを爆走~



説明しよう!

CBTRとは”Central Biwako Touring Rally”の略称である!
9/16ー11/26の期間内に、このイベントに登録した参加者はオートバイでチェックスポットを10か所巡ることで琵琶湖一周を果たし、滋賀県や琵琶湖の魅力に触れよう!という趣旨のツーリングラリーイベントなのだ!


えっ!?普通のネイキッドバイクで1000kmツーリングを!?
できらあっ!
というわけで参加が決定しました。
完走した感想ですが必要なものは根性だけで十分でした。


それでは本編を、どうぞ。


今回のルート

今回のルートはざっくりこんな感じ。帰り道は徳島ー東京便フェリーを利用した。これは疲労困憊の状態で500km近く延々と帰りの高速道路を走るのはさすがに事故リスクが高いと判断したためである(IQ3000レベルのリスク管理)。
ここまで規模がデカいとさすがに日本地図の上でもそれなりの存在感を示せたのではないだろうか。
たくさんガソリンを燃やせて気持ちええんじゃ ᕙ('ω')ᕗ

1日目

1日目は仕事終わりからのスタートだ。午後7時前くらいに出発しアクアラインを通って宿泊先である静岡県に向かう。
今回はロングツーリングに向けてスロットルアシストを導入してみた。
で、届いたのがこれ。

2個セットなので壊れても大丈夫

なんか外装ベコベコだし、HIGH QUALITYって書いてあるし大丈夫かこれ…?本当に優秀な人が自分のこと優秀ですって名乗ってるの見たことないぞ私は…とかなり不安になった。
いざ開封してみると成形の際に生じたであろうバリがバリバリにあったのでヤスリがけしていい感じにしてみた。

で、装着。意外とおさまりが良くていいゾ~これ。

新導入したスロットルアシストの感覚を試しながら下道を走り、アクアライン手前の松屋で食事&休憩。
(あれ、せっかくの大規模ツーリングなのに食べてるものがいつもと変わらないぞ……本当にこれでいいのか……?)とちょっと焦った。
とはいえ牛丼はいつも通り美味しいし、こういう長距離行軍は大成功より失敗を引かない方が大事だよなうんうんと自己解決し満足して店を出た。

その後はひたすら高速道路を乗り継ぎ目的のSAに到着。近くにあるホテルで宿泊した。1日目終了。
ホテルに到着したのは0時を過ぎたころで、翌日の出発は朝8時。
なかなかにタイトなスケジュールだった。


2日目

二日目は霧が立ち込める中のスタートだった。

寒い中、西へ西へと進んでいく。
途中で浜名湖SAに寄った。

人生初の浜名湖。
あまりに穏やかでまるで瀬戸内海みたいだぁ……
(例えが下手すぎる -114514点)

その後、伊勢湾岸道の海上橋があまりに急勾配で怖くて泣きながら走ったり、風にあおられながら走ったりで何とか滋賀県に着いた。着いた頃にはシューストもボロボロのタヌキ先輩みたいになっていた(直喩)。

まぁいいや、無事に着いたことだし滋賀県で食事を楽しもう。
そうしてIQ3000の頭脳でたどり着いた答えがこれ。

滋賀県で!?!?名古屋名物を!?!?!?!?

(もっとさぁ….!近江牛とか……!あるだろ….!なぁ……!)という心の声をガン無視して台湾まぜそばをいただいた。余談だがここの店は美味いので読者も気になればコメントで聞いてほしい。

3日目

この日から琵琶湖一周のラリーを開始した。

道の駅に行ったり

信長の館という名前の建物に寄ったりした。
残念ながらこちらは休館日だった。

昼食はちゃんぽん亭で「近江ちゃんぽん」をいただいた。これこそが本当の滋賀名物であり、九州のそれとは具もスープも異なっていて新鮮だった。お店にある食べ方にも書いてあるが、お酢を入れるとさらにうまい。

昼食後は彦根城に向かった。
余談だが、ここの天守閣付近から辺りを見回すと琵琶湖の容貌をとてもよく眺めることができて楽しい。とても良い立地の城だなと感じた。

この日は来訪した時間がちょうどよく、営業を頑張るひこにゃんさんにも会うことができた。

その後はものすごい強さの雨に打たれて凍えそうになったが、なんとか致命傷で済んだ(瀕死)
これは完全に私見だが、雨に打たれて過酷な環境に巻き込まれてようやく長距離ツーリングの醍醐味を感じられる。晴れの日も楽しいけど、雨は対策とったりとか走法を変えたりとか、これはこれで楽しいんだよな。
なお、私はかれこれ5年間ミッドランドのBT X1 Pro Sというインカムを使い、雨の中でも1日中使い続けるヘビーユーズをしているが、一度も壊れたことがない。
これは本当におすすめである(今はBTX2 Pro Sが買えるみたい)。

4日目

4日目も激強雨風くんが襲う中ラリーを敢行し、雨の中参拝したり雨の中ツーリングしたりした。
大雨の中でも意外とバイク乗りが多くて、バイク乗りは狂人しかいないのかよ…とビビったりした(失礼)

手指が凍えて辛かったのだが、ここにきて中華製スロットルアシスト君が迫真のアシストをしてくれて疲労はだいぶ緩和されている感じがした。

その後は湖上にたたずむ鳥居くんを参拝して、無事シューストの琵琶湖一周ラリーは完走となった。
終わり!!閉廷!!以上!!皆解散!!

ラリー後は急いで明石海峡大橋を渡り、四国に入国した(パスポート持っていくの忘れた)
雨上がりの夕焼けに映える明石海峡大橋を見ると、長旅の疲れもいくらか癒される感じがした。

その後は徳島で一泊し、翌朝オーシャン東九フェリーに乗り込みツーリングを終了。この旅の中で一番心に余裕を感じられた瞬間であったことは言うまでもない。
GSRもお疲れ!ということで、褒美として東京モンの烙印をつけてあげた。

そんなこんなで無事帰宅。
気になる総走行距離は…?と確認すると

1059.8kmだった。
だいぶ走行距離も溜まってきたし、近いうちにオイル交換も必須だな。
無事故、無違反、無事帰るを今回も達成させてくれたGSR750に感謝である。

CBTR2023もいいイベントだった。
このイベントがなければ琵琶湖を一周することも滋賀県をじっくりと観光することもそうなかっただろう。そういう意味では参加してよかったと思えるイベントだった。

次は来年のSSTRに参加しようかな。
ちょっとバイクのモチベーションが上がった、良いツーリングだった。

おわり

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