ぶらり旅湘南《鎌倉高校前〜極楽寺》前編
最近、ふと湘南のガイドブックを書店で開く機会があった。
お馴染みのポピュラースポットばかりが掲載されているのだろうと思って見たら、案外知らないところのオンパレードで驚いた。
いわゆる穴場スポットというやつだろう。
鎌倉在住歴18年の僕が知らないのだ、こりゃあ絶好の穴場である。
生憎、僕はあと2ヶ月でここを引っ越す。
そこで、湘南が遠のく前に知らないところへ行ってみよう、そう思った次第だ。
車で通ったことはあるが歩いたことのない道、
名前は聞いたことあるが行ったことのない寺、
そんな場所を、離れる前に踏破しておきたい。
そしてどうせ旅をするなら文字におこしたい、
僕が見た景色をみんなにも共有して楽しんでもらいたい、
そんな思いもあり、これからちょこちょこブログへあげていこうと思う。
ぜひ、気軽に楽しんで欲しい。
今回は鎌倉高校前からのスタート。
ここは某バスケットボールアニメの聖地として有名である、らしい。
というのも僕はこのアニメを見たことがない。
そもそもスポーツ系のアニメを一つも見た試しがない。
だから当然この場所がどんなシーンで使われているかは知る由もないわけだ。
少しは調べろよ自分。
またコロナ禍前までは、外国人観光客のマナーが悪い、と何かとテレビで取り上げられていた。
だからまぁ、おそらく多くの人が一度は見たことのあるアングルではなかろうか?
さぁ、踏切を渡ると左へ、線路沿いに進んでゆく。
向かって右手には海が広がっており、キラキラと太陽が反射する。
今日は天候に恵まれた、夏だと錯覚してしまいそうになるが、これでも2月だ。
ここからは線路に沿って脇道へ入っていく。
しばし海とはお別れだ。
少し歩くと観光客と思われる女性2人組に遭遇した。
実は会うのは初めてではない、
最早顔見知りと言えるのかもしれない。
というのも先ほどの鎌倉高校前から3度にわたって遭遇しているのだ。
違うルートを辿っているにもかかわらず。
おそらく向こうは
「また出たよ何こいつ気持ち悪い…」
とでも思っているのだろう。
お互い様である。
そのまましばらく歩き、
七里ヶ浜駅、稲村ヶ崎駅を素通りしていく。
途中、手ぶらで来たので小さな容器のいろはすを購入。
ここからは海沿いをゆく。
さぁ目の前に突き出たこの半島みたいなもの、
こちらが今回のセーブポイント、中間地点だ。
ただの岩に見えるが、どうやら公園があるらしい。
僕も行ったことがないのでわからない。
道中、砂浜へ下る階段を見つけ、
迷わず降下。
一人旅って本当に前へ進まないなぁ、とつくづく…
面白いことに
地元に住んでいても、ふと江ノ島が見えるとカメラに収めたくなるものである。
おそらく見ていて飽きないからであろう。
場所や角度によって様々な江ノ島を見ることができるのだ。
だから江ノ島単体を撮る、というよりも
様々な前景と後景の間に江ノ島を浮かばせる、という表現の方が正しいのかもしれない。
場所を変えることにより前景を、
角度を変えることにより後景を(夕日や富士山などをバックに)
自分次第でいくらでもカスタマイズできる。
だから江ノ島はいくら撮っても飽きないのだろう。
と物思いに耽っていると眼前に石橋が現れた。
これ、確か某バニーガール先輩のアニメに出てきたと記憶している。
だがたぶん場所は違うと思われる。
おそらく浜辺に沿って、河口ごとにこの橋が設置されているのだろう。
このまま対岸へ渡ってしまおうと思ったが、
なんとびっくり、
対岸の地面が波で抉られているではありませんか!
その高さ、およそ1.5メートル。
スマホをいじりながら渡っていたら死んでいたかもしれない。
1.5メートルなら平気だろうか、
いや、僕は死ぬ自信がある。
スポーツ系アニメを見ないところから察して欲しい。
仕方がないので階段まで戻り、路肩を歩いて目的地へと向かう。
さぁ着いた!セーブポイント・鎌倉海浜公園!
…といきたいところだが、
前編はここら辺で終わらせておこう。
理由としては、
何がなんでも本日中にあげたい(現在23:30)から、
そして長すぎても飽きられるだろうから、
とまぁそんなところ。
ぜひ続きを待っててほしい。
後編は
鎌倉海浜公園〜切り通し〜極楽寺
と行く。
ではっ👋
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?