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初の受験は

こんにちは。ひらまるです。
突然ですがみなさんは人生で最初に「乗り越えなければならない壁」は何だったでしょうか?

僕の場合は高校受験でした。

自分で行きたい高校を選択して、半年から1年という時間を勉強に費やし、自分で人生を切り開いていくことに、難しさと戸惑いを感じました。

その後も大学受験や就職試験など様々な受験を経験してきましたが、僕の最初の受験は、3〜4歳頃?に受けた幼稚園の受験でした。

いわゆるお受験ってやつでしょうか。

当時の記憶はあまりないのですが、母から聞いた話では、受験内容は園庭で遊ぶと言うもの。

普通に遊んでいればまず合格できるものだったみたいです。

僕は周りの受験者と共に全力で遊びました。試験という感覚はないですから、普段遊べない子と一緒に遊べることに興奮していたかもしれません。

友達まで作ってきたそうです。

そんな元気いっぱいの僕でしたが、試験の結果はまさかの不合格。
数十人も受験して不合格者は2人だけだったにも関わらず、僕はそのうちの1人となってしまいました。

何が原因で落ちたのかを母に尋ねると、

「あんたは滑り台を逆走したんだよ。」

と返ってきました。

滑ってくる子供たちを押しのけて逆から登ってったみたいです。

滑り台を逆走するなんて近所の公園でよく見かけていたと思うけどなぁ。

その幼稚園にはそんな行動をする幼稚園児はいなかったんでしょうね。
そもそも怪我でもしたら大変ですし。

入園してたら間違いなく問題児だったと思います。笑笑

しかし母はその後にこう続けました。

「みんなとおんなじ方向を向いて進むだけが人生じゃない。あの時私はあなたを大物だと思った。」

ほぅ。

親バカなのか深い話なのか。

ただあの逆走があったからこそ今の僕があり、こうしてしっかり生きているのだと思います。

、、、すいません、それは少し盛っていますが笑

3〜4歳の時は怖いもの知らずでなにも考えずに動くという感じでしたが、今は何をするにも慎重になりました。

当時の自分を見習って、自分の考えをしっかり持って行動するということも時には必要なことですよね。

昔の自分から学ぶこともあるんだなぁと感心します。

でも母さん、あの時の僕は間違いなくバカだったと思うよ。


#エッセイ #小説

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