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良かったものをあるだけ、すべて2023

こんばんは、小藤琴です。
初手からKIRINJIのアルバムタイトルのパロディで失礼します。
『時間がない』はいい曲ですよね。

2023年がもうすぐ終わろうとしていますね。
ここでは、私が今年買ったり観たりして良かったものをあるだけ、すべて挙げていこうと思います。



エテュセ クイックケアコート

この記事を書くにあたって、真っ先に思い浮かんだ商品がこちらです。
買ってよかった。本当にありがとう。
こちら、ネイルオイル以上トップコート未満といった感じのネイルケア商品で、爪に直接塗るとカケや割れを防いでくれます。
私の爪は弱いのか日ごろから割れやすいので、以前からネイルオイルを塗ったりして試行錯誤していたのですが、これはすぐ乾く、爪に何か塗ってる感覚がない、上にしっかり割れにくくなってありがたい限りです。
リムーバーもいらないので楽だし、いいことずくめで怖いくらいですね。


IKEA ELLOVEN

エロヴェン、と読みます。引き出し付きのモニタースタンドです。
弟から譲り受けたモニターの定位置を決めるべく、卓上を大規模に整頓した際にイケアに行って購入しました。
これは余談ですが、イケアとかコストコに行くと毎回物の大きさがわからなくなります。今回もちょっと小さいかな?くらいの気持ちで買いましたがちょうどよかったです。モデルルームが広かっただけでした。
引き出しの下にちょっとしたスペースがあって、ノートパソコンを収納することができます。もちろん引き出しにメモ帳やペンタブも入れられて、机の上がぐっと広くなりました。
モニターは今のところゲームにしか使っていませんが、高さも特に問題ありません。ゲームにしか使っていないのがもったいないくらい快適になりました。

うちにいらっしゃるエロヴェンさん。


映画『正欲』

朝井リョウ原作小説の実写映画です。
こういう記事で年末の事や物が挙げられていると「年始の出来事忘れてるだけじゃないの?」と一瞬思ってしまうのですが、こちらの作品は年間通して考えてもやっぱり面白かったのでご紹介します。
最初のシーンがすごく印象的だったので話してもいいですか?ネタバレになっちゃいますが。

「視界に飛び込んでくる情報は明日も生きる人のためのもの」という内容のモノローグとコップに溢れ続ける水。この男の人(佐々木佳道)が限界なんだ、とこちらが感じた途端に電話が鳴り、両親の死亡が伝えられる。二箱の遺骨と一緒に乗り込んだタクシーでは目の前の液晶から英会話教室のCMが流れている。
もう面白いですよね。
タクシーのCMは強烈に、否が応にも「見せられてる」感じがしていて苦手だったんですが、その醜悪さを最大限に引き出した見事な冒頭シーンでした。なぜこの人が水を注ぎ続けていたのかはその後明らかになりますが、ここでは耐えられないのに変わらない(そして悪化する)状況を暗喩しているんですね。すごいですね。

メインとなる5人の登場人物の異なる立場や抱えている思い、葛藤が鮮明に描かれていて苦しくなりました。
来年は原作も読んでみようと思います。


漫画『東京ヒゴロ』

『ピンポン』の松本大洋の最新作です。
数年前から連載されていたものが今年秋に完結しましたので、ご紹介します。
出版社を早期退職した編集者が、個人で漫画雑誌を作ろうとする物語ですが、彼と、彼を取り巻く人々が漫画に向き合う際の心の機微が繊細に描かれていて、読み返すと毎回その美しさにため息が出てしまいます。
画力は勿論ですが、個人的には「お弁当箱にジャムパン詰め込んできたりするような人(二巻第九話より)」とかの言葉のセンスも好きです。お弁当箱にジャムパン詰めてくる人、いい人そうですよね。
10月に三巻が出版されてめでたく完結となったのですが、なんと!まだ読めていません。
読み切れてないのに書くなという声もありそうで申し訳ないですが、最寄りの本屋さんになくて…。バタバタしてたら数か月経ってました。
さっき買ってきたので、これを書き終わったら読もうと思います。楽しみです。


KAAT 神奈川芸術劇場

今年一番小屋入りできてよかった劇場です。今年3月に開催された「かながわ短編演劇アワード2023」に出場した際に訪れました。
小屋入りできてよくなかった劇場なんて基本ないんですが、今回は初県外、かつ社会人になってから初コンペだったので、思い出込みでKAATです。
コンペなので当たり前ですが、大勢のスタッフさんが一つの公演のために動き回ってる状況を見られるのが、私はずっと好きです。

楽屋もめちゃ広くて綺麗でした。


音楽

いつもお世話になってますSpotifyさんが今年のトップソングとアーティストを教えてくださいました。滅茶苦茶です。


あとがき

以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
今年は学校に通って資格を取り、なんとか年内に転職を終わらせるなど、収穫のある一年になりました。
元気がない割にがむしゃらだった去年よりも、先を見据えて活動できたんじゃないかと感じています。
来年も相変わらず忙しくなりそうですが、演劇と仕事に加えて、趣味など余剰の時間をしっかり取りたいです。

あ、余剰で思い出しました。
Xには投稿していませんでしたが、日記をたまにnoteに投稿していますので、暇なときに読みに来てください。

それでは、来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。小藤琴でした。

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