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死ぬかと思った202401-03

死にませんでした。小藤琴です。
三か月で4現場を終えた箇条書きの泣き言noteです。
前回までのあらすじは各種SNSをご覧ください。

・【総括】死ぬかと思ったけど全作品おもろくなってよかったです

・稽古場に行けてないせいでどんな状態で脚本が執筆されているのかもわからない年末年始

・新生活スタートから一週間で小屋入りし、自身の好感度低下にしっかり貢献

・アンケ用紙が作れておらず、行きの新幹線でイラレ触ってたらめちゃ酔った

・小屋入りハッピー出来事:見ない間に面白い作品になってた/東京の俳優さんと仲良くなれた/比較的大入りだった/オリジン弁当がおいしかった/宿泊先が広かった/西武新宿線が空いててあったかかった

・1月中旬、東京の本番が終わった翌日に3月の劇場の下見があった
二人ともぼろぼろだった、10時チェックアウト、新横浜に向かうところが横浜に到着/エスカレーターの上り下りがとっさにわからず右往左往/移動時間すぐ寝る

下見にて、大きい犬にガンをとばす私

・打ち上げ終わりって「あーもうみんなと会いたいな、またお芝居したいなー」とか思っちゃいますが、実際その翌日に会って打ち合わせとかするとたまったもんじゃないっすよ、みんなたまったもんじゃねーなって顔してました

・1月中旬~2月中旬にかけて自由な時間が月曜夜しかないって何だったんだ?ほんと…

・時間がない的な忙しさはもっとヤバい生活をしている人がいるので置いといて、一番キツかったのは座組に迷惑をかけること 稽古場をはしご(遅刻・早退)することで他のスタッフさんの負担が増えてしまうのがとにかくストレスでした

・この時期はchelmicoの「三億円」をよく聴いてた

・本番明け、申し訳なさでつぶれそうになりながら別現場の稽古場に行ったらみなさん「おかえりなさい!お疲れ様~」って優しく声をかけてくれて泣きそうになった、これ嬉しかったのでいろんなとこで言ってるけど、後にこの方々は日々ソーハードなスケジューリングで動いているからこのような事態(別現場の本番で稽古に来ない等)に慣れているだけだと気づく

・寝てない自慢人間にとっては序の口かもしれないけどロングスリーパー人間にとってはつらい戦いだった 大学時代、自分が高燃費なことに憤って稽古場ブログに書いたことがある
https://ameblo.jp/bacchus-aquarium/entry-12373001138.html
文章に活力があって素敵ですね。稽古場の話をしなさいよ

・この時期一日5食食べてた

・「私より忙しい人がたくさんいるからという理由でがんばり続けると駄目になる」ことを知っているからこそ「私より忙しい人がたくさんいるからという理由でがんばり続けなければいけない状況」にひやひやしたし、実際ギリギリだった気がする
太ももにじんましんができ、かゆみで目が覚めた朝/肌がバリバリになり、一週間メイクできず/下痢で目が覚めた朝/一日に何度も足がつる/自分の怒声で目が覚める/爪割れまくる

・肌トラブル多くない?

・口頭で指示を受けてパッと動くのが苦手で、接客やって多少慣れたけどやっぱ得意ではなかった、そんな私はINTJ

・先輩方の優しさに救われ、ストイックさに学んだ小屋入りだった、大きい愛に感謝

・代読みを褒められたことを思い出しては微笑んでる

・小屋入りハッピー出来事:音照舞台美術をあわせたらより派手で面白い作品になった/ケータリングがめっちゃあった/名古屋の諸先輩方と仲良くなれた/すぐマッサージしてもらえた/打ち上げが居心地良くて楽しめた

打ち上げにて、金麦とホットケーキの夢の共演

・本番終わってプリセットして駅まで30分くらい小走りして別現場の通し練に向かったけど間に合わず、フィードバックだけ聞いて片付け手伝って一人で帰った日 気合いだけ空回る

・4日くらいで一人の衣装案決めて収集かけて場当たりにそろえたの偉かったな~

・構成員の方々はどんなに苦境でも稽古場と劇場ではやたら元気なのでそこだけ尊敬してます

・小屋入りハッピー出来事:立地が最強/小屋入り初体験の友達が楽しんでくれてた/ロボのトラブルシューティングができた/いっぱいほめ言葉とアドバイスがもらえた

キモい写り方の集合写真

・自団体の公演の場合、外部の俳優さんとスタッフさんに負担をかけてしまわないかということを過度に気にしてしまいます、気にしすぎてよくないことはないとは思うんですけど、自分で対処できないことへのストレスを人にぶつけるのは違うと思うしこういうことは大抵余裕がないときに起こります、内省

・この時期は片想いの「チェイサーブルース」をよく聴いてた

・時間がない座組はとにかく自分とみんなを信じるしかないと学んだ、疑ってると間に合わなくなるので

・前回もそうだったけど、二つの会場で同演目を上演するとテイストが変わりまくるのは全員改善に余念がないからだし、それが自分たちの首を絞めてるとも言えるよね~当然 今回は上演時間に制約があったから多少はしょうがないとしてもさ

・ある稽古のお昼、コメダでごはん食べてたら窓から雪が見えてみんなではしゃいだお昼、なぜかやたらめったら楽しかった、稽古の進捗はヤバかった

・3月頭から中旬にかけての2週間、時間的な余裕はあったけど常に命を燃やしていた 当然劇場入りしてからバテた

・私は暑苦しすぎる!生活もお芝居ももっと肩の力を抜いてできたらいいのにと思う、すぐ自分で作ったたくさんのルールに囲まれて息ができなくなっちゃう

・という激しい前傾姿勢が演技にも出ていた

・小屋入り中は何かにつけて「吐きそう」と言ってた、実際には吐かないんだからはた迷惑な俳優だ、ゲネプロ前に言ったときは構成員が「これ終わったら吐いていいよ」と返してくれた気がする、けどそんなことを言ってないと緊張でどうにかなってしまいそうだった

・緊張!緊張!大きい舞台に緊張!アウェーの客席に緊張!審査されることに緊張!普段からこんくらい緊張して舞台に立て!また暑苦しい!

・小屋入りハッピー出来事:なんだかんだ本番はうまくいった/ピクニックした/おいしい中華食べた

・過去最高の初日打ちだったかもしれない、17時半くらいに始まり、中華がおいしく、いい感じに酔って楽しく帰宅、22時には就寝

・が、本番2日目の未明に目が覚めて寝られなくなる、Summer Eyeのアルバム聴いて無理矢理寝る

コーヒーソフト、おいしかった

・表彰式は開始5分前くらいから呼吸が浅く、手をつないだり横のスマホをのぞき込んでポケモンスリープの様子を眺めて上滑りした会話をしたりしてた、一人だけ気持ち悪いくらい緊張してた、いろんな団体がいたこと、審査員の考えが一般人にはわからないこともあって、自信があったとかなかったとか関係なく、とにかく団体名を呼んでくれ、名前を呼んでくれと司会進行の人をにらみつけていた、みっともなくて恥ずかしい(この記事ずっとそう)けどお金もないしファンもいないし無名だしあんまりまともでもないしでも報われたくてみんな報われてほしくてどうしようもなくて救いを求めるみたいにただただ神頼みの視線でした

・М-1の準決勝進出者みたいな反応してしまってすぐ恥ずかしくなる、あの瞬間にカメラ回される芸人さんたちかわいそう

・全員全然動揺してなくて動揺した
でっかい受賞パネル持って「こりゃブリンバンバンだねえ(注:稽古場でマッシュルの曲が流行っていた)」とかほざく主宰/「はい、来年もHIKARI公演が決まりました」と伝達してくる副主宰/写真撮影後「おつかれ!先帰るわ」とだけ言い残し即帰宅する構成員(共演者)

・逆に全員泣くような人たちじゃなくてよかったとも思うし、外部スタッフさんは「一番この団体らしい賞が獲れたね、嬉しい」って言ってくれたりして超嬉しかったので満足です、もう!

・講評は2月末のときよりやさしかった、あっちはコンペじゃなくてこっちはコンペなのに?クオリティが上がったのかな?とポジティブにとらえます

・3日後に本番を迎える構成員と「また来週末ね!」とねぎらいあい、帰名、帰宅

今後は4月と6月に本番があり、まだ道半ばですが、一旦個人的なまとめとして記録しておきます。
やっぱ演劇って面白くて最高です。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

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