ふたごの父親になって1年たった

ふたご父になって先月で1年がたったので、なんとなく振り返ってみた。

最初の1年間で大変だったこと

一番大変だったのは、最初の1ヶ月。ツマのHPが回復しなかったこともあり、夜にワンオペしてたのが一番しんどかった。

全国のワンオペお母さま、、本当に偉大。。

片方を足に乗せてゆらゆらしながらミルクを与えつつ、もう片方は抱っこしてミルクをあげるというスタイル。そして、だいたい3時間ごとにミルクをあげたりおむつ替えをすると聞いていたけど、タイミングがずれて90分ごとになるという罠。。この90分の合間をみて新しい仕事の応募書類を書いていたのが今となっては良い思い出。

産まれてから4ヶ月の育休

父親の育休についてはみんな取った方が良いなとおもう一方で、家庭の状況などもあるのでその家族ごとにベストな選択をしたら良いのではと思う。

ただ、ふたご、、ふたご以上は別!ふたごが産まれたのに育休を取らせない会社は罰則を設けた方がいいのではというくらい、取った方が良いと思った。

近くに親がいるから大丈夫、という人も大人が3人いてなんとか社会生活が回るという感じなので、その前提でローテ組んだ方が良いのではと思う。

タイミングとしては産まれたあとすぐから取った方がいいし、母体へのダメージも一人よりも大きいと思うので、母HPが回復していく間は育休とった方が良さそう。ちなみに、僕は育休後にツマに「育休とってなかったらどうなってたかな?」と聞いたら、即答で「離婚してたと思う」と言われた。

その後の数十年と今のちょっとした仕事の期間で比較したら、今後数十年をとった方が良いと思った。周りの支えてくれる皆さんには感謝しつつ。

あと育休の間に次のキャリアのことを考えたり、実際に次の動きを起こしたことはよかった(その後の1年がめちゃくちゃ大変になったけど)。

ただ、そのときに家族以外の人に育休中に相談にのってもらったりすることは息抜きとしても良い時間だった。

なので、僕もこれから育休を取ろうか迷っているお父さんいたらどなたでも相談乗ります(そんな人いるかわからないけれど)。

育児をとにかく効率化する

お子たちの世話を効率的に進めるために導入して、よかったこと。

一番よかったのは、ウォーターサーバー。こういうの。

お湯沸かす→ミルク溶かす→適度に冷やすって本当に無駄な作業だなと思っていたら、ウォーターサーバーが一発で解消してくれた。でも、ウォーターサーバーって携帯もびっくりなくらいの契約期間縛りとかあるのでそこは注意が必要。

ちなみに、使ってないけど気になっていたのはこういうの。

これ絶対日本でも流行った方が良いと思う。前に某大手電機メーカーの人たちに、これからはどういう家電があると良いと思いますか?って聞かれたので真っ先にこれを言ったんだけどふーんって感じだったので、どこぞのメーカーで作っていただきたい。。アイリスオーヤマさんとか。。

最初は授乳とか排泄の記録をつけるので、紙のフォーマットを作って印刷してみたり、アプリなども試してみたけど、育児の記録はぴよログが一番楽だというのが結論だった。

父親として育児参加に感じた壁

まず最初に、ツマの体調もあり両親学級に一人で行ったこと。一人で妊娠体験の重りの入ったエプロンつけるのはなんの苦行だろうと思ったけど、係のお姉さまたちが、一人できてえらいねえとやたらと褒めてくれたので自己肯定感が爆上がりした。

ちなみに、暇なので両親学級で周囲の夫婦を観察してたら、最初はきゃっきゃしてるくせに、旦那さんがおぼつかない手つきでおむつ替えとか沐浴の練習してるとなぜか急にキレだす奥さまたちがいた。「やる気あんのか?」みたいな。・・そこはもうちょっと優しくしてあげてほしいなと思った。確かにそのやり方だとお子が溺れてそうだけど、旦那頑張ってるよ。。そこからだから。。

男性は自分のお腹の中で子どもが育つ感覚もなく、右も左もわからないまま育児に向き合うことになる人が多い中で、こういうちょっとした子どもを育てることに参加する体験と、そこで認められていくことで自信をつけてより主体的に参加していくのではないかと思う。最初からもっと勉強しておけよというのはその通りかもしれないけど。

最近は行政による子育て支援の制度も少しずつ増えている。うちはたまたまふたごだったこともあり、とにかくいろいろなものに頼ろうと思って調べていた。ただ、とにかくどれも一人用で多胎児には使いづらいものが多かった。

あとは、行政の手続きなど多くは母親による申請、母親とのやりとりを前提としていること。これは少し疎外感と排除を感じる部分。

男性ももっと子育てに参加していくという社会になるのだから、このあたりから変わっていけたら良いなとは思っている。

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