患者さんの話① -朝4時に起きる認知症のおばあちゃん
私が看護師の仕事をしていて
面白いと感じる時。
それは、患者さんの新たな一面を
発見できた時だと思います。
その方は、
自宅で転倒し足を骨折
手術を行い、リハビリのため
しばらくの間入院されている方でした。
認知症も指摘されており、
夜中から明け方にかけて大声で騒いだり
排泄物を触ったりすることがある
ファンキーなおばあちゃんでした。
ある静かな夜勤の日、
深夜4時ごろに
おばあちゃんの部屋から
「おーい、おーい」
という声が聞こえてきました。