Mi Band 3(1日目)
正月に思い立ってXiaomiのMi Band 3を購入した。
技適を通過したのも大きな理由だけど、そこまで価値を見いだせていなかったスマートウォッチを買ってみようと思ったのには、3つの理由があった。
①自分のパフォーマンスを分析するデータを取得するため
②デザイナーとして、UIのあるべき姿を思考するため
③現在のテクノロジーのレベルを体験するため
自分のパフォーマンスを分析するデータを取得するため
健康にも気を使う年になったのと、自分のパフォーマンスを最大化する指標としてとりあえず歩数・睡眠時間・消費カロリー等からモニタリングしようと思った。正月太りのダイエットもこれで楽しくなる気がする。
デザイナーとして、UIのあるべき姿を思考するため
最近デザイナーらしい仕事をあまりやってないので、頭の体操として思考を投入できる器が欲しかった。こういった時間を増やしていきたい。
現在のテクノロジーのレベルを体験するため
昨年購入して、もっと前に購入しておけば良かったと後悔したものの一つにロボット掃除機がある。確かamazonのセールで15000円くらいだったかと。
2つのことで僕は購入していなかった。
ロボット掃除機代表ルンバさんの値段が高く、そもそも費用対効果を感じていなかった。そして中国産の無メーカーとの値段差から、1万円そこらじゃ実用に耐えるレベルではないのだろうと偏見を持っていた。(所謂、安かろう悪かろう。)
妻の家事を楽にしたいという大義名分のもと購入したところ、人生が変わったのであった。快適さ、そして少々スペック劣っても健気に頑張るロボットの可愛さ。。。
\ロボット掃除機利用者の人、もっと早く教えてよ!/
現代版「百聞は一見に如かず」でした。
じゃあなんで買わなかったのか?根底にあるのは、そこまでの価値を感じていなかったこと。購入を躊躇うバイアスとなっていた、費用対効果についてスマートウォッチをテーマにもう少し深掘りしたい。なぜ価値をそこまで感じないのだろうか?
なぜスマートウォッチに費用対効果を感じないのか?
スマートウォッチの機能や形態から、以下の3つに分類されるのではないかと思う。
・スマートフォンからの進化系
・時計からの進化系
・センサーからの進化系
スマートフォンからの進化系(Apple Watch 他)
もちろん高精度のタッチパネルのディスプレイがあることが前提。そしてアプリを組み替えて、表示だけでなく操作≒アウトプットをできる設計になっている。単体で電話もできるようになっているので、マイクロスマートフォンと呼んでもいいのでは。
スマートフォンよりは安いよね、っていう価格感に落ち着く。
ただしスマートフォンが世の中に与えたインパクトが大きすぎるので、スマートフォンと同じ土俵で戦うには不利すぎる。ポケットに手を突っ込んで、画面を見れば済むその数秒のために、そこまでの大金は払えない。
時計からの進化系(Withings 他)
まず時計であること、名前もだってウォッチだし。充電とか、えっ?て。それも1日しか持たないの!?それって時計?
あくまで時計なので、平たく言えばPRO TREKの仲間に近い。最近の人は知らないよね↓
なので時計と同じ価格感か、それより少し高い価格感に落ち着く。
センサーからの進化系(Fitbit 他)
あくまでセンサーなので、画面がなくても許される。インプット(データの吸い上げ)がメインであって、他の操作をできることはコアの価値ではない。ただ唯一アウトプットとして求められるのが、情報の認証。生体認証やカードキー、決済端末としての側面は差別化に加わってくる。
制限が故に安価な価格帯からスタートするが、取得できるデータの種類・精度、外部への認証機能によって高付加価値なデバイスの一つとして受け入れられていく可能性は大きい。
まとめ
自分はセンサーとしての機能を求めていたので、1台目はMi Bandに落ち着いた。おそらく今後使ってみて精度の話になってくるのだけど、ゆくゆくはFitbitのようなセンサーに振り切ったデバイスの購入もありえると思う。
そしてセンサーに振り切ったとき、手首という場所が設置するのにベストな場所なのかという議論も同時に起こってくる。2台目はその頃かな。
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