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2023年3月に読んだホンのハナシ

フリーランスは常に勉強しないといけない

 オッサンは意識的に紙の本を読んでいる。
 毎月、収入のある程度の割合を本に使うことにしている。

 東京から今の住まいに引っ越す際に、1500冊ぐらいの本を処分した。漫画的なものはそのうち500冊程度であり、自分で買ったものはほとんどなく、遊びにきた各々が不法投棄していたったためジャンルは異次元。同じ漫画の同じ巻が複数あったり。立地がとてもよかったのでタバコが自由に吸える漫画喫茶代わりに使われていた。
 誰かが置いた漫画を誰かが読んで、また他の漫画を投棄していく。なので雪だるま式に膨れ上がった。

 紙じゃなくて電子で買えばいいのに、なんてハナシもあると思うのだが、オッサンは大学職員をやってる時に、電子教科書と紙の教科書を使った時の学習効果の違い、についての論文や研究などを 少しばかり手伝った。

 電子教科書なんてものがメジャーになる少し前で、副教材としても使うかどうかを迷っていた頃。いわゆる「GIGAスクール構想」なんてものが立ち上がる前にワーキンググループで検討されていた頃のハナシである。
 
 その中には紙の本と電子媒体での本との理解力の違いなんていうテーマの研究もあったんだが、この結果がなかなかにエグイ。この手の研究資料はあちこちで発表されてて簡単に手に入れたり、電話問合せしてアポをとって詳しく内容を聞いたりすることができたんだけれど、今はこの手の資料は簡単に手に入らなくなっちまってる。

 どっちがどっち、というのは論争になりそうなのであえて書かないが、オッサンは電子媒体と紙媒体、どっちも手に入るのであれば絶対に紙媒体を手に入れる。逆にどうでもいいモノについては電子媒体で手に入れる。

 週刊の漫画雑誌は電子媒体で買うようになったが、難しい本や技術書は絶対に紙で買う。つまり、これがオッサンなりの結論である。

ネットフリックスで影響された

 まずはこの本。浅草キッド。
 ネットフリックスでがっつり見ちまったので、どうせなら原作の文庫本も欲しいくなり買ってしまった。表紙が主演の2人になっているバージョン。これと違うバージョンが欲しかったんだけれど、仕方がない。

ネットフリックスの動画はすげー泣ける。

 内容については有名すぎるハナシなので触れる気にならないが、とりあえずネットフリックスの動画は見ろ、としか。Blu-rayが発売されたら予約して買っちまうんだろうな。いつか販売されればいいんだが、ネットフリックスで制作されたモノって販売されないんだよなぁ。

喫煙者なら買うでしょ

 オッサンはヲタクではないが適度に漫画も読むわけで、この漫画はずっと気になっていたんだよな。Amazonで目につくたびに買うか、買わないか迷っていたが、2巻が発売されたのを知り買ってしまった。

喫煙者万歳

 内容はタイトルのままである。「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」
 ひょんなことでスーパーの裏にある従業員専用喫煙所で煙草を吸うようになったお客とスーパー店員が色々なやりとりをするハナシである。

 少し前までスーパーの駐車場や入口に灰皿があったんだけれどソレがどんどん撤去されていることをこの漫画を見て思い出した。今や都内だとコンビニにすら灰皿ないもんな。代わりにコンビニの中のイートインのコーナーの脇とかに喫煙所があったりして進化しているのか、どうなのか。

 なお、オッサンの済んでいる田舎のコンビニはだだっ広い駐車場の脇に灰皿がいくつも並んでるぐらいには煙草に寛容である。この事実だけで東京から引っ越してきたかいがあるというもの。

ちゃんと向き合う必要がある

 トラウマとは何か。Webで検索できる範囲の薄っぺらいハナシではなく実際に行われた医療のハナシがメインのかなり分厚い本である。

すげー分厚いが、マジで面白い

 心に刻まれた傷は目に見える形で現れる。それは脳ミソの改変という形で表に出てくる。そして、それは体を蝕んでしまう。
 帯にも書いてあるが薬を飲むことで改善できる限界、認知行動療法にも焦点があてられて具体的な症状改善に向けた膨大なアプローチを垣間見ることが出来る。カウンセリングの限界や、医師の葛藤まで書かれている。

 心の病は外科や内科のように手厚い治療が必要であると改めて認識した。もっというと、多分、自力では治せない。誰かの補助が絶対に必要。
 
 ヒトの体を傷つけると血が出てやがて死んでしまう。
 心も傷つけるとやっぱり死んでしまう。
 血がでている体だけ手当をして、見えてない心の傷を手当しないのは、どうしてかね?

仕事の本も読んでますよ

 仕事に関係する本を最後にさらっと。
 試作品を量産化してロット販売するまでの立ち上げの時にお世話になった。海外に発注すると確かに安いんだよな。国内はちょっと高い。

面白いハナシじゃないので小さく

 オッサンの本業はかなりブツが出来てきたのでもう少し販路が出来上がればショーバイになるんだが、いかんせん、捌ける量が少なすぎてどうにもならん。需要があるのは知ってるんだが、その需要があるトコロがニッチすぎて届かないという。
 もう少し営業しないとだめかねー。

 SNS使ってもリーチできそうもないトコがターゲットだから、本当に苦労するんだよな。苦労も楽しいので、誰にも分けてあげない。

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