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フリーエンジニア お客さんと飲むハナシ
数少ない営業機会
フリーランスのエンジニアでかつリモートワークなんてことをやってると通勤なんてクソみたいなイベントを避けて快適に仕事ができるというメリットがありながら、営業先や人脈なんてものが確保しづらくなる。
そこで機会があれば慰労会なんてもので飲む機会を作ったりするんだけれど、これがまた、非常に面倒くさいのである。
飲みにケーションは大嫌い
オッサンは飲みにケーションというものが大嫌いである。飲みの場で大声で腹を割って話そうなんて言う人間は信用していないし、お近づきになりたくないカテゴリーの部類である。
おカネを稼ぐなり売り上げを上げるなり、お客にサービスを提供するなり、納品するなりで、色々なトコロでコミュニケーションは発生しているがその時には腹を割ってないのかと。
その時に腹を割って話していないのに、なんで酒が入ると腹を割って話せるのかと。酔っぱらわないと本音を話せないとか、どんだけ失礼なんだよ。
もちろんオッサンはサラリーマン時代も過ごしているので、建前と本音なんてものがあるのは理解できるが、モノづくりをしている場でそんなものを持ち出すような種類の人間をオッサンは嫌いなんだと思う。そういうのはそういうコトが必要な人間がやってくれればいい。
モノを作っている現場ではそんな考えている暇ねぇのよ。
ダメなものはダメだし、いいものはいい。
オッサンのやっているミーティングは2種類ある。1種類についてはあんまり話さないので、もう1種類について。
そっちではみんな好き勝手に無責任に意見を出し合う。言いたい放題でなんでも好き勝手にしゃべってもらう。ルールは1つだけ。否定はしない。
実際、この会議で他のヒトの案に噛みついて否定し始めるやつは退席させるし、しゃべらない奴も退席させる。打ち合わせの場にいることは仕事じゃないからな。
もう1つの会議の方で活躍して貰うだけだ。人間には得手不得手がある。不得手なことをやってストレス抱える必要もないだろう?
会議の場にいないと内容が分からないというなら録音データでも聞いてもらえればそれで充分。録音データも会議の時間と同じだけの長さだから、どのタイミングで聞いても使う時間は変わらん。
オッサンの招集するPM系の会議は全て録音する。隠す内容は何一つないので録音したものは聞きたい人向けに全て公開している。
こんな感じデータを公開していると、本音と建て前なんて良く分からないコトをやってるやつは整合性がどんどん取れなくなるんだよな。仕事をして対価を得ている以上、その対価にみあうぐらいには本音で向き合わないとマトモなブツは出来上がらないと思うんだがなぁ。
酒を飲めば本音でしゃべれるんなら、就業時間中に酒を飲んでもらっても一向にかまわんと考えているオッサンのようなPMもいることに留意して頂きたい。
酒の場も仕事中
オッサンは飲みの場では建前しか話さない。本音はどう考えているかなんて、アルコールが入ったらなおさら話さない。
アルコールが入れば本音を語って親密度などが上がるとか、頭の悪い勘違いされている方も多いようで、そういう困った飲み会が多い。直接的なゼニ関係が発生している間柄であるほど、本音なんてしゃべれないに決まってるんだけれど、なぜか立場が上側になる人間ほど腹を割って話そうとかいいだすのよな。
フリーランスのオッサンにとっては酒を飲む場も仕事の場のワンシーンにか過ぎないんだがねぇ。
オッサンもいい年齢になっているので、飲みの場でもお相手する人間がそれなりのポジションの方になってきてしまっているので、さすがに相手もオッサンのコトはよーわかってる。上場企業になってくると本物のバカは出世できないもの。
そんな時には仕事の話ばっかりになってしまうが、まぁ、アレがやりたい、これがやりたいなんて要望を貰って、後日、提案書を作成したりするのよね。他にも普段喋らないメンバーだけれど仕事が出来るエンジニアは把握しているので、そういうヒトに声をかけて飲んだりしてるな。仕事できないやつには用はないので。
あとはプロパーの権限持っているようなヒトとか、将来的に出世するだろうなぁって感じのプロパーにも積極的にコミュニケーションをとる。だって、これ、営業の機会だもん。こういうタイミングで営業をしないで一体、いつ営業するのよ。
オッサンは飲み会不要論を強く支持しているが、そういう機会があるならメンバー次第では積極的に参加する。
よく考えたら、これ、接待だな。
飲み会での最大の仕事
少し前までは、このあたりの慰労会やメンバー間の飲み会も経費を持ってくれたり出してくれる会社もあったんだけれど、最近はかなり減って来た。なので、割り勘でメンバーからお金を集めてお支払をする。
コロナ前ぐらいまではプロパー側が経費にするため領収書をとっていたが、コロナ後ぐらいから経費にならず領収書を欲しがらなくなったので、オッサンがありがたくその領収書を頂いている。
ひょっとしたら、この割り勘で出し合った高額の領収書がオッサンにとっては最大の成果かもしれないけれど、仕事も受注できてるから接待経費もでいいと思ってるんだが、いつか指摘されて怒られる日が来るんだろうか。
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