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ICL(眼内コンタクトレンズ)をやってきた(人体補完計画 #01)

新しいWeb3の会社を創業したってお話のあとに、プライベートな話になってすみません…🙇(本当は12月に公開する予定だった記事です)

ICLって知ってるかい?
眼内コンタクトレンズだよ。
Implantable Contact Lens(インプランタブルコンタクトレンズ)の略だってよ。(このnote書き始めて、はじめて知ったw)

ということで、やってきましたICL手術。

わかりやすいゆるふわなアニメーションがこちら。

実はわたくし、中学生ぐらいから重度の近視と乱視で…
苦しい日々を過ごしてきました🥺

メガネない&コンタクトない状況下で、例えば災害が起こったとしましょう…

あ、おれ、シぬなと…

毎朝のメガネとコンタクトの往復…
コンタクトつけたまま泥酔寝落ちして目ヤニ噴出のなか絶望感で迎えるあの朝…
床に捨てたコンタクトが乾燥して床にへばりついて癒着同化していたときのあの失望感…
コンタクトがなくなったときの焦り…
考えてみれば一生続くだろう出費…

また、良い感じの年齢になってきたと思ったのです。

俺には人体補完計画が必要だ、と。

ということで、第1弾「ICL」を実施することとなりました!

周りの友人達が「今のところ、最高の買い物であった」とおっしゃっていることもあり、自分もチャレンジしようと思った次第です。

病院選び

病院選びにまずは悩みました。
自分の貴重な眼球をお任せできること…

なんか、ネットで検索すると「めっちゃ痛かった」とか「失敗した」みたいなことも書いてあり、それも不安だったことは事実です。(実際選んだ病院は大正解で、痛みもなく、不安はほとんどなかったです)

ICLは不可逆的な手術ではないものの、眼球をお任せする上で、なにかあったらどうしようという不安があったので、医師選び・病院選びに結構な時間をかけました。
(安かろう悪かろうの話も不安がありましたので、価格も念頭にいれつつも、やはり安全性・信頼性をとりたくなったというところもあります)

よくよく考えれば美容整形も同じで、どれだけ数こなして症例実績があるかだな、と思い色々探していました。手術回数・事例数って大事だなと。トラブルシュートもできる人がいいなと。

そんな中出会ったのが、とある伝手で知ることができた、代官山アイクリニックの五十嵐先生でした。

ICLのメッカでもある、山王病院のアイセンターで眼科部長もされていたということもあり、かつ症例・事例に関する論文の数も多かったということで、カウンセリングを受けてみよう、ということとなりました。

カウンセリング初日(10月ぐらい)

まずはICLが目に適合できるかの第一回検査。
もちろん、無料カウンセリング。

受付から、水・炭酸水・パイナップルジュースが無料で提供いただけた。パイナップルジュースはアイクリニックのロゴだからなのか?🤔先生パイナップル好きなのか?

うおお、顧客管理しっかりしとる!!! DX! DX!!!

診察自体はLINE登録したら、IDがでる仕組みで、それで全て台帳管理されていました😳

DXだよ、おっかさん!
ということで、会員ID・診察券・CRMが全部LINEになってるのは新しかった。(診察券管理するのめんどい)

  • 診察時のIDバーコードもLINEで管理

  • 予約管理・変更もLINE

  • 何か不安なことや質問があればLINEで質問

全部LINEで完結してくれるのはありがたかったです。

ここまでの診察は一切無料でした

事前カウンセリングで仮診断を行い、それらをもとに本検査を行って本当にICLが可能かどうかを最終判断する、というものでした。

いったんそちらで診察完了し、ドッキドキのお見積コーナー。
定価では税別70万円とだいぶお高い印象
ただ、年間6-7万円コンタクト代払っていると考えれば10年で回収できるという考え方。
しかも朝夜のコンタクト装着・コンタクト購入などの時間を鑑みると悪くないと結論づけました。

あと、知人からの紹介のお陰もありまして、最終的にはとてもありがたい優待価格でやっていただけました😅(詳細は文末に記載)

そして本検査と手術の日程を予約して終了。
(ちなみに、かなり人気のクリニックのため予約は先々まで結構いっぱいでした)

お支払について

  • クレジットカードもOK

  • JACCSのメディカルローンもあった

    • 金利は年利3-4%ぐらいだったと思う

本検査(11月上旬)

前日・当日朝はコンタクトつけちゃだめ。
というルールのもと(眼球がカーブついたりするから)、本検査を実施。

まずは視力検査。
めちゃくちゃ入念にやる。
眼圧チェック・目の細胞チェック・眼内の空間チェック。
乱視も近視もレンズの微調整をメチャクチャ細かくやる。

とくに苦戦したのは乱視の処理。
あー、おれってこんなに乱視微妙だったのか、と。
自分が強度の乱視であることは自覚していましたが、こんなに細かく調整できるもんなんだ〜と感心した次第です。
レンズを何度も換え屈折を調整し、一番見えやすいものに調整してもらいました。

瞳孔バッキバキ男

次に、瞳孔をおっぴろげーの薬を点眼する。
瞳孔がバッキバキに開きまして、近くの物が見えにくくなるなどの状況になって結構あせる。

鏡で自分の目をみると、まじでキモっ!ってなる。

最終診察の結果、目のなかに十分にスペースがあいてる?ということで、手術OKに。

ようはICLとは、虹彩と水晶体の間のスキマに清潔で安全なレンズを入れて、強制的に視力矯正をするというものです。

たまに瞳孔が十分にひらかなかったり、スキマがでなかったりしてICLできないという方もいるそうですが、問題なく検査クリア。

ドキドキの手術に進むことになるのでした。

瞳孔が開いているお陰で、まぶしく感じたり、近くがみえなくなって、恵比寿駅までの道はビビる。

いよいよ手術!!!

前日の事前準備

手術前日から事前準備で目を清潔に保つ目薬をいれます。

前日までの目薬:ガチフロ1日3回

よく花粉症とか結膜炎になることも多く、ガチフロはたまーに処方してもらう目薬だったので、勝手はわかっておりました。

また、飲酒喫煙に関するアラートは先生はなかったものの、なんか心配なので自主規制して泣く泣く断酒禁煙(´・ω・`)

あと手術後数日、洗髪できないということで、最後の風呂を堪能する♨

当日の準備

手術を円滑に進めるために、手術前1時間・30分前に瞳孔広げる点眼を自分で行うことに。
点眼してから恵比寿の病院までいくので、道中がちょっと怖かったw

当日の薬・ミドリンP点眼(術前1h,30min)

オペルームにIN!!!

いよいよ手術室に呼ばれる
まずは清潔な術着に着替えるため、給食室の人みたいな格好になる。

そして眼球に麻酔の目薬を点眼して、目が痛まないように処置。
全然しみない。15分ごとに2回うつ。

そこから先生の準備を待機室で待ちながらぼーっとする。リラックスリラックス…

いま流行のAIアバター表現してみた
オペルームには雪はふりませんw

いよいよ術台へ

いよいよ準備ができたらしく、術台に呼ばれる。

血圧はかる機械を取り付けてもらい、目の周りを消毒。まばたきできないように機具を取り付ける…
あーこれ、なんだっけ、あの映画だ。。。

時計仕掛けのオレンジだ!!

いや、全然こんな映画みたいに怖くないです😅

機具自体は全然いたくないです😅
さらに視界を遮るようにいろいろかぶせてもらい、準備完了。

片目ずつレンズを入れる手術がスタートとなります

全然いたくない?え、もうおわったの?

術台の上にあるライトをずっとみているように先生にいわれる。

まず、眼球を消毒するために薬液を点眼される
そして、眼球を保護するため?にヒアルロン酸を目にかけられる。
ヒアルロン酸がゲル状のため、視界が奪われる。
光以外何も見えん……😳

そのあと先生が一言「ではレンズいれますねー」

スッ(何も痛くない)

チュッと何か液体とともに目に何かはいってくる

うお、一瞬視点がずれる

ちょっとだけ目の中で動いてる感・少し圧を感じる(たぶんレンズ調整してる)

「はいおわりましたー」

えっ!?もう終わり

ものの3分ぐらいで終わる。

「反対の目もやりますね。またライトみてくださーい」

スッ(何も痛くない)

チュッ

うお、視点がすずれる

圧を感じる

「はいおわりでーす」

えっ、こんなんでよかったの?

あっという間の出来事でした。

その後、待機室にもどされてぼーっと待つ。

術後も目の痛みはほとんどない。

目をちょっと動かすとさすがに術後なので、目の圧を感じるが、それ以外の不快な痛みはほとんどありませんでした。

そして30分ほど経った後、徐々に視力が回復して見えてくる。
うおお。見える。見えるぞ!

先生の診察があり手術は成功ですね、とのこと。
瞳孔広げる薬が切れれば、もうしっかり見えるとおもうので大丈夫ですよ、とのことで、そのまま帰宅。明日に翌日検診をすることに。

気になる術後の状態

まず読者の皆様が気になるのは術後の見え方と痛みと思われます。

術後1日目

痛み:目を動かしたり近くのものを見ると「目の圧を感じる」
見え方:遠くのものめっちゃ見える! 近くのものちょっと目の圧で見えにくい…
ハローグレア現象:一部のライト・照明を見ると、光の輪(ハロー・グレア現象)が色濃く見える。

痛みは不安はなかったですが、グレアは結構びびりました。うおお、これ治るのか?と。

先生曰く、まず痛みはやはり手術なのでどうしても炎症するから、点眼薬で炎症とぶり返しを防ぎ、目を清潔に保てばいつかは治ります、とのこと。
そして一番気になるグレアについては、数日または1-2ヶ月ぐらいでほとんど気にならなくなる(脳はそうできているっぽい)とのこと。

グレアについては本検査・手術前にもちゃんと丁寧に説明いただけるので、どうしても不安な場合は相談するのがいいかとおもいます。

なお、病院のサービスで、近隣のヘアサロンでヘッドスパを無料でしてもらえるのが嬉しかった😀 風呂は入れないからこれはありがたい

術後に点眼した薬(術後3日まで)
ベガモックス(抗菌薬)
リンデロン(消炎剤)
トブラシン(抗生物質)

ちょっとリンデロンやベガモックスがしみるけど、我慢できるものだった。

手術後3日目

痛み:目の圧はかなり弱くなって、楽になり、近くのものも見えやすくなった?
見え方:うおお遠くのものが見える!
ハローグレア現象:まだグレアはのこってる…がなんか薄くなってきた?

術後の経過も良好とのこと。

そして、ついに風呂に入れる。頭洗える。これは嬉しい😀

術後4日以降で薬がかわる
ガチフロ
フルメトロン

これも結膜炎とかでお世話になった薬

手術後7日目

痛み:目の圧はほぼない。目を動かしても全然だいじょうぶ
見え方:遠くも近くもバッキバキに見える…
ハローグレア現象:まだグレアはのこってる…がめちゃ薄い。まあ気になるが。

そして緊張の視力検査…
結果はというと…

「あー、両目とも2.0でちゃってますね」

うおおおおお!

まさかの2.0!!!

先生いわく「2.0まででると、結構目が疲れるとか心配あるかもしれないけど、そこまで強いレンズにしてないから、徐々になじむから大丈夫ですよ〜」とのこと。

ということで、嬉しすぎて家中のメガネとコンタクトレンズ全部投げ捨てた。

さらば、我がメガネ・コンタクトとの闘争の日々…

しかしひでー写真だなおいw

手術後30日目

痛み:もう痛みは一切ない
見え方:遠くも近くもバッキバキに見える…
ハローグレア現象:グレアがだいぶきえた。ほぼ気にならない。

「あー、また両目とも2.0ですね」

ということで、これにて経過観察も終了とのこと。

これで素晴らしいバラ色の日々が待っているんだなあ😀と思われたが、先生から一言。

「老眼はどうしても加齢でなるから、数年したら近くのものは見えにくくなるかも」

老眼用(遠近両用)のICLも登場が待たれる

とはいえ、まだ実用化ではないが、老眼(遠近両用)のICLも予定されているらしく、再手術すればそちらにも対応が可能とのこと。
レーシックと違うところは、可逆的なのでこうした対応ができることですね😀

さいごに

今回手術してもらった代官山アイクリニックですが、本当にここを選んでよかったです😊

いくつかICLの病院もありますが、症例がすくなかったり、痛みへのケアがまだ今ひとつだったり、心配なところも多いですが、色々と調べてここに行き着いて本当によかった。

確かに人生最大最良の買い物だったと思います😊

次回予告:花粉症治療ブロック注射

人体補完計画第2弾として、花粉症治療ブロック注射をご紹介するnoteも準備いたしました。

これもマジでベストバイ治療だったので、ご紹介します😌

それではまた。


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