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電気に頼らないトースターは掃除も楽ちん。【旭工業・スミ トースター】

初めまして。
デザイン会社に籍をおく自称何でも屋のゴンです。
実際には何でも屋なんて職種はなくてデザイン制作会社で見聞きする職種には当てはまらない仕事をしているのでこう名乗らせて下さいませ。

さて、今日は永年、ある事が原因で自宅でのトーストを諦めていたところ、とてもシンプルなことで解決出来たので紹介したいと思います。

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それは神奈川県は綾瀬市でカーボン加工を専門に営む「旭工業」が作り出した【スミ トースター】を使うことです。こちらはいわゆる電気式のトースターではなく、フライパンや鍋の様にガスレンジで使用する調理器具になります。
シンプルな形状ですが加工がとても難しいカーボンの塊から削り出して作られているそうです。塊から削り出すと聞くとなにやら重たそうに聞こえますが手に取ると驚くほど軽く感じます。だってカーボンと言えばF1などでお馴染みの軽くて強靱な素材ですものね。

削り出されたカーボンの表面にはフライパンなどで馴染みのあるテフロン加工が施されています。ただし、このテフロン加工が今まで見たことがない様な仕上げで様々な色の粒子が光に反射してとっても綺麗なんですよ。

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対して実際にガスレンジの炎を受け止める底面だけはまるで硯のようにしっとりとしています。上の画像は既に幾度となくガスの炎にされされた状態のものですが、知らなければ未使用品だと勘違いすることでしょう。


ここからは実際にパンを焼いてみます。

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使い方はとても簡単です。
ガスレンジにかけて中~弱火で2分の余熱後、パンをのせてそのまま1分ほど焼きます。もう片面は火を止めて余熱で焼きます。
するとこんな焼き目がつきます。

カーボン製なので一旦、中に熱をため込むと余熱で十分火を通せるのだそうです。つまり炭による遠赤外線効果を利用しているのですわ。

久しぶりに自宅でトーストを食しましたが、外はカリッ、中はフワッと言うテレビや雑誌で耳にするコピー通りの食感にとても満足しています。なにより耳がカリッとしているのに中の水分は溜め込んだままなので口の中の水分を全部持って行かれる様なパサパサ感がありません。

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ちなみに我が家だけかもしれませんが最初にトースターを加熱しながら焼いた面はどうしてもこんな感じに耳の部分だけ焼けすぎる傾向があってそこがちょっと残念だったりします。

でもね。 この【スミ トースター】を私が気に入った点は掃除もとても楽だと言う事なのです。


通常、電気式のトースターだと焼いた時に生じるパン屑は受け皿にたまるので適宜掃除しますよね。でも意外と忘れがちでたまり過ぎて酷い状態になったり、トースターの内側の隅にはまってしまい取れなくって掃除が面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。
ご多分にもれず、私もその一人でした(笑)

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実際にパンを一枚焼いた後、生じるパン屑ってご覧のようにほんの僅かだったりします。確かにこの量を電気式トースターで毎回、掃除するのは面倒ですよね。

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このトースターなら水をこのくらい流し込んですすぐだけで済みます。
しかも表面に施されたテフロン加工が素晴らしく水を良く弾きます。
油も使ってないので洗剤すら不要です。
水切れもよく、布巾などで水分を拭えばすぐ乾きます。

バタートーストが好みだったり、パン以外の野菜やお肉を焼いた場合は台所洗剤を使う必要があると思いますが、それでも僅かな量で済みそうです。

※水を使って掃除するにはトースターから熱が抜けた後になります。
(普通に食事した後で問題ないと思いますけどねww)

なおカーボン製と言っても扱いは陶器などと同じで急激な温度変化と衝撃には弱いことだけを忘れなければ電気式トースターより長く使えると思います。

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私にとってトースターとは

1.トーストを作るだけには電気式だと大きくて邪魔な代物。
2.パン屑掃除がとても面倒。
3.電気式だとあんまり美味しく感じなかった。

この三点をクリアする工業製品が今まで出て来なかったので自宅でのトーストを諦めていましたがこの【スミ トースター】さえあれば思う存分、トースト活動に励めます。

最後に
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。




From 株式会社ケイエヌ・プランニング
https://www.knpinc.co.jp/


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