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【札幌大学】河端 和哉監督

■プロローグ
 ウェアラブルデバイス『Knows』を導入頂いているチームへの取材を敢行!
今回は、札幌大学サッカー部 河端 和哉 監督にお話しを伺いました。
天皇杯1回戦を勝ち上がっている今大会では、次戦で昨季のJリーグ王者「川崎フロンターレ」と激突。重要な一戦が目前に迫る中、貴重なKnowsインタビューが実現!

■6/1(水) 18:00 K.O天皇杯2回戦。相手はJリーグ王者となりますね。
「今大会の組合せが発表された時から、予選を勝ち上がって川崎フロンターレと戦う事を、今年のチーム目標として取り組んできました。過去にも同じプロカテゴリーとの対戦経験はありますが、相手が『Jリーグ王者』というシチュエーションは、大学として極めて稀。この1試合でサッカー人生が変わる選手がいる、といっても過言ではないと思いますので、色々な意味で楽しみにしています。」

■両チーム共にKnowsユーザー同士の対戦となります。
「Knows社のHP上で、川崎フロンターレのKnows計測データを拝見しましたが、やはり走りの『質』が高い。手前味噌にはなりますが、うちのチームにも能力が高い選手が集まってくれているので『走行距離』や『スプリント回数』の数値は引けを取らない。しかしながら、差が出るとすればKnowsの計測項目でいう『SI/HI』といった走りの強度。その部分が、プロカテゴリーは特に秀でている印象がありますね。」

■『Knows』を活用する中で、好転した点などはありますか?
「選手の特徴が、ある意味数値で証拠として明示化されるので、システムの変更や選手交代等において非常に頼りになります。昨シーズンまでは4バックのシステムが主流でしたが、今シーズンは3バックシステムに舵を切りました。その決断に至った要因のひとつとしては、Knowsで示されるデータをヒントに、選手の強みを最大限に活かせる手法を選択する事ができました。」

■『Knows』とデータ連携している『ONE TAP SPORTS』も上手く活用されているのでしょうか。
「そうですね。今シーズンから『ONE TAP SPORTS』も連動をさせて頂き、非常に好転している点が多いです。RPEと呼ばれる主観的疲労度を選手らが日々入力し、そこにKnowsで取得した練習のトラッキングデータ等を連携させる事で、運動負荷のコントロールが実現しました。それが叶った事により、私のみならずコーチ陣も選手のコンディションを共通認識として把握する事ができ、試合時における交代策についても各々自信をもった発言が増えてきましたね。



■監督からのトップダウンではなく、色々な方面から良い意見がでる雰囲気にあるのですね。

「我々のような大学サッカーカテゴリーでは、人間教育も重要な部分となります。周りの事を考えて、自ら主体的に行動できる社会人になってらいたいと考えており、サッカーを通じてそういった部分も成長して欲しいと思っています。先述の今年の目標《天皇杯で川崎フロンターレと対戦する》に関しても、もちろん選手らが主体となって掲げてくれている目標となりますので、何とかその目標に勝利がついてくるように尽力したいです。


■最後に、天皇杯への意気込みをお願いします。
「J王者との対戦という貴重な機会、存分にチャレンジしたいと思っています。当然、我々のペースで試合を進められるとは思っていません。しかしながら、人間教育に関する項でもお話した通り『自ら決断して実行』という軸は何が何でも徹底し、攻守においてアグレッシブにチャレンジする姿勢を、応援してもらえると幸いです。この対戦が決まってから、川崎フロンターレ戦に勝つ事に対して、チーム全員で集中してきました。その成果が実るよう、全力を尽くしますので、ご声援のほど宜しくお願い致します!」

《取材執筆》Knows 竹内 一平


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