中央線居酒屋探訪記|餃子坊 豚八戒(阿佐ヶ谷)
超人気店なのに、小道を入ってたどり着く天国にお邪魔する。
ちなみに毎回ここで写真を撮ってしまう。わくわくするから。
いうなれば千と千尋のあのトンネルをくぐってしまうような、そんな感じ。
ビール
餃子といえばビール、ビールといえば餃子。
糖質を気にして普段はハイボールでお茶を濁す僕でも、餃子を目の前にすると意識が遠のき、気づいたら泡が底にへばりついたグラスがテーブルの上に鎮座している。
ちなみに、餃子ビールを飲むときは中瓶をグラスに入れたい。ギンギンに冷えたジョッキじゃなくていい。
かっこよすぎない温度のビールが餃子をまるで実家のように迎え入れてくれる。
餃子
こってり味が濃くてニンニクで美味い!だけが餃子じゃないんだと教えてくれる、そんな餃子。そんでもって酒も進む驚異のパフォーマンス。
中国系の香辛料がかすかに鼻をくすぐる、それでもって日本舌の僕にもしっかりアジャストしてくるような丁度よさ。
絶対に食べたことなかったのに感じる安心感。実家って中国にあったっけ。
精進料理をつまみながら酒を飲むなんて、捕まらないだろうか。
どこが精進やねんと突っ込みたくなるほど味が詰まっていて、あっさりの滋味だけじゃなく餃子としての期待にも応えてくれる。
焼酎なんかでチョイ悪に飲みたい。
黒と赤のワルいやつ、四川麻辣の登場である。
なんといってもビジュが最高。たまにこの写真を見返してニヤニヤしている。
辛いのが大得意じゃない僕でもおいしくいただけた。
日本食ではいただけない、麻(マー)の辛味である。
やっぱり紹興酒か、ドラゴンハイボールだ。
サイドメニュー
スパイシー謎肉棒である。コレ、美味い。
何が入っているか本当に検討がつかない。謎肉ミンチだけしかわからない。
こちらもスパイシーだが辛すぎることなく、ソーセージをほうふつとさせる肉の旨味と丁度良い濃さの味付けで幸せな気持ちにしてくれる。
無限酒奪棒(むげんさけうばいぼう)とでも名付けようか。
ビールを乱暴に「ガハハ!」といきたい。
中華風冷奴を頼んだ。
あの、知らない料理出てきたんですけど…
ちょっと食べるの怖いんですけど…
美味い。ごま油とねぎと鶏ガラ(?)と塩味が豆腐と絡んでバクバクいける。
おじいちゃんになって流動食しか受け付けなくなったらこれを流し込んでほしい。
またいこ
ご存じの方も多い名店、やっぱりうまい。
終始美味いしか書いてなかった気がするが、そう思えた店に行けたのがハッピー。
メニュー数が少なく、それでいて大満足できるのが素晴らしい。
二軒目に気持ちよくGOできるのさ。
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