見出し画像

ハーフマラソン大会初挑戦

今日、生まれて初めてマラソン大会に出場した。

これまで無縁だった理由は、走っても疲れるだけだと思っていたことと、人と競争するのが元来余り好きでないことから。それが今回参加してみようと思った理由は、ハーフ(20km)程度であれば、完走できる位の体力の自信がついたことと、大会に出場すると、自分より速く走る方の走りを見られるのが勉強になるな、と思ったからである。

結果は、2時間5分切りの、1,300人中200番だった。少なくとも自分のタイムは中級者レベル、ということが分かり、初出場にしてはまずまず、自分のトレーニングの方向性の正しさが確認できたこと、ただやはり上には上の方が、層厚く存在することも分かり、非常に有意義な参加となった。

自分は、時間を計って何かをすることを生来好まず、この手の人間は、どうしても自分の向上に対し甘く、あるいは遅くなりがちである。たまには対人間で競争しないと、自分の手法が効果的であるか、本当に向上しているか分からず、しないよりはましだが、それ以上のよりよい方法を発見することなく、自己満足で終わってしまう。趣味ならばそれでよいと、自分は思っているが、ふと「他の人はどうやっているのかな」と思った時は、今回のマラソン大会のように対人での競技に参加することも、よい刺激になると思った。

今回参加してみて思ったマラソン大会のよいところ、分かったことは、

①思ったより、自分のペースで競技に臨める
 →自分より格段に速い方は、そもそもスタート地点から、遥か先方へ走り去ってしまい、最後まで全く関わることがない。今回のコースの場合は、最初の折り返し地点直前からしばらく、対向走行区間があり、その時正面から向かってくるトップランナーの方々の走りを、短時間だが見ることができた。元々速くスタミナもある方々が、凄い形相をして走っておられる。別世界だなと、自分はこの時思った。

②ペースを下げないよう気張れる。
 →一人で目標タイムを決めずに走ると、いつでも自分の好きな時に、自由にペースダウンができるが、大会の場合は、ペースを落とせば当然、順位も落ちる。抜かれるのはやはり嫌なので、頑張ってペースを落とさず走ろう、という気になる。結果として、一人で走っている時より、格段によいタイムが出た。

③走り慣れている方(=中級者)は、競技中にペースを上げられる
 →自分は、一人で走っている時のタイムで自己申告したところ、スタート ライン区分が「C」となった。「A」区分の方とはほぼ全く、レース中に並走することがなかったが、「B」区分の方(=中級者)とは、多少自分も抜きつつ、時折コース全般を通しかなり追い抜かれつつ、が、ゴール直前まで続いた。自分はペースを落とさずに走った(と思う)ので、「B」区分に入る位のタイムをお持ちの方は、やはり競技中にペースを上げられることが分かった。「C」区分の方で早い方もいたが、最後まで自分のかなり先方を走っていて関りがなかったか、抜いてしまったらそれきりか、のどちらかだった。最後の1kmでは、それでも「B」区分の前の方々を、数人抜いた上でゴールしたつもりだったが、上層部の層の方へは、まだまだ届かないことを実感した。

今日当地は、早朝から雲一つない快晴で、まだ寒かったものの、新鮮な気持ちで多くのことを学ぶことができた。次回は、上級者タイムと言われるハーフ1時間半切り、順位は上位10%内入りを目指し、精進しようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?