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身体で覚えたことは忘れない

それは「どんな内容のことでも、身体感覚と結び付いたらほどけない」。
けれど、きっかけと意志さえあればほどける。

ここ最近、寒気がしていたのですが、ふと最近、「梅肉エキス」を冷蔵庫に常備しだしたことを思い出して食べてみました。
酸っぱかったけど、身体がポカポカ温まった。
そうだ、なんで梅肉エキスがあったことを思い出せなかったのだろう、それはきっと「身体が楽になる」という経験がなかったから。
今日、この経験をしたので、今後は「寒気がしたら梅肉エキス舐めよう」とかなるのだろうな、と思いました。

そして舐めながら思い出したのは、NLPを受講し始めたときのこと。
オンラインで講座が受けられたのですが、初めの一回は絶対にその講師のところへ対面で受講しに行かないといけなかったんですよね。
一つは、地方から東京まで会いに行くというハードルを自分で越えていくことで「自分がそこまでするほどの先生なのだ」と、特別視させるため、もあるのだろうと思いますが、もう一つはその場で心地よいタッピングと、それをすれば安心感を得られる、ということを身体に刷り込むため、だと思います。

まー「安心したいときは、同じ強さでここを押してくださいね」と言われていたからイライラしたら押しますし、そのたびに自分でマインドコントロールしてたのと同じでした。
いやー、無知って怖い。そして、マインドコントロールを自分で強化しているとも思っていないし、なんでしょうね、すでに迷っていた人生をより複雑にしただけというか。
これを解除してくださった先生は、よく人生の迷い子を「鏡の迷路に迷っている」と例えますが、マインドコントロールが強化されるたびに1枚鏡が増える感じ?
遊園地にある鏡の迷路だったら、鏡を触っていたら切れ目がわかりますが、人生の場合は切れ目が触れなかったり、わからなかったりするんだろな、と思う。

それでも本人が「そうあることを望んでいる場合」(これは認知していてもしていなくても)は、その権利があります。でも出たい人がより迷う、なんて事態は本当にダメ。
何より、この問題の一番の問題は、これを教えている人も正義感を持って、正しいと思って、クライアントのためになると思ってそれをしているところ。
私はわかっているだけでも3年はずれてたので(笑・・・えないw)、同じように迷う人がこれ以上、この世の中に出てこなければいいなと思っています。

全てのnlpがそうではないと思いますが、、。

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