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【シティS4優勝】最強のミュウデッキ徹底解説【本文2万6千字無料・有料おまけ1万字あり】

どーもダシゾン151ののぶちんです😁
この度は2023年シティリーグシーズン4で優勝したので、めでたくnote執筆する運びとなりました🍾

はじめに

この記事は以下の方々に向けて書いています
・最強のミュウデッキの全てを知りたい人
・カードゲームが強くなりたい人
・天才の思考を知りたい人
・ダシゾン151ファン
・子供を現役で東大に行かせたい教育ママさん

本記事は以下の構築で出来ています
〜本文(26000字。無料)〜
0. 略歴
1. デッキ選択理由
2. ぼくが考えた現環境最強のミュウデッキ
3. 基本プレイング
4. 仮想敵と立ち回り
5. 当日のマッチングと試合内容
6. 謝辞
〜おまけ(10000字。有料。内容が気になったり、本文が気に入ったらお布施感覚で買ってくださいな😁)〜
7. シティに向けた生活のプレイング
8. 当日の食事の構築
9. ジャンケンのプレイング
10. 100%確実に現役で東大に入る方法

それでは早速書いていこうと思います😊

※noteを書いた事はおろか人様の記事を読んだことも無いので定石が分からず、見栄えが悪かったら申し訳ありません🙄

本文

0. 略歴(どうでもいいって方は読み飛ばしてください)

・ポケモン・遊戯王は世代なので幼少期からカードを集める
・中学生になりポケカのルールを知る。それまで何だか分かっていなかったエネルギーカードが重要だと知り衝撃
・高校では専ら遊戯王ばかり遊ぶ。WSも少々
・東大に入る。しばらくカードゲームと無縁の楽しいキャンパスライフを送る

カードゲームとは無縁の楽しい大学生のぶちん


・大学4年で何を思ったか遊戯王を再開し、カードゲーマー復帰
・社会人2年目(2021年秋)に遊戯王友達に誘われ、れんげきインテレオンスターターを購入するが、遊ぶ相手が1人しかいない上に一度も勝てない
・2022年春にヒマ過ぎて1人でジムバに出る様になり、本格的にポケカを始める。闘タイプにハマり、ルカリオ・ヒスイジュナイパー・連ウー・ヒスイウインディ(はっぽうやぶれ)を好んで使う。他にはムゲンダイナやパルキア(特にターボ型)も愛用
・ジムバトルでミュウと当たり、あまりの強さにたまげる
・2022年のウロボチャレンジの時にジムバに通い、豪運なので10回くらいの参加でウロボを3枚集める。これまで恐怖の対象でしか無かったミュウを組める様になり、少しずつパーツを集め始める
・2022年秋、CLやシティに出ることを勧められるが、それが何なのかもよく分からないし、どうやら時間にシビアらしいし気持ち悪いオタクに急かされるのは嫌だなと思い聞き流す
・2022年11月、そろそろポケカを始めて半年経つし、シティやCLも応募するだけしてみようかと思い立つ。するとどちらも当選
・慌ててデッキを考え、当時最盛期で猛威を振るっていたルギアに後攻を取っても勝てるデッキはミュウしか無いので組むしかないという結論に至る
・ミュウを作成し、シティ前の2週間で猛特訓
・2022年12月3日、初のシティでミュウを使いベスト4。やはり自分は天才だったと実感し、有料noteで巨万の富を築こうと思い立つ

ポケカ本格的に始めて半年、初のシティでベスト4でご満悦ののぶちん


・2022年12月10日、CL京都で同じミュウを使うも事故が続いて2-3しnote執筆の興が削がれる
・2023年1月、レギュ変更で大嫌いなロストがシェアトップになり、とてもつらい。ロスト対策を日々考える
・2023年2月4日、ロスト対策にダブルシューター&ペインスプーン&ヨガループ&キョレンが最適と結論付け、組んだ連ウーインテでトレリ優勝

かがやくフーディン入り連ウーインテを起源主張していく

・翌日の2月5日以降、シティS3でかがやくフーディン入り連ウーインテが入賞する様になり、自分が起源だと悦に入る(連ウーインテ起源主張動画は「ダシゾン151」で検索♪)
・2023年3月12日、連ウーインテを引っ提げてシティS3に赴くが、大事故かましてメタ対象のロストに負けて1-2で散る
・2023年3月、CL宮城に当選しデッキを考える。シティで事故りやがった連ウーインテに見切りをつけ、再びミュウを練習
・2023年4月1日、ミュウを引っ提げCL宮城に臨むも、練習の甲斐も虚しくロストに3連敗して1-3で散る

ポケカ仲間も出来、負けても楽しそうなのぶちん

・2023年5月、シティを前に再びデッキを考える。現環境にミュウが良いと考え、もう一度ミュウを信じることに(詳細な選定理由は1. の項参照)
・2023年5月13日、最強のミュウデッキでシティ優勝。やっぱり有料noteで巨万の富を得ないと勿体ないと考え、今に至る

という感じです。長くてごめんなさい。漸く本題に入ります。

1. デッキ選択理由

現環境について整理すると

  • tier1にサーナイトex(以下サナ)

  • tier2に白ルギア・アルギラピカ・ロストバレット(以下ロスバレ)・ロストギラティナ(以下ロスギラ)・パオジアン(以下パオ)

  • tier3にミライドン・一撃ルギア・ロストヌメルゴン(以下ロスヌメ)・ミュウ・ディンルー

という感じだと思います。違ってたらごめんなさい。とにかく上記で環境を想定し、デッキを選択する事にしました。

カードゲーマーにはtier1を握る人と握らない人がいます。
僕はtier1を握らない側の人間で、理由はミラーが嫌いだからです。ミラーで勝敗を分けるのは
・運(引きやジャンケン)
・プレイング
の2つの要素が大きく(もちろんミラー勝てる様に構築工夫するとかもあると思いますが)、僕は全ポケカプレイヤーで1番プレイングが上手いので、もしミラーで負ける様な事があるならばそれは運負けなのです。
勝敗から運要素を極力排除したいのでサナ(及び多そうなロストやアルギラ、パオ)は候補から外しました

その上でまず思ったのは、
雪道ぶっ刺さる
です。

今更説明不要と思うけれど最強のスタジアム、雪道


サナ、ルギア、ロスト(他のデッキより刺さらないが、ゲコやリザが止まる)、アルセ、パオ、ディンルー、ミライドン、ミュウ全てに雪道が一定以上の仕事をしてくれます。
なら雪道を入れない手は無い。

ただ、雪道を強く使えるデッキというのも難しく、割とシティ直前までデッキを悩んでいました。

最近ディンルーをよく擦っており、サナやロストにも刺さるし結局雪道を諦めてディンルーを使おうかとも考えたのですが、

  • ルギアに勝てるビジョンが見えない

  • アルギラピカにも、そらピカ立たれるとほぼ無理

  • 一見有利なパオジアンにもパルキアで押し切られる事がある

ので勝ち切れる自信が無い…

ルギアやそらピカに勝てるデッキを考えていたところ、シーズン2でルギアに勝つためにミュウを握ったら初のシティでベスト4に入れた事を思い出したのです。

ミュウなら

  • シェアが低いのでミラーも少なく、またCL宮城で苦しめられたドラピオンも当時よりは減っている想定

  • 後攻でもメロディアスエコー(以下メロエコ)という明確な強みがあるので、ジャンケンという運にも勝敗を左右されにくい(特にルギア、アルセウス、パオジアン、ディンルー相手に後1メロエコを当てられるとそのままイージーウィンの目もあり、先攻より強い場合もある)

  • 1ターン目に回し切ってしまえば雪道も貼りやすく、またいざとなればスイーパーや封印石で動ける

と、↑で述べてきた条件にマッチしまくっているじゃあないですか!

といっても当然メリットしか無いなんて美味い話は無く、ミュウを使う事への懸念もあります。無かったらみんなミュウ使いますからね。
しかし懸念点も構築とプレイングでどうにかなると判断したのでデッキはミュウを選択する事にしました。
想定される懸念とその対策は次の2. 以降で詳しく述べます。

2. ぼくが考えた現環境最強のミュウデッキ

まず構築を貼っておきます。

天才的頭脳から生み出された最強の構築

よく見る構築と違っている点がいくつかあるかと思いますが、あらゆる札を検討した結果なのでこの60枚で良いのだと思います。

個別の採用理由も以下で詳細に記しますが、全体通してのコンセプトは

  1. 後1メロエコを積極的に狙う

  2. ロストを入念に対策

  3. (1. の後1メロエコ含め)初動の安定性重視

となっています。3つとも当たり前の事の様で、意外と意識しないと何がしたいのか分からないデッキになってしまう恐れがあるので、自分の中の譲れないポイントを切り出しておく事は、何のデッキを組む際も大事かもしれません。

以下長くなりますが、1枚1枚採用理由があるので全て記します。ダルかったら気になるところだけ読んでみてくださいな👐

ポケモン13枚

・ミュウV-ミュウVMAXライン 3-3枚
ミュウラインの採用枚数は諸説ありますね。ミュウVが4だったりVMAXが2だったり。4-3がよく見る構築だと思います。スタートはなるべくミュウVにしたい(特に後攻は、ミュウVスタートするかどうかで後1メロエコの成功率にかなり影響します)ので、正直僕も枠が許すなら4-3にしたいです。
しかし

  • とにかく枠がしんどい

  • ミュウVの4枚目が腐りやすい

事から3-3としました。
ちなみに、サイド落ちでミュウVMAXが1枚(や0枚)になるのが嫌なのでミュウVMAX3は必要と考えます。

・メロエッタ 2枚
これも諸説あるかと思います。ロスト全盛期のCL宮城ではメロエッタ-デオキシスを1-2としていました。が、今回は

  • 後1メロエコを決めたい(フォトンブーストと威力・エネ要求が明確に異なる)

  • デオキシスを採用せずともおまもりをつければウッウのおとぼけスピットに耐える(なんならロストマインすら耐える)

事から、デオキシスを外しメロエッタ2枚としました。

・ゲノセクトV 4枚
これは議論の余地が無いと思います。とか書いてると僕は逆張りオタクなので(ミュウVとゲノの比率逆に4-3とかもワンチャンアリなのでは?)とか思いましたが、多分そんな事は無く、やっぱりゲノ4は確定でしょう。
初手でコイツを並べて潤沢な手札・盤面を整える事で、毎ターン解決札を引くまで大量ドローしてあらゆる敵を粉砕する事が出来ます。

・オドリドリ 1枚
ここは悩みました。
実ははじめはコオリッポにしようと考えていました。他カードのメリット・デメリットは後で述べるので割愛しますが、とにかくオドリドリかコオリッポか同じ鳥のイキリンコかミュウV4枚目かで前日までめちゃくちゃに悩みました。
でも5. の項で述べる様にシティ当日オドリドリはめちゃくちゃに仕事してくれたので結局オドリドリにして良かったんだと思います。
想定していたオドリドリのメリットは以下です

  • 流行りの白ルギアから飛んでくるカビゴンのどっすんグースカにミュウVが耐える様になる

  • サナがフワンテでミュウVを倒そうと思った時に、おまもりを付けないと落とせなくなり、要求を上げられる(フワンテのおまもり無し最高打点が180)

  • パオがミュウVを倒そうと思った時に、エネルギーを4枚トラッシュしないと落とせなくなり、要求を上げられる

  • その他180打点にミュウVが耐える様になる(ダブルターボ付きアルセウスVSTARのトリニティノヴァちんやレントラーのワイルドボルト等)

  • サナexのミラクルフォースにミュウV、ゲノセクトVが耐える様になる

  • 200打点にゲノセクトVが耐える様になる(ダブルターボ無しアルセウスVSTARのトリニティノヴァちんやヌメルゴンVSTARのアイアンローリング、ダブルターボ付きルギアVSTARのストームダイブ等)

  • 310打点にミュウVMAXが耐える様になる(おはらいグローブ付ギラティナVSTARのロストインパクト等。また、ミラー時のタブレット要求も上げられる)

  • げっこうしゅりけんやダブルターボ付アーケオスのスピードウィングにメロエッタが耐える様になる

  • ゲノがおとぼけスピットに2耐えする様になる

なんか他にも理由あった気もしますが後は忘れました。とにかく案外役に立ちそうだなと思い採用しました。
ちなみにデメリットは以下です

  • tier1のサナ対策には微妙でもある(結局アルカナシャインサーナイトやザシアンVがミュウVMAXを倒す時は330打点出してくるので、オドリドリ貫通)

  • ロストのおとぼけスピットでオドリドリ貫通でメロエッタ(やオドリドリ自身)が落ちる

割とこれらの状況もよく発生するので、そんな時は(なんやこの鳥仕事せえへんやんけ、抜いたろか)と思いました😂

ボール系 12枚

・霧の水晶 1枚
ミュウVかメロエッタを加えられる。ネスボに比べての利点として空撃ちが出来るのがgood。フェザーボールとも迷ったけれど、先述通りメロエッタに重きを置いたデッキなのでこちらを採用しました。
超エネやデオキシスを採用すると更にサーチ幅が広がって対応力が上がるのですが、それらを入れる枠はありませんでした😇

・バトルVIPパス 4枚
これもゲノセクトと同様、議論の余地が無いカードでしょう。1ターン目にどれだけ展開するかが大事である事と、2ターン目以降も遠慮なくウッウロボ(以下ウロボ)等のコストに出来る事を考えると4枚確定として良いでしょうね。
0. の項に載せたシティS2でベスト4になった時の構築は血迷ってVIPパス2なのは秘密です。2でも割と普通に回っちゃうところがミュウの恐ろしいところですが、まあ初動大事なんで余程4の方が良いです。

・ネストボール 3枚
よくあるミュウより多めだと思います。ネスボ2でボール系10〜11枚の構築をよく見る気がします。僕もシティ2日前までネスボ2でボール系11枚で雪道3だったのですが、
練習していて初手で動けないパターンのストレスが大きく、雪道厚くして守り固める前に初動で動けないと話にならないよねと思い、ネスボ3にしました。
ネスボ増やすからにはウロボも増やしたかったのですが、枠が無くてウロボは3のままです。よくネスボは弱いと言われますが、クイボが強すぎただけで、2ターン目以降何の仕事もしなくなるVIPパスに比べてベンチに空きがあれば仕事をする可能性がある事を考えれば、ネスボは決して弱いカードでは無いとフォローしておきます。

・ハイパーボール 4枚
これも議論の余地無しとして良いと思います。このデッキでは手札を2枚捨てるってだけで価値があるみたいなところあります。
注意点としては、ゲノを複数回使いたい時、先にハイパーボールやスイーパーといった手札を捨てられるカードを切ってしまうと、先のフュージョンシステムで手札が詰まり、2回目のフュージョンシステムが出来ないなんて事が起こるので、ハイパーボールは極力捨てない方が良いです(もちろん人生にはそれでも捨てねばならない時もあるので、状況に応じた冷静かつ大胆な判断が必要です)。

ハンドを切るグッズ 6枚

・ウッウロボ 3枚
悩みました。ネスボの項で触れた様にネスボを3に増やしたからというのもあるのですが、実は5月までそもそもウロボを3枚しか持っていなかったので迷う余地も無かったのですが、今年のウロボチャレンジでも1枚当てまして、4枚所持になったからには4枚採用したいという気持ちもありました笑
散々悩みましたが、他の明確に入れる理由があるカードに比べて、ウロボは僕の嫌いな運要素も絡むカードなので泣く泣く4枚目は不採用にしました。
3枚でも優勝出来るのでこれから集める人に朗報とか思いましたがそもそも今かなり値段下がってきてましたね笑
ところでウロボで裏出して嘆く人いますが、勝敗を運に委ねてる時点でもうダメだと思います。ウロボはワンチャンはあるけど基本的にグッズを切るだけのグッズだと思っておいた方が良いです。

・ロストスイーパー 3枚
強いです。手札を切りながら相手のスタジアムやおまもりや自分の雪道を飛ばせるとか夢の様なカードです。
また、使い終わった自分の封印石を飛ばす事も出来るので、比較的腐りにくいカードでもあります。ちなみに僕は1回ジムバで、うっかり未使用の封印石を吹き飛ばした事があります。みんなは注意してくださいね()
という訳で役割多いので3枚投入です。2に甘えて自他の雪道で詰むの怖いですからね。
ハイパーボールの項で述べたのと同様、いたずらに捨てない様注意です!

入れ替え札 3枚
これも枠が許せば4枚にしたさあります。ミュウデッキはしばしばゲノセクトをボスで縛られるので。あとゲノスタートした時に後1メロエコを決めたい時に入れ替え札必須なのでかなり増やしたいです。
しかし他の項で述べている様に、枠がキツい都合3枚としました。

・ポケモンいれかえ 1枚
これは珍しいカードだと思います。正直カート2にしてもほぼ変わりませんが、
ミュウVMAXが

  • ねむり・マヒ

  • ワナイダー等で逃げエネ増

を万一食らった時に必要になる可能性があるため、念のためポケモンいれかえも採用しています。「カートで30回復出来ていれば…」みたいな事が嫌な方はカートでOKです🙆

・いれかえカート 1枚
特に説明不要と思います。ミュウVMAXの逃げエネが0なので、↑の様な特殊なパターン以外ではポケモンいれかえの上位互換として働きます。
ヤミラミでテクい事狙ってくる相手の計算を狂わせられる良カードです。

・あなぬけのヒモ 1枚
特定条件下ではクロススイッチャーばりの働きを見せる強カードです。入れ替え札4に出来るならヒモ1枚増やします。
ルギア戦で後ろのルギア引っ張り出してメロエコで落として勝ちとかある(アルセウス戦も同様)ので非常に強力ですが、逆に前にルギアがいるのに入れ替え札をヒモしか引けないと悲しくなるカードでもあります笑
ポイントとしては、他の行動より前に使う事で相手に交代先を迷わせて心理的に優位に立つ事が出来ます🙆

その他グッズ
・パワータブレット 4枚

議論の余地無しでしょう。
ミュウデッキのワンパン性能に大きく貢献している陰のヤバいカードです(陰でも無いか…笑)。
特にパオジアンやサナ等、exにはベルトが効力を為さないので、タブレットをいかに絡めるかが大事になっています。
カミツレ3投により280メロエコが出やすいデッキなので、サーナイトexのワンパンも割と現実的です。また、280メロエコ出来ない時もルギアVSTAR、パルキアVSTAR、アルセウスVSTARやギラティナVSTAR等、現環境では280打点を出したいシーンもそれなり生じるので、タブレットも極力無駄撃ちせず、ここぞという時に備えてガメる様にしましょう。

どうぐ 5枚

・こだわりベルト 2枚

これは少し珍しいんですかね?ex環境が到来しつつある事もあり、はじめは自分もベルト1で良いんじゃあないかと考えていたのですが、

  • ルギアやアルセウス等、なんだかんだVが環境にいる(exデッキであるサナにもザシアンV、パオにもパルキアV)

  • どのデッキからも飛んで来得るドラピオンVは絶対にワンパンせねばならない

  • 特にアルギラピカはVSTARを複数回倒さねばならない可能性が生じる

事から、やはりベルトはまだ2枚あった方が安心という結論に至りました。どうぐなので最悪腐っても簡単に場に置いて手札を減らすのに寄与出来るのも+ポイントです🙆

・勇気のおまもり 1枚
僕の1番のオリジナルポイントかもしれません。しかしおまもりは外せないと思っています。
1番の採用理由としては、やはりロスト対策です。ロストが嫌いだからというのもあるかもですが、好き嫌い抜きにロストもまだまだ多いので対策必至かと思います。
メロエッタの項で述べた様に、おまもりを付けたメロエッタがおとぼけスピット(やロストマイン)に耐えるのはめちゃくちゃにえらいです。おまもり登場のおかげでデオキシスを採用する必要が無くなり、メロエコに寄せられる様になったのでとても強いです。
メロエッタに付ける以外にも、ゲノセクトやオドリドリ、時にはミュウVに付ける事で様々なケアが出来るかなり便利なカードなので、嘘だと思ったら使ってみてください。

・森の封印石 2枚
言わずと知れたぶっ壊れカードです。枠が許せば3入れたかった。なんなら一時期4投すらアリなんじゃないかと思っていた。
試合中に1回とは言え、特にコストも払わずに好きなカードサーチとか、カードゲームの前提覆すヤバすぎるカードだと思ってます。
当然ピンチの時の解決札や自分の雪道を解除する札、詰め盤面のボスやタブレットを引いてくるのに使うのが強いので、使わずに済む時は温存したいカードではあるのですが、1ターン目にすぐ使ってVIPパスを引き込むのも全然悪い動きで無い(1ターン目動ければ結局好きなカードを引き込みやすい&2ターン目以降のVIPパスを山から減らせる)ので、1ターン目に満足に展開出来ていない際は無理にガメずに使ってしまって良いと思います。
後1メロエコに必要なパーツのラスト1枚を引っ張ってくる動きも超強力です。
ベルトと同様、どうぐなので2枚目が腐ってもすぐ場に出して手札を詰まらせないのも強いです🙆

サポート 7枚
当然他に入れたいカードもありますが、サポートはターン1の特性上手札で詰まりやすいので、7枚に抑えました。

・カミツレのきらめき 3枚
これはおまもりの次にこだわりが出ているポイントかもしれません。

  • ここ最近の構築では2が主流っぽい

  • そもそもサポートは詰まりやすいから抑えたいとかすぐ上に書いとるやんけ

  • カミツレは(サイコジャンプがあるので必ずではありませんが)2枚で仕事する&3枚目は腐る

と、2枚で良さそうな気配がしているのに3枚採用にしたのは以下の2点のためです。

  1. メロエコ重視…構築コンセプトに書いた通り、後1メロエコをかなり重視しています。デッキ選択理由の項でも述べた様にメロエコでイージーウィン出来ればウルトラハッピーですし、イージーウィンまで行かずとも、6体倒さねばならない非エク系相手の試合で少しでも早くからサイドを進められるのは大事だと考えています

  2. ミカルゲケア…1. が攻めの理由だとすれば、こちらは守りの理由です。現在ドラピオンが減っていると述べましたが、代わりにミカルゲを搭載しているデッキがそれなりにいます。ミカルゲはドラピオンの様にサイドを3枚取ってくる様なカードではありませんが、存在するだけでフュージョンシステム出来なくなるというかなりヤバいカードである事は間違いありません。本来2-2-2取りやすそうなアルセウス系のデッキにすら、先1でミカルゲ出されてそのまま負けとかザラにあります。そんなヤバいミカルゲを置かれても、カミツレでフュージョンエネを付けることでゲノセクトが復活するというのは相当な+ポイントです

という訳ですね。攻守両面でカミツレは今かなり強いカードなのです。
また、そもそものデッキ選択の理由であった
・雪道を強く使える
に関しても、カミツレがあれば盤面に十分なエネを供給しやすく、安心して雪道を貼れる盤面を作りやすいです。
最後に、これもちょいちょい上で触れていますが、カミツレを厚くする事で280メロエコが出やすいので、サナexやVSTARをワンパンしやすくなっているのもかなり現環境にマッチしていると思います。
ちなみにのぶちんの最推しトレーナーはカミツレ(ガチ)。これを機にSR買うかぁ…

・ボスの指令 2枚
悩ましかったです。ボスを3回撃てば勝つので3枚入れたかった。サナ対面とかボス連打してラルトスラインを滅ぼしたいですしね。
しかし枠の都合もですし、ボスも1ターン目は先攻/後攻どちらでも手札詰まりの原因になるので、2枚採用としました。
2枚しか無いなら無いで大事に使う意識が芽生えるのでどうにかなるものです。
基本的過ぎるかもしれませんが、使い方は

  • 優先的に倒したいポケモンを先2から潰して反撃の芽を潰す(ルギアV、アルセウスV、上記サナのラルトスライン等)

  • 終盤残りサイド2枚の時に裏のワンパン出来るVやexを釣って落とす

  • ガチでヤバい時に逃がしづらそうなポケモンを釣ってその場を凌ぐ

って感じです。ボスの強さは僕が改めて言うまでも無いと思うのでこれくらいで。

・ジャッジマン 1枚
手札干渉なんだかんだ強い。嫌いなロストに刺さるのはgood。他のデッキだと4枚ドローじゃ自分も事故りがちだが、ミュウならその後フュージョンシステムで回せるのもgood。
雪道を貼る際は、出来ればこちらも合わせて撃って長持ちさせたい。
後述しますが、フュージョンシステム複数回とジャッジマンを撃つ順番には注意が必要。

・ナンジャモ 1枚
言わずと知れた新時代の手札干渉。序盤でドロサポ件ジャッジマン感覚で使っても良いし、終盤ツツジ感覚で使っても良い。
他のデッキに対する利点として、終盤普通のデッキだと自分の引ける枚数も少なく、しんどくなりがちですが、このデッキなら2、3枚しか引けずともフュージョンシステムがあるので遥かにケアれる。
逆にデメリットとしては、ジャッジマンやツツジと違って山を混ぜないので、タブレット(やボス)をガメている時に撃ったり撃たれたりすると山下に埋まってしまい、混ぜないと掘れなくなってしまいます。ここは注意かなという感じ。

スタジアム 3枚
なんだかんだ3枚がバランス良いですよね〜。スタジアムもターン1なので入れ過ぎると手札詰まりの原因になります。

・頂への雪道 2枚
雪道を使いたくてミュウを握ったので、最重要カードかもしれない。実際シティ本番でも、雪道にめちゃくちゃに助けられました。
昔はミュウが雪道貼られたら詰むとか言われていたのに、いつの間にかミュウの相棒になってるのウケる。
おさらいになりますが、雪道の強いところ列挙しておきます。

  • サナのサイコエンブレイスが止まる…機能停止に追い込めます

  • ルギアのアッセンブルスターが止まる…動き出す事すら許しません。ついでにネオラントや白ルギアのアヤシシも止まります

  • アルセウスのスターバースが止まる…これも動き出す事を許しません。ダブルターボ素引きで動いてくる人は許せません

  • かがやくポケモンが止まる…サナやロスト、パオのゲッコウガが止まってハッピー。特にロストカイオーガは動かれるとキツ過ぎるので、テンポ遅れさせるの大事です

  • パオのわななくれいきが止まる…パオジアンってすごい寒さに強そうな顔しているのに、雪道で凍えるのすき。パルキアのスターポータルも止まる

  • ディンルーのじゅばくのだいちが止まる…これに関しては雪道貼るとフュージョンシステムも止まるのでそこまで関係ありませんが笑。コライドンのディノクライも止められます

  • ミライドンのタンデムユニットが止まる…これも初ターンに展開されたら手遅れ感ありますが、エレキのトランジスタやライコウのしゅんそく止められるのはえらいですね

  • ドラピオンのワイルドスタイルが止まる…仇敵ドラピオンも雪道を貼れば大人しいです。とはいえ剥がれると活き活き襲いかかってくるので、手札干渉も合わせてしておきたいですね

  • フュージョンシステムが止まる…ミラーで一回有利取って雪道貼ると相手的には、剥がさないと動けないのに剥がすとこちらが更に動くから苦しめられます。逆に不利な状況では自分の首をめちゃくちゃ締めるので注意

という感じですね。本当にあり得ないくらい強い。
ネスボの項で述べた様に、強過ぎて3にしようと思っていたのですが、初動の安定性は何より大事なのと、ただでさえスタジアムってだけで詰まりやすいのに更に(自分の盤面完成するまで)貼りづらい雪道を3にするのはリスクもある事から2にしました。
結局シティで貼りたい時にいつも貼れたので2で良かったと思います。

・結晶の洞窟 1枚
元々雪道以外のスタジアムも採用する予定でした。自他の雪道を割ったり、とりあえず置いて手札を減らせますからね。
前はこの枠にロストシティを入れていたのですが、ドラピオンが減った今、必ずしもロストシティじゃなくても良いのかなと思い、熟考の末洞窟にしました。理由は以下です。

  • 自分の動きを阻害しない…ただでさえ雪道が自分の動きを全面阻害するのだから、これ以上自分に仇なすスタジアム入れたく無いですよね。雪道剥がしてまだ苦しいとかMか?

  • ロスト対策になる…逆に言えばロスト対策くらいにしかならなくもあるのですが、オドリドリやカート、おまもりと同様、ヤミラミでテクい事狙ってゲノセクトにダメカン乗せてきた相手の計算を狂わせて破産させられます。とはいえ1回回復してもおとぼけスピット2パンされるのは注意

という感じですね。リターンがめちゃくちゃ大きい訳では無いけれど、逆に貼る時も気軽に場に出せて良いかもしれません。
不採用になったスタジアムとその理由は後述します。

エネルギー 7枚

・フュージョンエネルギー 4枚
議論の余地無し。カミツレの項で述べた様に攻守両面で非常に強力なカード。

・ダブルターボエネルギー 3枚
こちらも確定で良いかと。2の人も見かけますが、

  • ミュウVMAXが手貼り1回で起動出来るのはえらい

  • 入れ替え札引けなかった時もゲノが手貼り逃げ出来る

事からバリュー高めで、3枚必要だと思います。

長くなりましたが採用カードについては以上で、以下不採用カード(普通の構築には入っていたり、入れたかったけと入らなかったカード)とその理由を述べます。

・イキリンコex

初ターンのみ手札全捨て6ドロー。破格の性能ではある


強いです。僕が作る数々のデッキはイキリンコの圧倒的安定性に救われたみたいなところがあるすごい奴です。
初動の安定性重視とか言ったからにはミュウにもかなり入れたくなりました。が、以下に挙げるデメリットが多いのでオドリドリとの枠争いに敗れ、不採用に

  • 1ターン目以外手札で腐る…ただでさえミュウはポケモン引いちゃうと手札詰まりやすいのに、フュージョンって書いていないこのポケモンは2ターン目以降で引いてしまうとベンチが空いている時すら使い道が無い

  • 1ターン目以外場でも腐る…フュージョンシステムの最大値が5枚になってしまう。どころか早く崩れたスタジアム(以下崩スタ)でトラッシュしないと負け筋にもなりかねない

  • 1ターン目でも腐り得る…イキリテイクは非常に強力ですが、強力な力はリスクを伴うもので、ハンドを全て捨てねばなりません。複数のエネルギーやミュウ上、サポートやタブレットと一緒に引いた場合に苦しくなるリスクがあります

という感じです。リターンも大きいですが、リスクの大きさも割とあるカードですね。ちなみに採用するなら結晶の洞窟→崩スタの予定でした。

・コオリッポ

ミュウで貴重なベンチ狙撃技持ち


前日まで悩んだカード。サナに対して後ろのキルリアやラルトスを撃ち続ければ破産させられるんじゃあないのか?と思ったのと、ミカルゲも撃ち抜けるのが強そうです。
しかし、逆にそれくらいしか仕事が無い上に、ダブルターボ付いたミュウVMAXのクロスフュージョンブロックスライダーだと、場のフュージョンエネが2枚の時に60打点しか出ず、ミカルゲはともかくキルリアはおろかラルトスも撃ち漏らしかねないです。
迷いましたが、最終的により仕事が多そうなオドリドリを採用しました。そしてオドリドリがサナ戦でもめちゃくちゃ活躍したので、この選択は正しかった事でしょう。

・フェザーボール

逃げ0サーチ。ミュウの上下が対応


最初は入れるつもりでした。空撃ち出来るし。
しかし霧水を勧められ、サーチ範囲の違いであるミュウVMAXとメロエッタを比べたところ、メロエッタの方が緊急性が高い(ミュウVMAXは1ターン目加える必要がほぼ無いが、メロエッタは後1で確実にいる必要がある場合が多々ある)と判断し、霧水を採用しました。

・ともだちてちょう

トラッシュのサポを2枚まで山に戻す


これが入っていないのが不採用カードの中では1番珍しいかと思います。ボスの項でも述べた通り、ボスはたくさん撃つほど強いので正直かなり入れたかった。
が、枠が厳しく、僕がてちょう嫌いなので不採用に。てちょう嫌いな理由としては、結局1枚目の現物を引かないと活きない(カミツレ3枚目はカミツレとして働くが、カミツレ抜いて入れたてちょうを先に引いてもカミツレとして働かない)からです。バトルサーチャーと違って1回山に戻すのもアド損感あるし(終盤ならその後のシステムで引けるでしょうが)。

・ツツジ

相手のサイド3枚以下の時のみ使用可能。ハンドを戻して自分は6枚、相手は2枚引く


ツツジも嫌いなカードです(ツツジファンの方いたらすみません、キャラじゃなくてカードの効果が嫌いです)。初動重視なのに序盤腐るしか無いカードを入れたく無いですね。
あとジャッジマンとナンジャモ採用しといてナンですが、手札干渉カードって結局のところお祈りから抜け切れなくて、雪道ツツジ撃っても解決される時はされるから好きになれない…泣笑
という訳でツツジ入れるなら序盤から腐らないナンジャモですね僕は。

・崩れたスタジアム

ベンチ枠を4つにする

結晶の洞窟の項で述べた様に、自分の動きを阻害するスタジアムは避けたかったので不採用。ルギア全盛期もシンオウ神殿は採用しませんでしたね。
一応メリットとしては

  • サナやルギアに入っているカードではあるが、先に貼ると展開を阻害出来る可能性アリ(パオ等にも刺さるか)

  • イキリンコを採用する場合、逃がせる

って感じです。

・ロストシティ

きぜつするポケモンをロスト送りにする

刺さる相手には刺さるのでしょうが、ドラピオン減った今必須では無いかなと。むしろロスト相手の時ロスト肥やし手伝ってしまうのが怖いとか怖くないとか()

・いにしえの墓地

超以外に手札からエネをつけると20ダメ

これ割と好きなカードで、S2ベスト4の構築にもしれっと入ってます。
自分をほぼ阻害せず(基本エネ貼るのはミュウかメロエッタ)、要求を下げ得る(たねVやexが210以下になるのはかなり望ましいです)カードだからです。パオジアンに当たるとワンチャンきょくていおんで阿鼻叫喚させられるかもしれません()
まあでもパオには雪道でええやろと思い、今回は不採用。

マジで長くなりましたが、以上です。
ここまで読んでくれている方がいるのか心配になりながら次の項へ移ります。

3. 基本プレイング

この項ではミュウデッキを使う際の基本的なプレイングについて述べます。

【先攻の場合】
・1ターン目は
ミュウV×2、メロエッタ、ゲノセクト×3か、
相手次第で
ミュウV×2、メロエッタ、オドリドリ、ゲノセクト×2
の盤面を目指しに行きます。
2ターン目以降のVIPパスがあまりに弱いので当然1ターン目にたくさん掘れた方が良いですが、相手が後1から殴ってくるデッキ(ロストとか)で無い限り、1ターン目が渋ければ無理して動かずとも2ターン目に全てどうにかすればよいので、無理してリソースを切ったりはしないようにしましょう。
手貼りは後ろのミュウVにダブルターボかフュージョンエネを付けます。先2でカミツレを
撃ってメロエッタでメロエコする予感がしたらメロエッタにフュージョンエネでも良いですね(とはいえメロエッタは落ちやすく、落ちると貴重なフュージョンエネが2枚消滅するので、基本的にはミュウVを育てるのが望ましいです)。

・2ターン目は以下の3パターンで相手を絶望させます。

  1. ミュウVMAX進化ボスで相手の大事なポケモンを呼んでクロスフュージョンテクノバスターでプラン崩壊させる

  2. ミュウVMAX進化クロスフュージョンテクノバスターで相手のバトル場を粉砕する(この場合サポ権余るので、カミツレで2体目とメロエッタを育てるも良し、雪道ジャッジするも良しです)

  3. メロエッタを前に出しカミツレでフュージョンエネを加速しメロディアスエコーで相手のバトル場を粉砕する。カミツレを撃つ場合はボスが撃てないが、ヒモを上手く使えるとクロススイッチャーばりの働きをさせられる事も

・以降プランが崩れた相手をボコボコに殴り続け破産させる。ウロボや封印石も上手く使って雪道を置いて反撃の芽を摘むのがポイント。

【後攻の場合】
・まず後1から殴るか殴らないか決めます。殴ると決めたら多少リソースを捨ててでも殴りに行くので覚悟が必要です。リスクにリターンが見合わない場合は無理して後1から殴らなくてOKです(ミュウスタートでフュージョンエネもカミツレもあるみたいな、特に冒険しなくても既に揃っている場合は安心して殴りに行けますが、ゲノセクトスタートでパーツもロクに無いみたいな時は無理しないのも手です)。

・殴りに行く基準ですが、

  1. それで相手が破産する

  2. 相手が先1で動けておらず、殴り得(殴り返されるリスクが低い)

  3. Vやexを獲れる(メロエッタがやられても1-2交換)

って感じですね。2. 、3. の場合はこちらがリソース的に厳しければ無理に狙う必要はありません。1. でメロエコ当てれば勝ちかほぼ勝ちなら無理してでも狙いに行く価値あります。

・逆に殴りに行かない基準ですが、

  1. 殴ってもリターンが少ない(例えば、ルギア対面で後ろにルギアVがいる時のイシヘンジンとか)

  2. 殴ってもリスクが大きい(例えば、ロスト対面でおまもりを引けていない時とか。前を取ってもウッウでメロエッタを取られて結局1-1交換にしかならない)

という感じ。これらの場合もハンド次第(後続が用意出来るとか雪道が貼れるとか)で殴りに行く場合もあるかとは思いますが、無理してまで殴るメリットが薄いって感じです。

・以降は先攻の場合と同様、落ち着いてボスで的確なポケモンを処理して的確に雪道を貼れば後攻でも問題無く勝てます。ロストやミライドン等、後攻を取らされても強いデッキはありますが、ミュウはその中でもダンチで先攻・後攻に左右されない強さがあります。

【その他(細かいプレイング)】
・ジャッジマン・ナンジャモのタイミング

まずジャッジマンのタイミングについて、
例えばゲノセクト2体含め場にフュージョンのポケモンが6体いてジャッジマンを握っており、他にサポートが無いとします。
こんな時、フュージョンシステムとジャッジマンはどの様な順番で使えば良いでしょうか?
他のカードとの兼ね合いや状況に依る所もあるので一概に言えるものではありませんが、基本的には
フュージョンシステム→ジャッジマン→フュージョンシステム
の順が良いです。
先にジャッジを撃ってしまうと、その後のフュージョンシステム1回目で手札が詰まり、2回目が撃てない可能性があります。
とはいえ、フュージョンシステムを2回撃ってハンドを6にしてからジャッジを撃つのもハンドが減る場合悲しいですからね。場合に依ってはこちらもアリと思いますが、基本的には↑の順番が良いでしょう。1回目のフュージョンシステムでボスやカミツレを引いてそっちを使いたくなる事もあるかもですしね。
結局は場面次第で考えねばならないのですが、基本の動きという事で覚えておくと良いでしょう。
次にナンジャモのタイミングですが、要領は近いです。
サイド進んでおり、引ける枚数が少ない場合は、ジャッジと同様
フュージョンシステム→ナンジャモ→フュージョンシステム
が丸いでしょう。
ところが序盤でサイドがまだ6枚ある時、この場合は逆にナンジャモの後フュージョンシステム出来なくなる可能性があります。
そんな時は
フュージョンシステム→フュージョンシステム→ナンジャモ
の順が良いって事ですね。
まあまとめると一番たくさん山からカード捲れそうな択を採った方が良い札にタッチ出来そうだよね、って感じです。

・フュージョンシステムの進め方
ハイボやスイーパーの項にも書きましたが、ハイボやスイーパーはいたずらに捨てない方が良いです。もう少し分かりやすく言うと、捨てられる札を引き込む可能性があるので、フュージョンシステムは毎回最大枚数引ける様にはしない方が良いのです。
上で出来るだけ多く引けとか書いた直後に矛盾している様ですが、共通する理論は
極力手札を詰まらせなくないという感じです。
まだ分かりづらいと思うので、例を挙げます。ゲノセクト2体含め場にフュージョンのポケモンが6体いてウッウロボとスイーパー含めハンドが4枚あったとして、どちらも使うとハンド0枚でフュージョンシステムで6枚引けますが、実はそれが最適かは分からないのです。もちろんそれが項を奏す場合もあるでしょうが、このプレイには問題が2点あり、

  1. 6枚ドローで手札が詰まる可能性がある

  2. スイーパーというのは自他の雪道を割れる貴重なカードであり、ポンポン捨てて良いものでも無い

のです。
この様な場合は念のため、ウロボのみ使用してから、手札2枚でフュージョンシステムを使用します。すると、手札にスイーパーが残っているのでいざとなれば確実に2回目のフュージョンシステムが使えるし、他に切れる札があれば雪道を貼ってからスイーパーを温存して相手の動きだけ止めるなんて事も出来るかもしれないのです。
こういった保険プレイを知らず、シーズン2の準決勝で僕はゲノを3体並べたのに2回目のフュージョンシステムで手札が詰まり、後1メロエコに失敗して負けてしまいました。まあ3回目出来ていたら成功していたかも分からないですがね。

・ミュウVMAXで殴る時
ドラピオンが少なくなったからミュウを握ることにしたとは言いましたが、まだケアを完全に怠る事は出来ません。というかルギアやロスバレを見たら入っていると思った方が良いです。
ミュウVMAXで殴る際は、

  • 出来れば雪道を貼っておく

  • 雪道を貼れない場合、HP低いやつならサイコジャンプで倒して逃げる

といったケアを極力しましょう。油断すると踏むのでこれは本当に忘れないように。
ちなみに相手のサイドが4枚以上で、こちらがミュウVMAXで殴ってサイドの残りが2枚以下になる時は雪道貼ったりサイコジャンプで飛ぶのが必須で無くなるので忘れないようにしましょう(ドラピオンに叩かれても返しで終わるので。何を当たり前の事をって感じですが)

・後1メロエコの狙い方
これは細かいプレイングというより基礎の基礎ですが、あとフュージョンエネを引けば後1メロエコ完成の状態でカミツレを握っていても、カミツレは残してフュージョンシステムしなければなりません。
理由は超単純で、カミツレを撃たずに引けば山に4枚あるフュージョンエネから1枚引けば決まりますが、先にカミツレを撃ってしまうと山のフュージョンエネが残り2枚となってしまい、それを引き当てねばならなくなるからです。1枚サイド落ちしていたらさらにヤバい確率になるので注意という感じです。

・パワータブレットについて
タブレットの項で記した事とモロ被りですが、タブレットを無駄遣いして良い対面というのはほぼ無いので、手札を減らすために無闇に捨てるのはやめましょう。
ポケモンカードで勝利に結びつく本質は以下です。

  1. 後1からサイドを取る

  2. サイドを複数取る

  3. ワンパンされないと思っているポケモンをワンパンする

  4. ワンパン出来ると思われているポケモンをワンパンさせない

  5. ワンパンに限らず相手のしたい事をさせない

これが出来るデッキが強いデッキであり、環境デッキも大体これのうちいくつかを狙ってきます。
ミュウは、2. のサイド複数取りはあまりしませんが、他の3つが出来るのでものすごく強いです。1. はメロエコ、4. はオドリドリやおまもり、5. は雪道やジャッジですね。
タブレットは3. の思わぬワンパンに大いに貢献する素晴らしいカードなので、大事に使いましょうねという話でした。

・ボスの撃ち方
フュージョンシステムを使う時は極力手札を減らしたいですが、落とし穴があります。ボスは、このターン確実に叩けるのが確定するまで撃つのは危険です。
どういうことかと言うと、前にゲノが出ていたり、前の番にテクノバスターを放っていて入れ替え札が要求されている場面でボスを撃ってからフュージョンシステムで入れ替え札を探しに行くのはやめた方が良いという事です。これも当たり前過ぎる事かもしれませんがね。
理由は超絶単純で、ヒモを引いた時大声で泣き喚きながらのたうち回りたくなるからです。
僕はいまだにこのアホプレイする事あるので自戒の意を込めて書き記しておきます。

・スタジアムの貼り方
雪道は自分の動きも阻害するので当然タイミングを見計らって貼らねばなりませんが、雪道以外のスタジアムはどうでしょうか。
今回は結晶の洞窟採用なので洞窟前提で話しますが、結論から言うと下手にガメずに気軽に貼って構わないと考えます。
1つに、スタジアムの項で述べた様に、スタジアムはそのターン1の性質上複数引いた際に詰まりやすく、ガメるとそのターンのフュージョンシステムを阻害するだけで無く、次のターンに雪道を引いた場合に2ターンに跨ってフュージョンシステムを阻害し得る訳ですね。
確かに洞窟には

  • 相手の雪道を割る

  • ゲノを回復する

という役割がありますが、その時を待って自分の動きを弱くするくらいなら貼ってしまって多くドローしておいた方が、結局スイーパーを引き込めて良いと思います。
またこれは上手い人には通用しないかもしれませんが、人間は相手のペースに乗るのを嫌うので、こちらが洞窟を出すと相手は貼り替えたくなる心理が働きます。その心理に屈して相手が無駄にスタジアム貼り替えを行ってくれたら儲けもので、次のターン雪道を貼ってやる訳です。洞窟が、相手の雪道対策札を1枚潰してくれた形になる訳ですね。まあこれは気休め論程度ですが笑

・エネ手貼りについて
エネの手貼りについて、基本的に以下の通りです

  • 後1メロエコするならメロエッタにフュージョンエネ

  • ダブルターボは基本的にミュウに付け、120メロエコを撃つ際はメロエッタに付けるケースも

  • ゲノにダブルターボ手貼り逃げするケースあり

  • ミカルゲを置かれたらゲノにフュージョンエネ手貼りで動く事もアリ

そして気をつけるべきは、これら以外で余計な手貼り(特にダブルターボ)はしてはならないという事です。
いくらボロ勝ちしていても、終盤入れ替え札が尽きたタイミングでゲノを縛られてそのまま捲られる、という恐ろしい事態が発生し得ます。そんな時ダブルターボをガメていれば問題無くゲノを逃がせるのに、無駄に別のゲノに手貼りとかしているとそのまま詰みって事があります。
フュージョンシステムのために仕方無いケースもありますが、終盤ゲノが縛られ得る事は忘れずにプレイしましょう。

全体的な話はこんな感じですかね。次の項では、各対面の個別プレイングについて述べます。

4. 仮想敵と立ち回り

この項では、1. で挙げた各環境デッキ対面においての立ち回りを解説します。
ちなみに他のデッキは意識しておりません。基本的にミュウはカードパワーで多くのデッキを押し切れるので、シェア低いデッキをわざわざ意識する必要は無いでしょう。オンバーンとか踏んだらヤバそうですけどね。1ターン目にめちゃ動ければどうにかなる気も。

【サナ】

サーナイトデッキは、リファインによるドロー加速と、非エクサーナイトの高火力が手強い

サナとは練習でもシティ当日でも多く対戦しましたが、

  • 相手のテンポを遅らせる

  • ブレインウェーブ330点→ストームスラッシュ330点で3-3取られて負けに注意

出来ればまあ勝てます。
以下立ち回りです。

・先攻の場合
先2でヒモかボスでラルトスを削っておきたいです。注意点として、4枚出ていたら焼け石に水なので無理にボスを使ってはいけません。
先3では、よほど自分の引きやハンドが悪いか相手のキルリアラインが少なくない限り雪道を貼っておいた方が安全です。
毎ターンサイド(出来ればラルトス系統)を取り続ければ、雪道を割られてミュウVMAXが仮に1体やられても貼り直して止めてそのまま勝ちまで持って行きやすいです。

・後攻の場合
サイドを進めたいのでメロエコかサイコジャンプを撃てたら良いのですが、相手のラルトスの数に注意です。ラルトスが少なければヒモ+メロエコ/サイコジャンプでかなり困らせる事も出来ますが、ラルトスが多いと先2から殴ってくるケースがあります。
先2でメロエッタやミュウVが落とされるのは本意で無いので、おまもりやオドリドリで精一杯耐久を上げられると良いです(例えばしっぽミュウをミュウVのサイコジャンプで獲るとして、おまもりもオドリドリもいないと先2でフワンテにミュウVが落とされる悲劇が起こり得ますが、ミュウVの耐久を上げれば相手もおまもりが無いとフワンテだけでは倒せなくなります)
後2からは先攻の3ターン目同様、よほど相手がキルリアを出せていない場合以外は雪道を貼りましょう。以下同様に落ち着いて雪道を貼って倒し続ければ勝てます。

・共通の注意
ザシアンVが出ていても、欲をかいて取りに行くよりキルリアラインを潰した方が良い場合も多いです。結局サイコエンブレイス出来なければ殴ってこないので。崩スタで引っ込められる裏目もあるものの、とにかくキルリアラインを削って相手に思うように回させない事が勝利に繋がります。
3-3取られて負けは避けたいと書きましたが、とはいえメロエッタも捨て駒にはしない方が良いです。カミツレを厚くして280メロエコを出しやすくしているので、タブレット1枚でサナexをワンパン出来るとそのまま押し切れるケースが多いです。210メロエコでも、タブレット2枚でサイコエンブレイス2枚付けたサナexをワンパン出来るので、メロエッタもタブレットも無駄遣い厳禁です。

【ルギア】

ルギアデッキは毎ターンの圧倒的エネ加速が脅威

ルギア対面は比較的シンプルです。

・先攻の場合
先2でボスでルギアVを釣って倒しましょう。ルギアVが1枚ならその時点でほぼ勝ちです。最高です。
2枚いても、Dレギュの頃ほどしんどくはありません。逆にサイド2枚取れるポケモンが複数いるという事なので、2-2-2を狙って獲っていきます。
雪道(+ジャッジ)でアッセンブルスターを遅らせられればほぼ負けは無いでしょう。

・後攻の場合
後1メロエコを決めましょう。ルギアに当てられたら最高なので、ルギアが後ろにいる場合はヒモで呼び出したいですね。
後1でルギアを滅ぼせたらほぼ勝ちですし、滅ぼせずともそのまま押し切ります。
とはいえ特に一撃ルギアはバンギラスやイベルタルで弱点を突いてくるので危険です。後1で雪道を貼ってアッセンブルスターを遅らせましょう。

・共通の注意
ドラピオンに注意です。アッセンブルスターの後も油断せず、ミュウVMAXで殴る際は雪道を貼るのを忘れずに。勝てる試合も落としかねません。

【アルセウス】

アルセウスは、特性も技も汎用性バケモノで様々なデッキタイプが存在

アルセウス系(アルギラetc)対面も、ルギア対面と似ています。先攻なら先2ボスでアルセウスVを獲り、後攻なら後1メロエコを決めます。2-2-2が決まりやすいので、本来有利対面なのですが…

ミカルゲに注意です。先1でコイツを出されるとしんどいです。カミツレもフュージョンエネも引けないとそのまま詰む事もあります。一応カミツレとフュージョンエネを厚くしているので、なんとか回せれば上記の様にそのまま勝てます。

【ロスバレ】

ロスバレはロストギミックでデッキを回して様々なアタッカーが攻めてくる

ロスバレ対面は、ドラピオンにも注意してこまめに雪道を貼ったりサイコジャンプを撃って、相手にサイドを取らせずにこちらのサイドを進める事を意識します。ロストが大嫌いなのでおまもりと洞窟を入れています。おまもりメロエッタがおとぼけに耐えるのと、おまもりゲノセクトがおとぼけ2耐えするのがえらいので有効につかいましょう。また、相手がヤミラミでゲノ複数取り狙ってダメカン置いてきたらカート・おまもり・洞窟で破産させましょう。

基本的にロスバレに不利ではありませんが、ロストカイオーガはヤバいです。対策は以下の2つです。

  1. そもそも雪道でゲコを止めて山を掘らせない

  2. 精一杯オドリドリとおまもりでケアる。お相手が上手だと意味無いが、一応オドリドリがいればゲノが200打点には耐える様になり、エネを4枚しか戻せなかった相手をケアれる

【ロスギラ・ロスヌメ】

ギラティナやヌメルゴンはエネルギーを複数色要求する代わりに性能高め

ロスバレよりはやりやすいです。相手がやられない事を信じてギラティナやヌメルゴンを出してきたら、笑顔でボス宣言し食いましょう。

他の立ち回りはロスバレ同様です。おまもりでウッウに対抗👊

【パオ】

パオは青天井火力が怖い
  • 青天井火力でミュウVMAXが落とされる

  • パルキアVSTARがシンプルに強い

のでキツいかなと思っていました(なんなら環境で一番キツいかなと)。が、練習した感じ思ったほどはキツくありません。意外と理想的に回らんので。
ただ当然理想的に回されたらキツいので最善を尽くさねばなりません。

・先攻の場合
ミュウVMAXで殴る場合もメロエッタで殴る場合も、先2ボスでパルキアを釣って雪道を貼って落とします。パルキアVSTARがワンパンしづらいポケモンなので、早めに倒したいです。パオの逆襲を恐れて雪道は貼りたいです。
パルキアがいなくてセビエが1体ならボスセビエでもOKです。パルキアもセビエもいなくなれば相手は1ターン殴れないので。

・後攻の場合
パオに後1メロエコ出来れば良いですが、前がセビエだとキツいかも。
セビエ2面でヒモもケアられていたら、メロエコ撃つよりカミツレ諦めて雪道ジャッジのが良いかもしれません。

【ミライドン】

ミライドンはポケモンを並べる安定性がエグい。エネは運任せ()

世間で言われている通り有利対面だと思います。特に意識もしていませんでした。

2-2-2で落としていければ問題無いでしょう。
後1ライトニングロンドやフォトンブラスターは一応ケアりましょう。

【ディンルー】

ディンルーは相手の特性を止めるロックデッキ

打点が貧弱なので大きな問題は無いでしょう。ロスト対策の洞窟でついでに泡吹かせられそうですね。
後1メロエコでエネついたディンルー落としたらお相手をそのまま発狂に追い込めそうです。

と思ったけれど、ミカルゲ採用が多そうだからなんだかんだ当たったら苦戦するかも…?

【ミラー】
ミュウのシェア率が低めなので正直そこまで意識はしていませんでしたが、ミラーでは以下を意識しましょう。

・先攻の場合
後1メロエコケアでメロエッタを1体差し出して番を返します。オドリドリでも良いが意外と打点ずらせてミラーに有効なので、オドリドリは無駄遣いしたくない。

・後攻の場合
相手も当然前にメロエッタを出してくるが、非エクが1体の場合はヒモメロエコで2-2-2を狙います。

・共通の注意
基本的に2-2-2を狙いたいが、280メロエコ+タブレットやベルト若しくは190テクノバスター+タブレット/ベルト×4で310打点出るので、ミュウVMAXがワンパン出来るとプランを崩壊させられるかもしれない。
逆に自分のメロエッタを落とされたら、1-3-2ケアでオドリドリを置いてミュウVMAXのワンパンを防ぎたいです。
雪道は自分が勝っている時に刺さるが、捲られると自分の首を締めるので、貼る際は裏目が無いかよく考えましょう。

という感じです。それではいよいよ当日のマッチングと試合内容です。

5. 当日のマッチングと試合内容

改めて、シティリーグは2023年5月13日秋葉原のイエローサブマリン マジッカーズ★ハイパーアリーナさんで36名。予選リーグ4戦の決勝トーナメント3戦でした。

予選リーグ
・1戦目 vs. 白ルギア(後) 6-4

相手の先攻は前にルギアV、後ろにイキリンコexのみで終了。これはイージーウィンチャンス。
ゲノセクトスタートしたがハンドは悪く無く、後1メロエコを目指して散々回す。が、現実は非情。カミツレとフュージョンエネは引いたが入れ替え札が引けず、メロエコ出来ず。
仕方が無いのでカミツレも諦め、メロエッタにフュージョンエネを貼って雪道ジャッジを撃ち、祈る。
祈りが通じ、相手は先2で後ろにルギアVを置いてかぜよみで番を返して来る。
後2でカミツレを撃ち、ついに引いた入れ替え札でメロエコを放ち、ルギアVを落とす(こちらサイド4)。
先3でお相手もスタジアム貼り替えてアッセンブルスター発動し、後ろにルギアVを追加してストームダイブでメロエッタを落としてくる(相手サイド5)。
後3でこちらもボスを撃ってルギアVを釣り、クロスフュージョンテクノバスターでルギアVを落とす(こちらサイド2)。
先4でドラピオンを出され、ダイナミックテールでミュウVMAXを落とされる(相手サイド2)。
後4で2体目のミュウVMAXを立て、クロスフュージョンテクノバスターで終了。
出だしで少し危うさがあったが、概ね順当に勝利。

・2戦目 vs. 一撃ルギア(後) 2-0(種切れ)
お相手が事故り、バンギラスVにVガード手貼りのみで番が返る。再びイージーウィンチャンス。
こちらは前にミュウ、後ろにメロエッタでカミツレもあったが、こちらもボール系にタッチ出来ない事故を起こし、後1メロエコ出来ずにカミツレでミュウとメロエッタにフュージョンエネを貼り、ミュウにダブルターボを貼ってサイコジャンプで20ダメージだけ与える。
お相手は先2でもバンギのみだったため、後2でもう1枚カミツレを放ち、280メロエコで終了。
お互い事故っていた事に助けられた危ない一戦。対戦相手は大変素敵な方で、その場でダシゾン151のチャンネル登録までしてくださった(これを読んでいる皆さんもチャンネル登録してみてくださいね?🤔)
対戦後、「ミュウが強いのがバレたらJCSで対策されてしまう。JCSで優勝するために今日はベスト4くらいにしておくように」とアドバイスいただくも、裏切ってしまう事になる…😇

・3戦目 vs. サナ(後) 2-6
こちらは順当に回るが、先2まででお相手がラルトス2とキルリア1だったのでまだ行けると思い、
後2で雪道を貼る事を甘えてミュウVMAXを前に出して殴ったら先3でぶん回され、ブレインウェーブでミュウVMAXが落ちてしまう。
後3で慌てて雪道を貼るも、リファインで回されて剥がされてしまい、ストームラッシュで2体目のミュウVMAXも落とされてしまい負け。
お相手が早期にさぎょういんを切っていた事もあり、雪道を貼られていたらキツかったとの事。雪道を甘えてはならないと深く学んだ一戦。

・4戦目 vs. サナ(先) 6-2
漸くジャンケンに勝ち先攻。
お相手がラルトスを後ろに3体並べたので、先2カミツレからヒモでラルトスを1体釣ってメロエコで落とす。
後2でブレインウェーブでメロエッタを落とされるも、先3で雪道ジャッジを決めつつミュウVMAXでサナを落とす。
これでお相手はエネが付かなくなり、後3で後ろにアルカナシャインサーナイトの2体目を立てるも先4ボスで落としてお相手は完全に回らなくなり、そのまま押し切って勝利。

全勝卓で両負けが起きたためにここで3-1で予選が終了してしまう。
オポお祈りが始まる…

そして発表された順位…
なんと8位が2人存在し、決勝トーナメント進出をジャンケンに託すというなんとも情けない事態となってしまう。

予選リーグでジャンケンは1勝3敗。ジャンケンで勝てていない日である。が、なんとお相手はジャンケン0-4らしい。逆にすごいな。
そして始まった運命のジャンケン。ジャンケンのプレイングは有料差分に記すので割愛しますが、このジャンケンを制して無事決勝トナメ進出を決めました。
本当にジャンケンは生きた心地がしなかった。
世の中には8位2人の際のジャンケンに負けて発狂して大騒ぎするクソヤバい奴もいるらしいですが、僕のお相手は大変紳士的で、激励の言葉をかけてくださりました。関わった人々にも恵まれた素晴らしい日でした。

決勝トーナメント
・1戦目 vs. ロスバレ(カイリュー&カイオーガ)(後) 6-1
お相手が先1で前にヤミラミと後ろにカイリューしか出せず、こちらは順当に回して後1メロエコでヤミラミを獲る。
先2でもヤミラミしか追加出来ず、カイリューを下げて番を返すが、後2ボスメロエコでカイリューを獲る。
先3から漸くお相手も動き出すが追い付かず、そのまま押し切って勝利。

・準決勝 vs. サナ(後) 6-1
お相手は先1で前にしっぽミュウ、後ろにかがゲコとラルトスが2体。こちらは後1でおまもりメロエッタのヒモメロエコでゲコを獲る。
先2でフワンテを出されるが、おまもりメロエッタwithオドリドリは160打点無いと倒せないので、HP10まで削った上でメロエッタを獲られる。
後2で雪道を貼り、クロスフュージョンじょうねつのしずくで10のフワンテと40のミュウ(逃げるために1エンブレイス)を2枚取りに成功。じょうねつのしずくにはジャッジも驚いていました笑
先3で崩スタで雪道割られるも後3で雪道を貼り直すとお相手の動きが止まり、そのまま勝利。
やはりサナには雪道連打がよく効く。

・決勝 vs. 白ルギア(先) 6-4
先1に回すためにフュージョンエネを3枚も切ってしまうしハイボも捨ててしまう。
緊張?で変なことをしてしまったか。ルギアは基本的に後1で殴ったりは無いのに、何故かダブルターボを求めてリソースを吐いてしまい、しかもダブルターボも引けず。どう考えても途中で止まってハイボはガメておくべきだった…(猛省)
そしてルギアは後1で殴らないとか言ったが、後1ジェットドラピでミュウVが獲られてしまう(相手サイド4)。
先2でミュウ上引けない大事故に陥るも、雪道を貼ってその場を凌ぐ事を祈る。
祈りが通じ、お相手はしばらく雪道を剥がせず。その間にルギアVにクロスフュージョンテクノバスター、ルギアVSTARにクロスフュージョンテクノバスター×2を当てる(こちらサイド2)。
ボスでゲノを引っ張られ、Vガード込4手貼りで起動したおまもりドラピというバケモノで殴られるも、オドリドリのおかげで1回耐えて余分にターンをもらい、2パンでゲノが落ちる(相手サイド2)。
ラストターンはタブレットを2枚吐いて洞窟で自分の雪道を解除し、フュージョンシステム→ジャッジマンで引き込んだウロボでスイーパーをサーチしてドラピのおまもりを剥がし、ベルトテクノバスター250打点で終了。
アッセンブルスターされなかったのにお互い雪道で止まり散らして白熱の長期戦になった。
正直1ターン目に訳の分からない回し方をした上に目当てのダブルターボを引けず、後1でドラピオンにミュウVを落とされた時は終わりかと思いましたが、細い勝ち筋を諦めずに執念で勝利を掴めて良かったです。

自分1人で遊んでいるだけでは執念で勝利を呼び込む事は出来なかったと思います。
ポケカを始めてこの1年で出会ったたくさんの素晴らしい方々に練習・応援いただいて背負うものがあったからこそ勝利に貪欲に行けたのだと思います。

この流れで次の項ではお世話になった方々にこの場を借りてお礼を述べようと思います。

6. 謝辞

まずはいつも一緒に動画を撮影したり練習に付き合ってくれるダシゾン151のてんてん、きょーちん、近所の少年螺子リンゴ
次にいつも練習の場を提供してくださり、ミュウの相談にも乗ってくれるかみっコぐらしオーナーのリュート(BASARA)さん
そしてかみっコぐらし店長のくにほさん、初代オーナーのこーすけさん
共に練習し、シティ前や当日も応援してくれたかみっコぐらし常連の皆様
長時間ミュウの相談に乗ってくださり、オドリドリを勧めてくれただーちーさん
人生がつまらない僕をポケカに誘ってくれたみなみさん
シティで対戦してくれた方々、運営してくださったジャッジの方々、イエローサブマリン マジッカーズ★ハイパーアリーナの方々
最後に、天才に生んでくれた両親

ありがとうございます。
これからもポケモンカードに、人生に精進します。

あ、「ダシゾン151」のチャンネル登録お願いします。You Tube頑張ってます💦

以下有料差分です。内容は
7. シティに向けた生活のプレイング
8. 当日の食事の構築
9. ジャンケンのプレイング
10. 100%確実に現役で東大に入る方法
となっています。1万字あるので、ヒマな時の読み物にも良いですね。
内容が気になったり、ここまでの内容が気に入ってもらえたらお布施感覚で買っていただけたらと思います🙄
子供を現役で東大に入れたい教育ママさんはポケモン関連を全部読み飛ばして10. だけ読んでいただけたらと思います。

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