【合格体験記】FP3級に一発合格した勉強法
少し前になりますが、FP3級の試験に合格しました。
この記事では1回目の試験で合格を勝ち取れた勉強法、使用したテキストなどを紹介したいと思います。
FP3級受験のきっかけ
きっかけは「お金について体系的に学びたい」と思ったためです。
以前からyoutubeの「リベラルアーツ大学」でお金について色々勉強していたのですが、お金について網羅的に勉強できるのは何かな?と調べていたときに出会ったのがFP資格でした。
リベ大の本も出ています。内容的にはyoutubeとほぼ同じですが、
分野ごとによくまとまっていて、とても勉強になります。
お金の勉強をするなら、まずはこの本からが良いかと思います。
↓
私は都内某IT企業勤務のITコンサルタントです。
そのためFP資格は業務上求められていない資格です。
今回の受験は社内のキャリアアップのためではなく、完全にプライベートで取得した資格です。
FP3級の難易度
難易度はさほど高くなく、独学で十分合格できる試験でした。
勉強時間は20~30時間あれば結構自信を持って受験できると思います。
対策も、過去問サイト&市販のテキストで十分です。
(詳しくは後述)
今まで私が受験した試験と難易度比較するとこんな感じでしょうか。
FP3級 <<< 簿記3級 < FP2級 < 基本情報 < 応用情報 < 簿記2級
※私の主観です。あくまでご参考まで。
受験科目
FP試験は「学科」と「実技」の2つの試験で合格点を取って初めて合格となります。
ちょっとややこしいのですが、FP試験を実施している団体は
・日本FP協会
・きんざい
の2つがあり、どちらかを選んで受験することになります。
どちらで受験をしても「学科」の試験は同じなのですが「実技」の試験内容に差異があります。
詳細は以下のサイトを御覧ください。
私は「きんざい」のFP試験を受験しました。
実技科目は「保険顧客資産相談業務」です。
選んだ理由は特にありません(笑)
(強いて言うなら保険に詳しくなりたかったから)
勉強時間
FP3級合格までの勉強時間は20時間〜30時間でした。
時間配分としては、学科対策が2/3、実技対策が1/3くらいの割合です。
学科対策が実技対策にもつながるため、学科対策に時間を多めにかけるのが有効と思います。詳細は以下の章で説明します。
学科試験対策
まずは学科の対策から。
試験の内容は「○✕問題」と「三択問題」です。
難易度的にもさほど難しくなく、
過去問をたくさん解いていれば十分合格点に届きます。
私はこちらのサイトで過去問演習を行いました。
特に市販の問題集を購入する必要は感じませんでした。
(というか、クオリティは問題集以上です。しかも無料!)
ただ、なにも予備知識のない状態だと厳しいときもあるので、インプット用の参考書も1冊あると良いと思います。
(必須ではないです。無くてもどうにかなるとは思います。)
私が使用したテキストは以下のものです。
繰り返しにはなりますが、個人的にはFP3級レベルであれば参考書は必須ではないと思います。
まずは過去問道場を解いてみて、
「インプット用の参考書があったほうが良いな〜」
と思う方にはオススメの1冊です。
ただ1点注意点です。
参考書は最新のものを購入してください。
FP試験は法改正の影響をもろに受けます。
古い参考書に書いてある内容では試験で不正解となる可能性があります。
中古本は安さが魅力的ですが、ちょっと高くても最新の参考書を購入することをおすすめします。
実技試験対策
実技試験については選択式になっているので、
申込時に選んだ内容の対策が必要です。
私は「きんざい」の「保険顧客資産相談業務」でしたのでその対策テキストを購入しました。
※どうやら私が購入したときから表紙がリニューアルした様子です。
個人資産相談業務の内容も1冊にまとまったんですね。
(前は「保険顧客資産相談業務」だけの本でした。)
この表紙になってからのテキストはFP2級の受験の際に使用しましたが、出題パターンが網羅されており非常に使いやすかったです。
FP3級の場合、この1冊を解き終わった段階で実技試験については
ほぼ合格を確信できるのではないかと思います。
(私はかなり自信がついていました。「これは実技合格したな」と)
1問でも解くとわかると思いますが、実技試験は学科対策の内容ができていればかなり楽ができます。
(逆に、学科勉強で手を抜いていると苦労すると思います。)
まずは学科試験で、ある程度合格が確信できるようになってから実技対策に取り組むのがおすすめです。
最後に
私が受験したのは「きんざい」開催の試験なので、「日本FP協会」で受験される方は別の方の書いた合格体験記も参考にしていただくのが良いと思います。
FPは資格が役に立つというよりは勉強過程で身につけた知識のほうが役に立つと実感しています。
日本に生まれたからには、お金に全く関わらずに人生を過ごせる方は1人もいないと考えています。極力早い段階でお金に関する知識を身に着けることで今後の人生でかなりのメリットを受けられると思います。
最初の方で紹介した「リベラルアーツ大学」の両学長の言葉を拝借するならば
「今日が人生で一番若い日です」
この記事を読んでいただいている方が現在何歳かはわかりませんが、もしFP資格に興味があるのであれば、ぜひその学習を通じてマネーリテラシーを高めてほしいと思います。(もちろん、私もさらに頑張っていきます)
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