湯気の出る肉まんを両手で抱えて歩くある冷えた夜。
再び彼に出会った。劇場ではなく、公園で。

なんだかまだ帰りたくなくてコンビニ帰りに寄った公園に彼はいた。
強い光量もなければ煌びやかな衣装も着ていない。

でも、彼の踊りから見える「生」のオーラは人を魅せるためにあるのだと思う。

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