彼のいるあの時間の公園が1日で1番輝く空間だったし、僕はあの時間のために1日を過ごしてた。

でも。

慰めるように足にまとわりつく彼女に嫌気がさして、嫌気にのせられるように出した一歩が僕の感情の全てだった。

僕は猫が描かれたメッセージカードを隠し、彼らの声を背に唇を噛んだ。

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