イイところに就職して
30を前にイイポジションを獲得した女、成功者。
それが私だった。

表向きの、成功者。
夢の見方を忘れていようが知ったことではない。
隣の芝は常に青いのだ。

でも彼の羨望の眼差しには
その瞳に映る隣の芝には
色がないことは明白なはずだった。

それなのに…

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