堂々と振舞って生まれる自信

「どうしてあなたはそんなに堂々としていられるの?」

といわれることが最近何度かあったので、久しぶりに自分の中の自信に対する考えをまとめてみようと思った。

私はもともと全く自分に自信がない人間だった。それはいろんな世界を知って、いろんな人がいることを知って、しかもその人たちが、自分には到底できたいと思うような能力を持っている人だったりすると、自分の無力さばかりが目に付いて、どうにも生きるのが窮屈になって、ついでにやる気まで失っていることがあった。

こんなんじゃだめだ、と思って、朝に出たくない布団から出るような感覚で身を奮い立たせて世の中に飛び出した。

きっとこれが良かったんだろうなと今になれば思える。ビジネスコンテストとかに挑戦するようになったこととか、インターンに参加したこととか、何かに目移りしたらそれを悪いこととせずに次々いろんなものに手を出した。

最初はいろんなところに手を出している自分に少しだけ自信を持てたが、あっという間に波にもまれて無力感からまた自信を失った。

同じ感覚を何度も繰り返すうちに

自分の実際の大きさを意識しすぎるからダメなんだ。

と気が付いた。自分が無力であることになんてそんなに目を向けなくていい。自分を大きく見せようとすることで、得られる自信もあるのではないかと思うようになった。

例えば、自分の技術に自信がなくても挨拶だけでも大きな声でしておこうと考えたら、少しだけ他の人におよばないものの近づいた気がして心の余裕が持てた。

あとは、自分の意見のレベルが低いと思っても堂々と言ってみることにした。意外と受け入れてもらえたりするし、堂々と意見を言える自分を誇らしく思えたりもする。プレゼンとかも一緒だ。

自分が出来ることの範囲に固執しない方が良い。むしろ、自分を大きく見せるようにすることで自信もわいてきたし、大きく見せている自分の方に期待してくれている周りの人たちのために、もっともっと頑張ってみようって思えるようになった。

最初は恥ずかしさも伴う。ほんとはこんなにすごい人間じゃないのにって、笑えてくるときもある。

でも、ある一定を超えると自分に自信がついてくる。急に前が明るくなる。

だから、だまされたと思って、いつもより少しだけ堂々と生きるように心がけてみてほしい。知らない世界を明るい目で見られるよ。


久々に書いたら、すごい疲れた。ココアが飲みたい季節になってきましたね。

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