同人誌を作ってみて⑤

こんにちは、かえるです。
あけましておめでとうございます。
備忘録にとのんびり書き続けているこのシリーズも5つ目の投稿となりました。あくまでも自分用に書いていますので読みにくい仕様ですが、想像よりもたくさんの方に読んで頂けている事実に有難みを感じます。
今年もゆるゆると自身で経験したことや感じたことを記録していきますね。

今回は梱包について文章化していきます。
私かえるはBOOTHアプリを使って自宅発送をしています。
過去にピクトスペース様にて運営している頒布機能サイトを使用していた時期もありました。
匿名配送や取り置きの為にパスワードを付けたショップを複数設定することが出来ますので良い機能ではありますが、仲介料が割かし高いことと、売り上げ精査機能のチェックが手動であり(※一定期間放置しますと自動的に登録の口座へ振り込まれるシステムではあります。)手間に感じること、少部数売り切りスタイルの私は今の所BOOTHさんが一番使い勝手が良いと感じている為、上記でやり取りしています。
後は一つ一つ自分で作った本を包み宛名を書き送る作業が結構好きなので、ちまちま商品情報を登録してはちまちま送っています。
梱包方法も千差万別であり、私の主観が入りますので個人の傾向をふまえた上で参考程度に読んで貰えると嬉しいです。

どんな風に説明しようかな~ってちょっと悩んだんですけど、普通に自分が作業している流れをそのまま書きますね。

以下、私かえるの発送までの流れです。

①あらかじめ梱包材を購入する。

②同人誌が自宅に納品される。

③荷解き

④めっちゃ簡単に落丁(本のページがぬけおちていること。)や印刷時のインクミスをチェックする。

⑤市販の梱包袋に同人誌(時にはメッセージメモやノベルティも込みで)を入れる。

⑥大量購入した撥水機能付きの梱包袋その2に入れて封をする。

⑦発送準備完了

⑧注文が来たタイミングで宛名シールに送り先を記入する。

⑨郵便局へ向かい普通郵便で郵送。

⑩発送完了通知とメッセージを送る。 完了!

あとは完売するまで⑧~⑩の繰り返しです。
番号順に細かく追記していきますね。

①あらかじめ梱包材を購入する。
私は原稿中に材料を全て揃えます。
・梱包袋その1(不透明で糊付けされているやつ)
・梱包袋その2(A4サイズまで入る撥水機能付き)
・カッターナイフまたは鋏
・メッセージカード
・マスキングテープ
・液体のりまたはガムテープ

上から順に必要なものを書きました。
同人誌 梱包」でネット検索しますと「同人誌はビニール袋と厚紙で梱包」という情報がまず目に入りますが私は汚れ防止と浸水防止に重きを置いて包んでいます。
本当は途中の配送で本が折れないように中敷きとして厚紙も入れるべきなんですよね……検討します。

梱包袋その1ですが、実際に使用している商品のリンクが見つからない為、別ブランドの類似品をここに載せておきますね。
【在庫限り】宅配用ビニール袋 Lサイズ8枚 339877 | ワッツオンラインショップ (watts-online.jp)

↑これ、不透明なので重宝しています。
透明なOPP用紙でも良いんですけど、ギリギリまで同人誌が届いたことを身内に知られたくない自分としてはこれが一番使いやすくて好んで使っています。
私自身が家族に隠れてコソコソ活動を続けている為、梱包する側としても役立つので……。(とは言えこんなにハイスピードで本が大量に届いて梱包している私をみて不審に思わないわけが無いんですけど。)
もう一つ類似品で更に安いものを見つけました。
定期的に発送する方向けですね。
Amazon.co.jp: [KonKon]宅配ビニール袋 【A5対応】 スカイグレー 横17cm * 縦26cm (+フタ4cm) 100枚セット 強力テープ付き 宅配袋 郵送袋 ビニールバッグ ポリ袋 梱包袋 防水袋 配送用 発送用 梱包資材 : 文房具・オフィス用品

梱包袋その2のリンクです。
【耐水ビニール】クッション封筒(A4サイズ) | 梱包材 通販No.1【ダンボールワン】 (notosiki.co.jp)
前々回の4冊目『出られない部屋にて―1―』にて大量発注を仕掛けた為、今後も使うし多めに買っとこうと注文して押し入れに突っ込んでます。
緩衝材のプチプチを巻く手間も省ける上に雨の日の配送でも耐久出来る撥水仕様なのでお気に入りです。

ノベルティなどはその1の中に同封、場合によっては外の時もありますが二重の構造にしています。
この界隈ではありませんが配送業者または集配センターによる粗雑な扱い(あくまでも情報はツイッターの為、真偽は不明です。)でプチ炎上していたので、梱包に関しては厳重にして間違いは無いと個人的には思いますが、これもポケットマネーから出すものですから出来る範囲で構わないでしょう。
カッターナイフについては万が一糊を張り付けた後に梱包ミスに気付いた場合、切り取る際に使えます。
後は荷ほどきの為に鋏と一緒に常備しておくと困りません。
マスキングテープなどは飾り付けにも使えますし、一度閉じたのちに開いた封筒を再度糊付けする代わりにも役立ちます。
強度が心配であれば液体のりやガムテープを使えば良いですし、この辺は梱包する個人の好みに分かれているような気がします。

②同人誌が自宅に納品される。
梱包材・ノベルティをあらかじめ用意しておけば納品されたタイミングですぐに作業へ移れます。
6冊出したからこその作業スピードかもしれませんが、納品→梱包の時間は最近ではあまり日にちを空けないようにしています。早い時は届いたその日に出来栄えの動画まで撮ってTwitterへUP、梱包作業を済ませます。

③荷解き→④めっちゃ簡単に落丁(本のページがぬけおちていること。)や印刷時のインクミスをチェックする。
大量に印刷すればするほど落丁の確立が上がるらしいですが、一応パラパラと簡単なチェックをしています。
インクミスは一度だけ、2冊目の『Dear, Baby, Honey, Sugar!【2023年1月再販】』にてちーーーさく白地のカバーに黒インクの染みがぽつんと付いていたので自身用に回しました。

⑤市販の梱包袋に同人誌(時にはメッセージメモやノベルティも込みで)を入れる。
過去にノベルティはネットプリントした印刷物とルールブックの中綴じ本を梱包しました。
梱包に時間を取られたくない為、上記のおまけに関しても全て作成は済ませた上で①から作業しています。
今のご時世ならではですが、4冊目以降は手首まで消毒を済ませて手袋装着、更に抗菌作用のあるウエットティッシュにて嵌めた手袋を綺麗に拭って乾かしてから触るようにしています。
何もそこまで~と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、流行り病が鎮火されるまではやるに越したことは無いのかなと。
ここから春先までクラスター発生が多発する季節ですので、お勧めします。
後は換毛が多いペットを飼育されている方は混入の可能性も考えて梱包作業の場所などは気を付けるべきかなと思います。個人のやり取りですとついつい緩くなりがちですが、こういう衛生面はやりすぎなくらいで十分リスクヘッジに繋がります。

⑥大量購入した撥水機能付きの梱包袋その2に入れて封をする。
ノベルティを付ける際は忘れないように二度チェックをするべきです。(過去に何度かやらかしてしっかり張り付いた糊部分をカッターナイフでこそぎ切り、再梱包した者より。)

以上で発送準備までは完了です。
既刊と同じ梱包材を使用している場合は混ざらないように新刊に色付きや形の違うシールを付けて区別していました。

⑧注文が来たタイミングで宛名シールに送り先を記入する。
この作業を最悪イベントの前日までに済ませておけば、当日は通知を確認し、送り先記入の作業にスムーズに進むことが出来ます。
あまり字が綺麗では無いのでちょっと恥ずかしいのですが一筆一筆大事に有難うの気持ちを込めて宛先のお名前と住所を書いてます。
この時間が本当に楽しい。大好きです。
作ってよかったなぁとか感想くれたら嬉しいなぁとか色んなことを考えてますし同人誌に関しては感想を頂ける機会がSNSよりも少ないですので、時折頂けるとめちゃくちゃ元気が出ます。
BOOTHのチャットで頂いたり、最近ではpixivのマイピク申請のタイミングで「購入しました!」とお声がけ頂けるので凄く嬉しいんですよね。頂いた喜びを良い循環にするために、私も手に入れた御本は少しずつ消化してメッセージとして送らせて頂いてます。

⑨郵便局へ向かい普通郵便で郵送。
発送準備が全て整いましたら後は送るだけです。
私の場合は生活動線内に郵便局がある為、比較的楽に発送出来ている方だと思います。
発送方法もたくさん方法がありますのでご自身に合うやり方を調べてみて下さい。
本の分厚さと縦横サイズ・重さによっては内側の梱包のみでゆうパックを購入する方が安い場合もありますので。
ゆうパックとは↓
ゆうパック | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)

中にはお住まいのエリアごとにボックス投函しておけば勝手に発送されるシステムや、匿名配送システムを使いコンビニでやり取りするなど、郵便局へ行かないパターンもあります。
どれもメリット・デメリットありますので参考になる記事を貼っておきます。
同人サークル向け自家通販発送方法比較表まとめ - Togetter

便利なシステムが普及することは良いのですが「結局どれが一番お得なの?」と、比較する手間もあるので迷いますよね~。私も現状では普通郵便ですが、アンソロジーの計画も行っているので発行部数を考えるとBOOTHでは無い方法で頒布すべきか否か検討している所です。

今回はいちパターンにすぎませんので経験者の方から情報を沢山仕入れことをお勧めします。
なるべく費用を抑えて、かつ効率的に作業を進めたいですもんね。

次回は何を書こうかな、また思いつきましたらアップします。
それでは。

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