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🦠COVID-19🦠が残す妙な葛藤。リモートワーク?オフィス通勤?それとも。。。

「中国でコロナっていうウイルスが蔓延してきてるらしいよ。お前、日本が国境封鎖するまでにアメリカから帰ってこいよ。」って言われたあの2020年2月。僕は前職の仕事の関係でアメリカに2週間ほど滞在していた。
誰しもがこんな長丁場で闘わなければならないと思っていなかったこの新型コロナウイルス。もう早くも2年の年月が経ってしまっているし、新型株のオミクロンで連日「過去最多」のオンパレード。一体これからどうなるんだろう、また新種の株が出て過去最多を更新するような事態になるのだろうか。

2020年3月の頃は皆パニックの中、「リモートワーク」というものが徐々に始まり、今では僕も含めリモートワークが当たり前という人もかなり多くなった。
だが2018年〜2019年の頃、東京オリンピック2020の時は公共の交通機関や高速道路の規制などから「リモートワーク」を推奨する声も出ていたが、「この紙社会、未だFAX使ってる日本でリモートなんて無理っしょ」ってかつての同僚と冷笑していたことを覚えている。そういう意味では本当に新型コロナウイルスって従来の日本の在り方をガラッと変えたなと感じる。

しかし、エッセンシャルワーカーや製造業などの企業でオフィスや工場での勤務を要する人を除いて、物理的にリモートワークができる人たちはこのポストコロナの働き方の在り方、特に『効率性』という観点で一体どう思っている人が多いんだろうか。
とういうことで、先日興味本位でLinkedInでpoll機能というものを使ってみた(どんな機能なのか興味があったっていうのも強い)。

リモートとオフィスワーク、どちらの方が総合的に業務の効率化が上がると思いますか?

結果、リモートワークの方が効率性が上がると答えた人が全体の88%(実際は87.5%)を占めた。(てかなんで合計101%になんの。。。?笑)
これは僕も同感で、リモートワークの方が周りに同僚や上司がいないので自分のゾーンに入れるし、あれやこれやタスクの進行度がオフィスで仕事しているよりも遥かに早く感じる。あと、一番でかいのは毎日の『通勤』というマジで無駄な時間。往復1時間の無駄な時間を「あのマーケキャンペーンのアセットを作ろう」とか「あのクライアントに電話してMTGセットしよう」などかなり有効活用ができる。

ただ、LinkedInのpollでコメントいただいたり個別にヒアリングした人から共通して言えるのが「ハイブリッド」という言葉だった。これには激しく賛成でそんな働き方が今後主流になってほしいなと思う。
「効率性」という点では確かにリモートワークの方が遥かに高いと思うが、「連携」や「小さな確認・相談」、「人間関係」はやはり対面の方が確実に良い。ただ、コロナが鎮圧されてきたから「週5オフィス通勤マスト」というのではなく、リモートとオフィス通勤のハイブリッドが今後あってほしい働き方だなと感じる。やはり上司やチームとの連携や信頼関係構築という点では対面の方がスムーズだし、なにせ人間味を感じられるのでそういうワークスタイルは大賛成だ。

2021年7月21日のWorld Economic Forumにある記事(英語)には、29カ国の12,500人の会社員がオフィス通勤の柔軟性を求めている(全体の66%)。それに全体の1/3が週5のオフィス通勤を強要されるとその仕事を離職する(または予定)と答えているようだ。やはりポストコロナの働き方は著しく変わるんだろうなと改めて思う。

実際、友人と話していても「コロナが落ち着いてオフィス通勤強要されたら絶対会社辞める!」って言っている人も多いので、今後、会社の従業員に対する働き方という点をしっかり検討する必要があると感じた。

まだまだ油断が許せない新型コロナウイルスの猛威だが、ポストコロナに向け、週2~3回のハイブリッド通勤にも慣れるためにも長期間のリモートワークに慣れてしまっている人はリハビリをする必要があるのかも?

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