ちいさなbook cafeかとぶん【ジオジオのかんむり】ブックレビュー
私の夢、ちいさなbook cafeの準備がはじまりました。お店はまだ白い箱ですが、少しずつ少しずつ進んでいます。
「かとぶん」っていう名前は、あるおばあちゃんがやっていた「加藤文具店」の愛称です。地元の子どもたちに愛された場所でした。
おばあちゃんが大往生で亡くなり、お家を建て替える事になり、孫夫婦がその場所で新たなかとぶんを作る事になりました。
私の書いていた「並べて楽しい絵本の世界」を読んでいた孫夫婦が、新しい「かとぶん」を一緒にやろうと声をかけてくれたのが2年前。
でも、建て替えを待っているその間に、世界がガラガラと崩れていくかのような出来事が、つぎつぎと起って、「並べて楽しい絵本の世界」の外に向けての「ドア」が、ばたんと閉まってうんともすんとも動かなくなってしまいました。
このnotoの更新ができなくなってしまいました。
一冊一冊の絵本のなかには、こんなにも大事な種があるのに、それをどこに蒔けばいいんだろう・・・
どのような水を与えたらよいのだろう。
空を見上げては茫然としているような毎日でした。
自分はなんて弱いのだろうと思いました。
日々の営みは何事もないかのように過ぎていきます。
相変わらず寝ても覚めても読書とコーヒーの毎日も変わりません。
でもどうして記事が書けなくなってしまったんだろう。
手元の絵本は増えていくのに。
種を蒔く場所も準備されているのに。
ちいさなbook cafeかとぶんが出来上がる前に、できることをやらなくちゃ!
毎日自分を励ましています。
【並べて楽しい絵本の世界】
歳をとった百獣の王ライオン
皆に恐れられてきたライオンはひとりぼっち
つまらなそうにしているジオジオの前に小鳥があらわれて、自分の産んだたまごが動物たちに盗まれてしまうと言います。
ならば、自分の頭に戴くこのかんむりの中に産んだらどうだろう、自分にはほかの動物たちは近寄ってこない。、
ジオジオのかんむりに守られて生まれた小鳥たち。
彼のたてがみや、しっぽにとまってなきます。
目が見えなくなってきたジオジオは、その小鳥たちの声を嬉しそうに聞いています。
ちいさな種をポトンと、私に植え付けてくれた一冊です。
お読みいただきありがとうございます。
【並べて楽しい絵本の世界】少しずつ更新していきたいと思います。
【かとぶん】では絵本を並べて、美味しいコーヒーを入れようと思います。
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