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あのツイートの真相〜ホストの仕事とは〜




僕が1月度topdandyの月間No. 1を獲り

発した言葉がSNSで話題となった。




面白い!もっとやって!

という意見もあれば

調子にのるな

と反感もたくさん買った。

「かのうせいは変わった」

「売れてから調子に乗った」


アサ・ウェザーさんのツイート



めちゃくちゃエゴサした。


というのも、

ぼくはこの記事を書くつもり

あえて尖ったツイートをしていたので

そこに皆がどんな反応するか見たかったからだ。



あるグループの上の方にいるらしい立場の人
この人にきっといい彼女はできない。



ぼくとしては正直どんな反応でもよかった。

しかし、とても大切な仕事についての考え方が、

僕のツイートには含まれていた。


今回はこの発言について解説していく。



まずワンケースってなに?


ワンケースとは缶チューハイ24本のことである。

すらっとワンケース


ホストクラブでは缶チューハイをメインに飲まれることが多い。


みんなで楽しく飲んだり、

ホストの売り上げを上げるために使われたりもする。

値段は総額5万円ほど。


量が多いため

たくさんのホストで飲むことになる。


ホストクラブでは「コスパが良い飲み方」として知られている。


ぼくはこのような注文の仕方をしない。

理由は、将来的な大きな売上につながらないと考えるからだ。

(飲み方を否定はしていない)


酒をのまない


僕はホストの仕事でお酒を飲むのをやめた。


理由は3つだ。

①お酒でパフォーマンスが下がる


②売上の限界がある


③飲み営業で高額ボトルは降りない


1つ1つ解説していく。


飲みすぎてお店で寝ているぼく


①パフォーマンスの低下

まずぼくはお酒が弱い

缶チューハイ1本でベロベロになれる絶対的な自信がある。

でも今までは無理して飲むことが多かった。

場の雰囲気を壊したくないとか、

相手につまらないと思われたら嫌だなとか。

そもそも飲めなくて指名されなくなるのが怖かった。

でも飲めば体は疲れる、生活も乱れるし、

腎臓も悪くしたことがあった。

そして、酔うと判断力が下がる

お客様を傷つけたりがっかりさせたりすることがたくさんあった。

とにかくお酒と体の相性が悪い。


だったら、お客様の範囲は狭くなるけど、

飲まなくても理解してくれる人から指名

をもらえるように心がけた。


お酒の失敗エピソードもたくさんある


②必死に飲んで上がる売上

僕には月間1000万売るという目標があった。

例えばすらっとワンケースのんで会計が8万だとしよう。

それを全ての席でやるとしたら


月に125回の来店

1日に5名の来店が必要になる。


絶対に無理。半分でも無理。


必死に飲んでも1000万売れない…。

だからこそ発想を切り替えて、



・楽しい空間を自分なりにつくること

・お客様との関係性をつくること

・お酒を飲まないことを理解してもらうこと


を意識した。



③高額を使う人の特徴


お酒を飲むことをやめて

売上をあげるにはまず

「なぜこのお客様は高額を使うのか」

を知る必要がある。


ぼくなりにたくさん調査をして出した答えは

酒を飲みたくて高額ボトルを入れてる人は1人もいない。

簡単な言葉でまとめると

「好きで応援したい」 から高額を使う。


だから

「酒がのめないなら高いものは頼まないよ」

このようなお客様はほとんどいないということだ。



もちろんお酒は飲めるに越したことはない。

むしろ飲めた方がいい。

しかし、「売れるための絶対条件」ではない。

ことがわかった。


topdandyで高額を使うお客様を

たくさんみてきてぼくは気がついた。


以上の3つの理由により、

お酒をたくさん飲んで

仕事することをぼくはやめた。


オリシャンも基本ノンアル


高級ブランデーを入れてもらう方が難しい


そこそこの売上なら正直

無理して酒を飲んでを繰り返していた方が

売上はあがりやすい。


しかし、爆発的な売上をつくりたいのなら、

それではうまくいかない。

シラフの状態で何百万円も

使っていただくほうがむずかしい。

だけどそこにホストとして

さらには人としての真価が問われる。

お客様も

信用できない人」「好きでもない人

には絶対に大金は使いたくない。


ましてや何百万、何千万という世界だ。

だから決して

飲まない =  仕事が楽になる

ことはない。



むしろ高級ブランデー1本入れてもらう方が

当たり前に難しい。


高級ボトルハーディラリック(1630万)




自分の強みで戦っていく


ここまで飲み営業について

少し否定的に書いたが、誤解しないでほしい。

あくまで、

「お酒が弱い僕の戦い方」を書いたまでだ。


当然、ぼくがお酒が強くて大好きだとしたら、

仕事のやり方は変わる。


しかし、ホストにおいては「強みを伸ばす」方が絶対にいい。

強みが「個性」にもなるし、

逆に苦手な部分は「人間味」になるからだ。

このことは他の記事でも書きたい。



お酒が弱いなら弱いなりに戦い方がある。

得意な部分を磨けばそれでいい。

なんとか周りに助けてもらえる環境があるなら。


ホストは個人戦ではくチーム戦



まとめ


このような経緯からぼくは

お酒を飲んでホストをすることをやめた。


この記事を読んで、ホストのみならず

今の仕事で悩んでいる人や

苦手なことが多くて困っている人。

何かヒントを得てくれたら嬉しい。

視点を変えて取り組んだら意外と

うまくいくこともあるからね。


最後に一言


お前がアンチツイートをしている時、俺はそれをネタに記事を書き、情報を発信している。


じゃあ、またな🖐️



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